SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

◯◯ー◯ベスト

2016-03-24 23:55:52 | アメリカ生活
犬情報サイトをブラブラとしていたら、なんだか奇妙奇天烈なものが目に飛び込んできました。

そのキテレツなものはCoyote Vestという名前がついておりまして。

「なんだなんだ?俺がベストを着るのか?」

いいや、ベストを着るのはあんたじゃない。


「じゃニコが着るの?」

いや~どうだろう。ニコは要らないんじゃないかなあ。


「なになに?お洋服のモデルだったらあたしにおまかせよ。」

うん、ニヤには有効かもしれない。

散々じらしてすみません。コヨーテベスト、こんな感じ。ご覧ください。



「ちょっと!ありえないんですけどー。あたしにこれを着ろって言うのー?」

最初に見た時には「ふざけてるんだろうか?」って思ったんですが、実は機能的で良く考えられています。
このベストの考案者のモットさん自身が目の前で愛犬のバッフィーちゃん(トイプードルかビションフリーゼ)を
突然現れたコヨーテにくわえて連れ去られてしまったのが、制作のきっかけ。
うちの近所でもよく聞く話だけに、もう考えただけで身の毛がよだちます。
モットさんは同じような犠牲者を出さないためにとコヨーテ対策を考案したんですねえ。


「なんだかハロウィンの時のコスチュームみたいなんだけど。」

うん、確かにパンクかヘヴィメタのコスチュームみたいだ。
首回りと背中についたスパイクは見たまんまの機能ですね。
背中についてるカラフルなスティックは噛みつこうとすると目に刺さって防御します。
そしてベストの両脇にはリモコンでブルブル動くセンサーが付いていて
万が一くわえて連れ去られた時にリモコンで作動させると、コヨーテが驚いて落とすという仕組み。


「ふ~ん、パッと見よりは悪くない感じなんだ。」

ニヤ、ちょっと考え直した?

coyotevest.comのサイトこちら
サイトに詳しく載っているんですが、基本のベストがあって、スパイク・背中のトゲトゲ・リモコンセンサーを
好みに応じてオプションで付けていくようになっています。
コヨーテカラーという、鋭いスパイクがくっついたパンクロッカーみたいなカラーも売っています。


「おかーさん、これ買おうと思ってるの?」

うーん、欲しいような微妙なような、半々な気持ち。
何よりの難関は、おとーさんがニヤにこれを着せることを絶対に納得しないだろうなってことだね。

でもご自分の経験からこういうものを作ったモットさんは素敵だなと思います。
バッフィーちゃんの魂が安らかでありますように。


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独断キメツケで独り言

2016-03-23 23:59:29 | ひとりごと
犬の話と全然関係のない独り言なんですが......。


「しかもなんだか下世話な話らしいです。すみません。」

いや~、前々から「なんか胡散臭いよね~」と思ってた人がスッキリとクズ露呈してくれた時の爽快感!
私、これが好きなんですよ。よっしゃー!私の目に狂いはなかった!って。

これからも自分の嗅覚を信じて生きていこう(`・ω・´)キリッ


「おかーさん、ニコよりもずっと鼻効かないでしょ?」

うん。でもおかーさんにはおかーさんの嗅覚があるのだよ。
「なんかクサイぞ」なんてのは全然論理的じゃないし、独断によるキメツケだから心にしまってるけどね。

明日はちゃんとした犬のブログにしよう。再び(`・ω・´)キリッ.


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声が聞きたい

2016-03-21 23:03:32 | ひとりごと
dog actually の新しい記事が更新されています。
「犬と子供のためのシェルタープログラム」

↑これね、子供たちがシェルターの犬に本を読み聞かせするプログラムについて書いているんですが
シェルターの犬たち、とりわけ臆病だったりハイパー過ぎたりする子が落ち着きを見せはじめたんですって。
(詳しくはぜひ読んでみてくださいな。)

少し前には犬にオーディオブックを聞かせるとリラックス効果があるとの記事もありましたし
犬ってやっぱり人間の声を聞くのが好きなんでしょうね。
特に本を読む声は、(当たり前だけど)怒鳴ったり怒ったりする声じゃないし、興奮したりはしゃぎ過ぎの声でもない。
余計な感情(犬にとって快適ではない過剰なもの)が入っていないところが、普通の話し声より良いのかなあなんて考えています。

何度か書いているけれど、うちはオットの舞台の台本の本読みをしょっちゅうやっています。
相棒はもちろん私。でね、ニコはこれが好きらしいんですよ。


「おとーさんとおかーさんが何か意味のわからないこと言ってるの、なんだか楽しーよ。」

ニコ抜きで始めても、二人の声が聞こえるとトコトコ走って来て近くに陣取って座ります。
オットと私が普通の会話をしている時には、ここまではしないんですよ。

意味はわからないけれど人間の声を聞くのが好きで、気持ちが落ち着くらしいなんて
まったくもう犬ってやつぁ、どこまで可愛いんでしょうか。


「あたしはそーゆーの興味ないわよ。」

知ってるよ。君はおとーさんとおかーさんの本読みよりもTVの音が好きみたいだもんね。

犬に本の読み聞かせ、一度試してごらんになりませんか?



