SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

人の恋路を邪魔するヤツは

2015-06-16 23:59:10 | ニコとニヤの日常
この数日、庭と窓際が騒がしい我が家です。

「おかーさん大丈夫、あたしがちゃんと捕まえてあげるから。」

全然大丈夫じゃなーい!だいたい騒がしい張本人は、ニヤ、君だ!

もうそろそろゴンゾウリスの繁殖期が終わるのですが、一昨日あたりからラストスパートに賭けているのか
散歩中でも裏庭でも、やたらと2匹で「キャキャキャキャッ」と鳴きながら追いかけっこしてるのを見かけました。

当然黙ってないのがこのミニピン。

「イチャイチャしてないで降りてきなさいよーっ!」

これは裏庭のリス達、逆光でわかりにくいのですが2匹で休憩中です。
このちょっと前まで「あははあはは」「うふふうふふ」という感じで追いかけっこしていました。


下の枝に座っているリス。こっちがオスですね。

「邪魔するなーっ!あっちいけー!」


「おかーさんじゃダメよ。ここはあたしが自慢の脚力で」


ピョーン!

ピョーンって君、どんなに跳んでも絶対に捕まらないから。
それよりね、リスの恋路を邪魔するヤツは馬に蹴られてナントヤラだよ。
ニヤももういい歳なんだから、いい加減諦めようよ。

リスの妊娠期間は約45日。子リスの誕生は1月~7月の期間です。
うちの庭周辺のリス達はどうか無事に育ちますように。



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「ニコはリスの恋路の邪魔しません。コイジって何?おいしいの?」
コメント (2)
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スピッツの美犬姉妹

2015-06-15 19:26:46 | 犬のおはなし


「今日はあたし達のことじゃなくて、よその女の子の話なんだって。
 おかーさんがいつも’見た目あんた達と正反対だよね~’って言ってる子達。」

いつもコメントをいただくタピさんが愛犬の蓮華ちゃんとウズメちゃんの写真を送って下さいました。
それがあんまり美しいので、つい「アップしてもいいですか!?」とお願いしたというわけです。

ほら、白くてフワフワで女の子らしくて、うちの犬達とどこを取ってもまるで反対。

「姉の蓮華です~。」

見た目は全然違うけれど、姉妹(うちも蓮華ちゃんたちも血のつながりはない姉妹だけど)の関係はとてもよく似ているそうです。
仲良しというよりもライバル。べったりくっついたりはしないけど、お互いのことは気になる。
女の子同士ってそういう感じが多いですよね。男の子だともっと単純な場合が多い(笑)

こちらは姉妹そろってのお写真。

うしろが妹のウズメちゃん(...で合ってますよね?タピさん)

どうです、この犬種図鑑並みの美しさ!
こんなに真っ白でフワフワに保たれた姿を見ただけでどんなに愛されてるかよくわかります。

(うちの犬達がもしも白かったら、きっと2匹とも薄汚れてグレーの犬になってる。あ、でも深く愛してます 笑)

でも綺麗に保つだけが愛情じゃない。ちゃんと犬らしくこんな姿も見せてくれます。

お友達のトイプードル君と走るウズメちゃん。すごい疾走感!
トイプードル君、勢い余って顔からすっ転んでるけど大丈夫か!

スピッツってねえ、昭和生まれの私は子供の頃を思い出させる犬種なんですよね。
昭和の皆さん、そうですよね?大流行していましたよね。

でも子供の頃、周りの大人たちは「スピッツは可愛いけど無駄吠えして頭が良くない。」としょっちゅう言っていました。
近所にもスピッツを飼っている家がありましたが、確かに家の前を通るたびに吠えられたものでした。

一方、子供の頃テレビの番組で「名犬ラッシー」とか「刑事犬カール」なんていうのが有って
「コリーとかシェパードっていうのは頭のいい犬なんだなあ」と思っていたものです。
何も知らない子供だったとは言え、なんちゅう失礼な話でしょうか。

