
毎日、スタッフ業務をこなす毎日。
日勤が続くと、正直にいうと、へとへと…。
明後日はこの職場での初夜勤です。
夜勤なんて、とても新鮮な感覚。
久しぶりですもの。
緩和ケア病棟。
日本のどこにいっても、緩和ケア病棟ならば、緩和ケア病棟。
あ。
かなり意味不明なことをつぶやいてますが、実際に、こんなことをつぶやきたくなります。
病院が変われば、緩和ケアをどうやってやっていくのかが違うものなのだな…って。
正直にいうと、
この職場で患者さんのいろいろなお手伝いをさせていただいているけど、今一つお手伝いできていないような感覚が自分の体中に充満しています。
それが、なぜか。
自分の心の中ではわかっているのだけど、それを、どのような言葉で、どのような形で、
そして、誰に伝えるべきか、考えています。
私がここ数年思うのは、患者さんへのケアのアウトカムも大切ですが、
人の最期に寄り添わせていただく場合、「だれもが望む素敵なアウトカム」が得られないことがほとんどなので、アウトカムよりも、プロセスを大切にしないといけないと思うのです。
困ったなと思うことに対する「これ」という解決策がみつからなくなるのも、この時期の特徴。
そんな時期にはチームでのアプローチが欠かせません。
おそらく、私がつぶやいてしまうのは、チームという観点で今の職場を見ているからだと思います。
今の職場への不満ではありません。
今の職場で勤務してみて、おそらく…、自分だから見えるありがたい視点もあるのかもしれないと思っています。
(ひとつの職場だけで勤務しているというわけではないので)
日々、様々なことを感じて、考えさせられていますが、ここにきて確信したのは、
「自分がいかにうまく(スペシャリストとして)動けるか、ケアができるか」よりも、
『いかにチームが協働できるか』がとても大切だ、ということです。
そしたら、スペシャリストとしての活動につながっていくものだと…。
ちらほら、ケアのことなどの相談を受けることがありますが、いまだに、業務の「これこれができてませんよ」ってな、基本的なところのご指摘を受けるくらいの自分がスペシャリストです!ってやっていくのも何だかおかしな気もします。
とりあえず、もう少し、長い目で見ていくことにします。

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