先週末から、テレビの前から離れられなくなり、ネットでは震災関連の情報をいやというほど、読みました。
津波に飲み込まれる街の映像をみていると、こちらまで息苦しくなるくらいです。
今日、仕事から帰ってきて、テレビをふとみると、小学生くらいの女の子がインタビューを受けてました。
確か、
「帰るところがあることがどれだけ幸せなことか…、家族がいることがどれだけ幸せなことか…。」
そんなことを話していたと思います。
いやいや、そんな感謝の気持ちを持たなければならないのは、私たちのほうだ…。
生きていることに感謝しないといけない…。
普通に生活できていることを申し訳なくも思いつつも、自分にできることは何か?ということを考えずにはいられません。
被災地に飛んでいきたいと思っている医療者はきっと多いことでしょう。
何か、手助けになることをしたいと思っている人も多いことでしょう。
もどかしくて、マスコミの報道や関係者のあり方に憤りを感じるのも仕方のないことかもしれません。
自分にできることは、被災地の方々に、直接的なお手伝いをすることだけではないと思っています。
考えてみると、自分にできることは結構あるのではないかと思います。
亡くなられた方の冥福を祈ること、一人でも多くの人が助かることを祈ること。
何より、日々の生活が「在る」ことを感謝すること。
これも、自分にできること、だと思っています。