ミシェル・ヨー主演の ザ・レディ。
アウンサンスーチーに扮する M・ヨーは なんか、ご本人が乗り移ったかと思う程、全身・スーチー女史!
それにしても~~~フツーの主婦であった、スーチー女史の怒涛の人生。
ミャンマーの軍事政権の歴史は 目をつぶりたくなるシーン続出で、それだけに 誇り高いスーチー女史が際立つのだが、 しみじみ今の日本に生きていることは恵まれている、と。
ミャンマーを訪れたのは、(私が)10年以上昔だが、 此処に、スーチーさんが暮らしています、とバスの窓越しに軟禁されているお住まいを拝見。
その裏側には この様な経緯があったことを映画を通して、知った。
つい最近、軟禁を解かれ、記者会見で ミャンマーの軍を恨みますか??と 記者に問われ、
「いいえ、御蔭で、本がたっぷり読めました」と答えた、と新聞記事で知った。
哀しみを乗り越えた方は、なんて崇高なのだろう、と思いもしたが、スーチー女史の人生は それ程、単純ではなく 苦しい決断の末に 今があることを知る。
多くの人達に観て欲しい映画。 私は有楽町で観た。 (茨城にはかからない)