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今日は、全国的に、雪!!
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今日は、私は本来ならお休みですが、一般病棟に気になる患者さんがいたので、出勤してました。
ひと仕事を終えて、せっかくだから、ということで、雪だるまを作成?することにしました。
ある患者さんの娘ちゃんも、雪だるま作成に参戦!
患者さんに雪だるまをみてもらうために、2体?ほどを作りました。
あるご家族は写メを撮って喜んでくれてました。
で。
その娘ちゃん。
娘ちゃんのお父さんは入院中。
とても、心身ともに、調子が優れない。
そんなこともあって、娘ちゃんに、お父さんのために雪だるまを作ろうと提案しようと思ったのですが、もう、既に胴体を作っていました。
よし、これは、仕上げるしかないなーと思い、娘ちゃんと一緒に作りました。
雪だるまを作りながら、お父さんの調子が悪くて、お父さんとの会話もままならない、この娘ちゃんの気持ちはどんな感じだろう?とずっと気になっていました。
雪だるまを作っていると、娘ちゃんは学校のことや家のことなど、息が切れるんじゃないの?と思うくらい、たくさん「こんなことがあった」とお話をしてくれました。
私も、「そうかー」「すごいねー」「それで、それで?」と、いっぱい、お話を聴きました。
お父さんは大変だけど、子どもは子どもなりに、普段の生活をちゃんとできているのを確認できて、とても安心しました。
雪だるまは完成しました。
私の思いつきで、雪だるまは「豚ちゃん風」。
娘ちゃんが楽しそうに作ってくれた豚ちゃん雪だるま。
「お父さんがみてくれたらいいねー」と願いながら作った雪だるま。
お母さんの話によると、お父さんは雪だるまを見てくれたそうです。
実は、雪だるまを見れた、ということだけでも、そのお父さんにしてはすごいことなのでした。
休日出勤でぼやいていたのですが、雪の日がくれたいろんな人へのプレゼントだと思いました。
何よりも…。私がめっちゃ、雪だるま作成を楽しんでおりましたが~~。
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この日は、お子ちゃまよりも、私の方が一番、雪だるまを作るのを楽しんでいたと思います。
子どもさんのケアって、普段から、あまりできていないな。。。という反省があって、どうやってケアしてあげたらいいんだろ?と模索中です。
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私は、最近、いろんなところで、コミュニケーションが充分じゃなくて、うまくいかないことって多いのではないかと思っています。
多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない。
お互いが、「話せてる」という感覚がもてないと、うまくいかないものだと実感しています。
これって、「自分のことを話してばかり」ということにも通ずるものかもしれません。
自分のことを反省しつつ…。
確かに。心の余裕がなくなると、視点を変えてみたり、じっくりとみつめることができなくて、視野が狭くなることが多いですね…。
いかん、いかん…。
↑
大いに、反省。
話を聴いてあげる本当に大事ですよね。子供なら特に・・・もしかしたらご家族はお父さんにかかりきりで、娘ちゃんが普段話たいことを聞いてあげられる余裕がないのかもしれないですよね。
緩和ケアとは関係ないですが、最近の世の中、自分のことを話してばかりの人が増えた気がします。私に心の余裕がなくなったからなのかもしれないけれど。