昭和30~40年代に流行したスピッツは、人気があってとにかく売れれば良いという考えで
近親交配も含めて無茶苦茶な乱繁殖で生まれてきた犬が多かったと読んだことがあります。
(21世紀になっても、犬種が変わっただけで状況はあまり変わってないですけれどね。)

そして、当時の犬の飼い方と言えば、繋ぎっぱなしの外飼いが普通。
そりゃストレスも溜まってるだろうし、自分の縄張りに近づく者には吠えますよね。
犬のせいにするな、犬の!頭が悪いのは人間の方だ。
私は特定の犬種のことを「頭が悪い」と言うことはもちろん、「頭が良い」と言うのもあまり好きじゃありません。
「頭が良い犬」というのは、たいていの場合「人間に都合が良い」ということを指しているし
人間が扱いにくい自立した性格の犬は、本来とても頭が良いのに「バカ犬」なんて呼ばれたり。
「頭の良い犬種」ではなくて「訓練が入りやすい犬種」「独立気質の犬種」という言い方を選びたいと思います。

現在のスピッツは、人気が落ちた後にも地道に丁寧な繁殖を続けて来られた方々の努力と
本当にこの犬種を愛している飼い主さんたちのおかげで本来の魅力を取り戻しています。
こういう努力の末に生まれている犬たちを見ると、犬種の保存って素敵だなあと思います。
雑種を愛する人の中に時々、純血種を否定するような声があるのは残念だなとも思っています。
自分の好きなものを肯定するのに、他のものを否定する必要はない。
これは雑種と純血種だけじゃなくて、小型犬と大型犬、訓練の方法、食餌の方法、何にでも通じること。



「おかーさん、蓮華ちゃんとウズメちゃんのお話からかけ離れて、長文語りになってるよ。」

あ、ごめん。皆様失礼いたしました。時々ね、こういうのが出ちゃうんですよ(笑)

《おしらせ》
ゴンゾウブログ更新しています。「目と指と」


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おかーさん遊びなさい作戦

2015-06-13 20:01:08 | ニコとニヤの日常
前回書いたタイルの目地補修プロジェクト、本日モルタル塗りを終えて一旦終了。
しっかり乾燥させて、最後の仕上げ拭きでおしまいです。ふーっ。

コメント欄でもご指摘いただいたように、ニコニヤがつまらなさそうにしてる時間が増えていました。
合間合間にできるだけ遊ぶようにしてたのですが、やっぱりちょっと不満げだったような。

先日作ったかぎ針編みのピンクの物体今日はニコがピーピー鳴らして遊んでいます。

「ニコはニヤよりもピーピー鳴らすのうまいんだよ。」


「んがんが、ピーッピーッ♪」


「あ、落ちた。」


「おかーさん落ちました。」


「落ーちーたーよー。ニーコーは取ーれないよー。」

何が取れないよーだ。取れるでしょうが。自分で拾いなさい。


「ニコ退屈してたから、おかーさんと遊びたかったのにーっ!」

あーごめんごめん。ほら、拾いましたよ。どうぞ遊んでくださいよ。


「よしよし。ニコはかわいそうでかわいいアピールをしたら遊んでもらえるな。」


「次はどんな作戦でおかーさんに遊びなさいって言おうかな。」

別に作戦練らなくてもいいよ。毎日いろいろ遊んでるじゃないか。


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「あたしはひとりでも遊べるの。」
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一大プロジェクト

2015-06-11 23:44:49 | 飼い主の日常
犬のことと全然関係ない話なんですが、ワタクシ現在一大プロジェクトに取り掛かっております。

「こーゆーの使って毎日コンコンガシガシやってるんだよ。」

うちの家も古くなってまいりまして、あちこちにガタが来始めています。
先日、シャワールームの掃除をしている時にタイルの目地にいくつかダメージを見つけまして
「これは放っとけないじゃないか」とタイルのグラウト用のモルタルを買ってきたんですよ。

