SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

凶暴で攻撃的な⚪︎⚪︎

2015-09-06 23:37:12 | まじめな話
2週間ほど前にFacebookで紹介されていたビデオを見て、笑った後に色々考え込んだこと。


「あ~書く書くって言って放ったらかしてたうちのひとつね。やっと書くのね。」

はいそうですよ。長いこと手をつけずに放っていましたよ。


ビデオを紹介していたのはピットブルの保護団体であるBAD RAP。
BAD RAPと言えば、マイケル・ヴィックのところから保護されたピットブル達の
査定やリハビリに協力し、たくさんの犬達を引き取った団体ですね。
(詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。 ヴィックの犬たち )

そのピットブルへの深い愛と情熱を抱くBAD RAPの人たちが「あるあるwww」と
笑ってしまったというビデオがこちら。
「ピットブルオーナーの攻撃から身を守る方法。」


ざっと訳しますと

1.和やかなホームパーティーの場。「ところで、うちでも犬を飼おうかと思ってるんだ」と男性が言うや否や
「ピットブルにしたら?私もレスキューから引き取ったのよ!!!すっごいいい子なのー。
 あーた達、年間にどれほどたくさんのピットブルが殺処分されてるか知ってる?」とエキサイトする女性。
ドン引きして、うなずくだけの二人。

ここで解説のカレンさん登場。
「うっわー、怖いですねえ。年間約400万人がピットブルオーナーの攻撃の犠牲になっていると言われます。
 そこでピットブルオーナーの攻撃から身を守る方法を紹介しましょう。」

「まず、攻撃が開始される時に発せられるシグナルを知ること。
具体的には・目を細める・歯をむき出す・統計の数字をとうとうと語り始める。

パニクらずに落ち着いて。ピットオーナーはあなたの恐怖を嗅ぎつけますからね。
攻撃が始まったら、何も言わずにただうなずくこと。これ大事。」


「私はこわくないんだけどね~。」

2.場面が変わって職場での何気ない世間話風景。被害者はまたもジャックさん。
「これ僕の犬なんだ~。レスキュー犬なんだよ。」とPCの壁紙を見せられ「わ~大きいね」と言った瞬間
「え?それどういう意味で言ってるの?うちのマーシャが危険だって言いたいの?」と詰め寄られるジャックさん。

そして解説のカレンさん登場。
「やっちゃいましたねえ。ピットブルオーナーがビビッドに反応する地雷を踏んでしまったんですねえ。
 攻撃を受けたら顔、耳、喉を守ることを忘れずに(なんでだよ 笑)
 ピットオーナーと会話をする時に避けるべきキーワードは次の通り。
・ピットブル(え!?)・里親・マイケルヴィック(笑)・犬種・犬(えええっ!)ハロー(ぃええっ?)・瞬きするだけでも危険が…。


「ジャックさんたいへんだねえ。」

3.そして極めつけ。道路で知らない人から攻撃をうけるジャックさん。
道を歩いていたら向こうから犬連れの男性が来たので、少しずれて道を譲ったら......
「今避けたろ!?俺の犬がピットだから避けたんだろ?ええっ?差別主義者め!」
気の毒なジャックさん。

そしてカレンさんの解説。
「こういう状況であなたが生き残れる道はただ一つ。その場で寝転んで死んだフリです!(ホンマか 笑)」

そして最後に
「悪いのはピットブルじゃありません。問題はオーナーです。」
↑もはやテンプレートのようなこのセリフをパロディに使うセンスの良さ。

いよいよ〆っていうかオチ。
「ピットブルは素晴らしい。むしろロットワイラーの方が注意しなきゃ。」

そして見るからにロット命という感じのおじさんが登場する、と(笑)


さて、BAD RAPのアカウントでも書かれていたことなのですが
「何かを伝えたい時についつい熱くなり過ぎてヤッチマッタ!ってなることあるよね。気をつけなきゃ。」って。

ここではピットブルの飼い主がターゲットになっているけれど、これって他の犬でも「あるある」ですよね。
特に保護犬とか保護活動とかではなおさら。

熱くなり過ぎて、相手を引かせてしまったり、「怖いよね~。」と距離を置かれてしまったり。
これは本当にもったいないことですよね。
私の感覚では、経験豊富で思慮深い人ほど表面温度が高くない気がします。
表面は意外と熱くないんだけど、中の温度はしっかりと温かい。それが理想。



「あ~熱々のごはんは食べられないけど、冷めると食べやすいってこと?」

いんや、そういうことじゃない。ん、待てよ。そういうことかな?


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コメント (4)
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