昨年度末に緩和ケア病棟に有線を導入することになりました。
工事はまだ半ばですが、一部のスペースで有線の音楽などを楽しめるようになりました。
病棟のエントランスは有線が流れるようになり、チューナーはナースステーションにあります。
大晦日から元旦にかけての夜勤だったポンとしましては、どの有線のチャンネルにしようかなーと…、穏やかな夜勤であったがゆえに、わくわくしておりました。
まず、消灯までの時間は、なごんでお仕事をしようかしら?と思ったので、ハワイアンの音楽にしました。
・・・んん。
ハワイアンってええねんけど、仕事モードの雰囲気の中ではやる気がなくなるわーと思ったー。
しかも、お部屋から大音量で流されていた紅白のテレビの音にかき消されそうだった…。
消灯以降、少し音を小さくして、川のせせらぎの音に…。
そして、元旦になり、日勤者が出勤してくる頃には、琴の音にして、正月を演出…。
「ああ。スタッフのみなさま、今年もよろしくねー、元旦の勤務大変ねー。」なんぞの挨拶を済ませて申し送りが始まる…。
そして、申し送り前から申し送り終了時あたりといえば、患者さんの朝食タイム。お正月といえど、患者さんの心身の状態にはあまり?変化はないのも仕方のないことで…。
とにかく、「ひとりにしないで、さみしいよ」と嘆く患者さんをナースステーションにお連れして、優先の音楽を聴いていただく。
唱歌にしてみましたが、患者さんは流れている曲に関係なく歌い始めました。
「と~~~しのは~~じめの~た~めし~~とて~~~」♪
一緒に歌ってみた。
が。
そっから先、ポンは知りませんがな。あとは、ハミング隊になりすまし~~。
「3番もあるで」といいながら、つぶやくように歌っていた患者さん。
その後は、演歌をやや音量を上げて流してみました。
ちょっと、口ずさめる曲はあるかな???と思いつつ。
ラウンドしていたスタッフからは、「病院ちゃうみたーい」との声が…。
ま、それもええんとちゃうかー。
病院らしくない病院。どんとこいっ。
有線の活用法、もっとあるかもーと思った元旦の夜勤明けでありました。
話は変わりますが。
さ。
もう1回。
今年もよろしくお願いします。
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