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昨日記20210617 木(立憲の経済政策に関連しコメント投稿 ノート作成)

2021年06月19日 20時41分40秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
FBを見ていると、立憲の経済政策の中間報告が発表されていたので読み、それに関して思ったことをコメントし投稿した。

所得の再配分は当然のことであり、貧困層をなくするのは、まず所得の再配分が必要で、それができるのは政府だけである。
コロナ禍や災害時における各種給付金も、ある意味所得の再配分である。
ここ10年以上前から所得の再配分に対する、西側諸国の考え方が変化しているように見える。
一時期、北欧では実験的にベーシックインカムを導入した国もあったようだが、継続していないが、これも所得の再配分である。
ただ、ベーシックインカムは、新自由主義者(維新関連)からも提唱されることがあるが、富の再配分が目的ではなく、福祉事務の軽減と福祉予算の切り下げを意味することが多く注意が必要である。
また、ピケティ氏が「21世紀の資本」で明らかにしたように、資産家はより豊かになり、中間層や貧困層との格差は増大することや、トリクルダウンはなく、中間層は没落する傾向にあることを学問的に明らかにした影響は大きく、格差問題への関心は高まった。
こうした、最近の経済に対する議論と、現状のコロナ禍の貧困問題を考えあわせた場合、富の再配分は必要不可欠と考えた。
そもそも資産家たちは働かずして、資産運用だけで富を増やし蓄積することが多く、そうした不労収益には、倫理的に考えても税を課すべきという考えもある。
国民の生活を安定させたうえで、生産性の高い仕事や労働を創出し、国民所得を上げることが必要と考えるが、立憲の経済政策の中間報告は的を得たものと思った。
しかし、伝統的に左派勢力は、産業経済政策に弱い場合が多く、富の再配分や福祉に関して主張するが、それらの富の原資となる産業の活性化=経済振興は、どん体制であっても不可欠の政治問題である。
財源のない予算は組めないのだ。
今回は、中間報告ということもあり、経済政策で産業政策に言及していないことは仕方ないので、福祉の財源である産業政策について思うところをコメントに書いた。

菅政権も選挙対策を兼ねて、骨太の経済政策を出したが、共通するところは多い。
最先端の技術(バイオ ICT・・・)を伸ばし、クリーンエネルギーの実用化を促進すべしということを書いた。
コメントには、書いていないが、農林水産業の技術革新も重要だ。
例えば林業の活性化(例:里山資本主義)農業の自動化・ブランド化、養殖漁業の推進。
農林水産業全体の、温暖化対策と、激化する風水害対応と、さらなる省力化効率化が必要だろう。
また消費構造の革新的変更も重要だろう。
すなわち、現在効率を追求した結果、大量生産、大量消費の結果、農産物では大量の規格外作物が発生し廃棄されているというし、また豊作時の価格下落による廃棄処分もんだいもある。
規格外主賓の大量廃棄や豊作による大量廃棄等の問題は、例えば農産物を下処理状態まで加工した物(例:キャベツなら芯や太い葉脈を取り除き葉の部分だけを千切りにする)を安価に冷蔵するとか、乾燥食品化するとか、といった新技術の開発で農産物の価格安定化はできないものだろうか。
林業では管理が行き届かない山の手入れの問題や、大量の間伐材の再利用や高付加価値化への用途開発も必要だろう。
規格外農林水産物の、廃棄処分は非効率であり、結果として必然的に消費価格に転嫁されているが、こうした問題は工業生産の歩留まり改善問題とも共通する。
農産物の場合、新たな有効利用または消費チャンネルの創造(多分一部はすでにネットでマーケット創造そしているだろう)といったことも考えられる。(行政による仕組みづくり)
上記のようなことが、農林水産業についても考えられる。
(例:数十年前までは、海の「あおさ」は漁師さえ食べない藻の一種だったが、今ではスーパーに乾燥あおさとして売られている。)

この日は昼一番からスーパーに買い出しに行った。
その後帰宅し、食料品を置いてすぐにメトロに乗り、中央図書館に出かけた。
しかし、この日は休館日だったので、図書館に予約しておいた本を受け取ることができなかった。
仕方なく、図書館近くのファストフードに出かけた。
この日は、リュックに、タブレット端末とキーボードとマウスと、先日読了した本(「哲学の起源」柄谷行人著 岩波書店)を持って行ったので、ファストフードで、読み残した附録を読み、タブレットのノートに、附録のセクションとページを追加し、本を読みながら重要な点をノートに記入した。
後で見直すと、なかなかいいノートが出来上がっていた。
「哲学の起原」のノートについては、これまで使い方の習熟やリンクや全体の構成についてリンクやセクションとページといったフォームに関係するような、外形的試行錯誤してきたのでほとんど内容については入力してこなかった。
そんなわけで、改めて最初から入力してみようと考えているが、かなり時間がかかりそうだ、
帰宅後は、夕食後深夜まで副食づくりを行った。

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