タイトルを見て驚かれた方も、チラッとSNSなどで見かけたという方も、私よりも詳しくご存知の方もいるかもしれませんが
今朝飛び込んできたニュースをご報告しておきますね。
ことの起こりは2月26日に放送されたCesar911の中での出来事。
番組の中でのブタの扱いについて、あるアニマルライツアクティビストから「動物虐待ではないか?」との通報が有り
地元のアニマルコントロールとシェリフがドッグサイコロジーセンターに調査に出向いたというもの。
実は私、この放送を見ていないのであれこれと見解を述べることはできません。
批判する人々とナショナルジオグラフィックの両方が短いビデオを発表しているけれど
短く編集されたものだけで判断はできないですしね。
さて、ロサンゼルスタイムスなどで報道されているニュースの内容をまとめますと......。
2月26日の放送で、飼い主から相談を受けたのはフレンチブルとボストンテリアのミックスであるサイモン。
サイモンは他の動物への攻撃性が酷く、同じ飼い主のペットだったブタ2匹を殺してしまったと前歴があります。
番組の中で、サイモンはドッグサイコロジーセンターに連れてこられてリハビリを受けました。
その過程で、センターで飼われている数匹のブタと一緒に広場の中で過ごすという時間がありました。
その時にサイモンはブタに襲いかかり、一匹の耳に裂傷を負わせてしまいました。
その日のセッションはそれで終了。サイモンとブタたちは引き離されました。
翌日にはピットブルのジュニアとサイモン、そして同じ顔ぶれのブタたちが再び対面。
前日怪我をしたブタにハーネスを着け、そこにサイモンのリードをつないでのセッション。
これをきっかけにサイモンはセンターの他の動物とも穏やかに接することができるようになったという結末でした。
動物虐待との通報が寄せられたのはブタたちとの初回のセッション。
犬にブタを襲わせるのは動物虐待に当たるのではないかというものでした。
通報者の言い分では、センターのスタッフの男性が襲われたブタの後ろ足をつかむ映像が確認されており
ブタが叫び声をあげたために、サイモンが刺激されて襲撃につながったとのこと。
捜査は怪我をしたブタの医療記録、当日の全ての目撃者の証言などを総合して、
今回の件が動物虐待の犯罪として立件されるか否かを決定すると発表されています。
ナショナルジオグラフィック側は、上記のようなアクシデントの経緯を説明した上で
怪我をしたブタはただちに手当を受け傷は回復、現在心理的なダメージの様子は見られないとしています。
サイモンはリハビリテーションを受けて、殺処分になることもなく飼い主と暮らしています。
「で?おかーさんはどー思うの?」
先に書いた通り、おかーさんは番組全部見てないから、何とも言えないんだよ。
LAタイムスにはアニマルコントロールの捜査官の談話も載っているんだけど
その人も捜査には出来事の前後関係を把握することが大切と言っている通り
糾弾のために編集されたビデオも、番組のハッピーエンドの宣伝ビデオも、一方だけ見ての判断はできないし。
木曜日の夜、シーザーさんの自宅に捜査官やシェリフが訪れたそうですが、シーザーさんは州外に出張中で
対応したのは未成年の息子さんだったと書かれています。きっとカルヴィン君ですね。心細かっただろうなあ。
「でもシーザーさんじゃなかったら、サイモンはきっとどこかに連れて行かれてたよね。」
うん、それはほぼ確実だと思う。
シーザーさん以外のトレーナーだったら9割方はサイモンのリハビリは引き受けないで殺処分を勧めるでしょうね。
続報が有れば、またここで報告しますね。
あ、ロサンゼルスタイムスの記事原文はこちらです。
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今朝飛び込んできたニュースをご報告しておきますね。
ことの起こりは2月26日に放送されたCesar911の中での出来事。
番組の中でのブタの扱いについて、あるアニマルライツアクティビストから「動物虐待ではないか?」との通報が有り
地元のアニマルコントロールとシェリフがドッグサイコロジーセンターに調査に出向いたというもの。
実は私、この放送を見ていないのであれこれと見解を述べることはできません。
批判する人々とナショナルジオグラフィックの両方が短いビデオを発表しているけれど
短く編集されたものだけで判断はできないですしね。
さて、ロサンゼルスタイムスなどで報道されているニュースの内容をまとめますと......。
2月26日の放送で、飼い主から相談を受けたのはフレンチブルとボストンテリアのミックスであるサイモン。
サイモンは他の動物への攻撃性が酷く、同じ飼い主のペットだったブタ2匹を殺してしまったと前歴があります。
番組の中で、サイモンはドッグサイコロジーセンターに連れてこられてリハビリを受けました。
その過程で、センターで飼われている数匹のブタと一緒に広場の中で過ごすという時間がありました。
その時にサイモンはブタに襲いかかり、一匹の耳に裂傷を負わせてしまいました。
その日のセッションはそれで終了。サイモンとブタたちは引き離されました。
翌日にはピットブルのジュニアとサイモン、そして同じ顔ぶれのブタたちが再び対面。
前日怪我をしたブタにハーネスを着け、そこにサイモンのリードをつないでのセッション。
これをきっかけにサイモンはセンターの他の動物とも穏やかに接することができるようになったという結末でした。
動物虐待との通報が寄せられたのはブタたちとの初回のセッション。
犬にブタを襲わせるのは動物虐待に当たるのではないかというものでした。
通報者の言い分では、センターのスタッフの男性が襲われたブタの後ろ足をつかむ映像が確認されており
ブタが叫び声をあげたために、サイモンが刺激されて襲撃につながったとのこと。
捜査は怪我をしたブタの医療記録、当日の全ての目撃者の証言などを総合して、
今回の件が動物虐待の犯罪として立件されるか否かを決定すると発表されています。
ナショナルジオグラフィック側は、上記のようなアクシデントの経緯を説明した上で
怪我をしたブタはただちに手当を受け傷は回復、現在心理的なダメージの様子は見られないとしています。
サイモンはリハビリテーションを受けて、殺処分になることもなく飼い主と暮らしています。
「で?おかーさんはどー思うの?」
先に書いた通り、おかーさんは番組全部見てないから、何とも言えないんだよ。
LAタイムスにはアニマルコントロールの捜査官の談話も載っているんだけど
その人も捜査には出来事の前後関係を把握することが大切と言っている通り
糾弾のために編集されたビデオも、番組のハッピーエンドの宣伝ビデオも、一方だけ見ての判断はできないし。
木曜日の夜、シーザーさんの自宅に捜査官やシェリフが訪れたそうですが、シーザーさんは州外に出張中で
対応したのは未成年の息子さんだったと書かれています。きっとカルヴィン君ですね。心細かっただろうなあ。
「でもシーザーさんじゃなかったら、サイモンはきっとどこかに連れて行かれてたよね。」
うん、それはほぼ確実だと思う。
シーザーさん以外のトレーナーだったら9割方はサイモンのリハビリは引き受けないで殺処分を勧めるでしょうね。
続報が有れば、またここで報告しますね。
あ、ロサンゼルスタイムスの記事原文はこちらです。
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