YouTubeで修理の仕方のビデオを見たり、DIYのサイトを読んだりして勉強もしたし、まあ出来るだろう、と。
タイルの目地、まずは古い部分を取り除くところから始めます。
専用の道具を使ってガシガシとこすり取って行くんですが、いざ始めてじっくり見ると
いろんな部分に水のミネラル成分が固まって蓄積していたことを発見してしまった!
水が硬水だから、ミネラルがとっても溜まりやすいんです。

見ていたら我慢できなくなってきて、ダメージ部分の補修だけじゃなくて
シャワーの床のタイルの目地全部をやり直すことに決定。

それでこの数日はタイルの目地を削り取っている毎日です。
全部終わったらモルタルを埋め込んで出来上がりの予定。


「変な音立てて夢中でやってるからニコつまらないよ!」

あ、ごめんごめん。こういう単純作業やってると、ついついトランス状態になっちゃうんだよ(笑)
大きな欠片がパリンと取れた時には、ニコニヤの歯石がパリッと取れた時のような爽快感。
明日もがんばろ~!

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「あたしはトランス状態のおかーさんには近寄らないで日向ぼっこよ。」
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うちの犬の最高のショット

2015-06-10 23:58:56 | 犬のおはなし
今朝の散歩の時のこと。前方に小型のカートを押して歩く年配の男性の姿が見えました。
私たちの姿をちらっと見たその人は、立ち止まって私たちを待っていました。

「あ、あの人知ってる。」「前によく公園で会った人だよ。」

最初「あれ?誰か知ってる人だったっけ?」と思いながら近づいていくと、確かに公園の犬仲間の方でした。
カートの中には見慣れた小型犬が丸くなって座っていました。

「うちのガーリーだよ。覚えてる?」
「もちろん!覚えてますとも。」
「この子はもう目も見えなくなって、リードを着けて散歩することもできなくなったんだ。」

17歳になったガーリーちゃん、白内障で目が見えなくなり、自力の散歩も辛くなって来たので
毎日朝夕こうしてカートで散歩に出かけているそうです。

これは2009年8月のガーリーちゃん。

「パパ~、クッキーください。」

穏やかで人懐こくて食いしん坊のガーリーちゃんはとても可愛らしい子です。
公園には年配の飼い主さんと、その小型犬たちの小さな社交クラブがあって、
いつも決まった時間に公園のベンチでおしゃべりしつつ、犬たちを遊ばせていました。
私は時々声をかけて写真を撮らせてもらっては、印刷して差し上げていたものでした。

これは2007年のハロウィーンパーティーのホットドッグガーリーちゃん。


飼い主さん、今朝お話をした時「君が撮ってくれた写真はうちの犬の最高のショットだよ。額に入れて飾ってあるよ。」
あ~ダメですよ、ちょっと泣きそうになっちゃったじゃないですか。
「ガーリーはこんな風にケアしてもらって、とってもラッキーでハッピーな子ですね。」と言ったら
少しホッとされたような顔で微笑んでいらっしゃいました。

ニヤはカートの中のガーリーちゃんを覗きこんでスンスン匂いをかいでいました。

「ガーリーもちょっとスンスンし返したのよ。」

「おー、ガーリーに挨拶してくれるのかい。いい子だねえ。」と褒めてもらっていましたよ。


「ガーリー、駆けっこできないのかな。」

ガーリーちゃんはニコと違っておっとりさんだから、昔から駆けっこして遊ぶタイプじゃないけどね。
おうちの中では歩いているし、トイレも自力で出来るのだと聞いて少し安心しました。

以前にも写真を差し上げた飼い主さん達から「うちの犬の今まででいちばん可愛い写真」と言っていただいたことがあります。
技術的には拙いものなんですが、犬への愛だけは込もっている写真だからね(笑)
私のささやかなブログのために手探りで撮ってきた写真がほんの少しでも誰かの気持ちを明るくしたなら
本当に嬉しいなあと心の底から思います。そしてまた気持ちを込めて写真を撮ろうと再確認。

ガーリーちゃんと飼い主さんの穏やかな時間が少しでも長く続きますように心からお祈りします。


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