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シニア顔

2016-03-20 23:59:07 | 犬のおはなし
ニコの顔をしみじみと眺めながら「だいぶ白いところが増えてマイルドな感じになったね~。」なんて話しています。

「ダークチョコがミルクチョコになって、今はホワイトチョコが混じりつつあるんだって。」

シニア犬の白くなって穏やかな顔が好きなんですよ。

これは先日うちに届いたベストフレンズアニマルソサエティのニュースレターの封筒。

「あら、シニアのミニピンだわ。ニヤも将来はこんな感じになるのかねえ。」なんて思いながら封を開けました。

中に入っていたニュースレターを読んだら、このミニピンはマッジちゃん推定10歳。なんとニヤとほぼ同い年。
マッジちゃんは目が見えなくて、なかなか試練の多い犬生を歩んできた苦労犬です。

保護される前、マッジちゃんは犯罪の証拠品としてかなり長い間専用の施設で飼育されていたそうです。
目が見えない上に、神経系の障害があるようで囲われたサークルの中をグルグルと回り続けたり
時には壁に頭をゴツンとぶつけたりという行動が見られていました。

ようやく解放されたところをベストフレンズLAで保護されて、預かりボランティアさんに託されました。
それがボランティアさんの家庭で過し始めると神経系の障害と思われていた行動は全て消え去ったそうです。
見えないなりに、あっという間に家のレイアウトを記憶して、自分で裏庭に出るルートさえ確保したそう。
やっぱり過剰なストレスって怖いんですね。

昨年秋にある大規模な譲渡イベントが開催された時、マッジちゃんは会場に行かずお家待機していました。
ところが、イベントが大盛況で小型犬が全部もらわれて行って、急遽マッジちゃんに出動要請が。

そのイベントには、あるアリゾナ在住の女性が来ていました。
サイトで見たマッジちゃんの写真が気になり、サンクスギビングでLAに訪れたのを機に
マッジちゃんに会いに譲渡会に足を運んで来ていたのでした。
念願の対面を果たしたその女性に、マッジちゃんは最初の瞬間から大はしゃぎ。
一目惚れと”一嗅ぎ惚れ”の一人と一匹は今はアリゾナのおうちで幸せに暮らしているそうです。

......と、余談の部分のマッジちゃんの身の上話が長くなってしまったけれど
苦労の多い生活で年の割に早くに顔が白くなったマッジちゃん。剣のない穏やかな良いお顔ですよね。

ニヤもそれなりに白い毛が出始めました。

「白い毛?ないわよ、そんなもの。」

自分では見えないだろうけど、顎の下あたりに白い毛が増えてきてるんだよ。
それにしてもニヤ、7月には10歳になろうかというのに剣のあるお顔だね~。


「そんな丸くなるなんて、まだ10年早いのよ。」

そうですか。それは頼もしいお言葉です。
じゃニヤのシニア顔はおかーさんの老後の楽しみのひとつに取っとくよ。

ニコも顎の下に白い毛が多くなっているのですが、元々の「ミルクこぼしちゃった模様」とつながると
さぞかし可愛いことになるだろうなと楽しみにしています。

「ここんとこだよ。ほら~。」



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Tiny Dancer ニヤ様

2016-03-18 23:55:07 | ニコとニヤの日常
ニヤ、得意技繰り出し中。

「華麗なターン決まった~♪」

以前にもアップしたことがあるけれど、ニヤは二本足で立ち上がってクルッと回るのが得意です。
ニコに立ち上がらずにクルッと回るだけの「ターン」という芸を教えておりまして
ニヤがうちに来たばかりの頃に、ニコの真似をして始めた芸なのですが
ニヤが勝手にアレンジを加えて、二本足立ち上がりバージョンになったのでした。

おやつを見せると、自主的にターンを繰り出します。

「ただ回るだけじゃなくてジャンプもするのよ!」

公園などで小さいお子さんがニコニヤに興味を示したものの、撫でるのはちょっと怖いなんて時に
この芸を披露するとたいへん喜んでいただけるので、とても重宝しています。
「ターン」と言うとニコは4本足でニヤは二本足で同時にクルッと回るんですよ。

この動画はさんざん自主的にターンした後なので、ちょっとお願いしないといけなかったんですが、こんな感じ。



ニヤがクルッとターンすると、私とオットは「おーっ!タイニーダンサーニヤ!」と大喜びします。
かれこれ9年近くも同じ反応をし続けているバカ夫婦(笑)

ニコニヤとは全然関係ないですが、私の大好きな曲Tiny Dancerが使われている
大好きな映画「あの頃ペニーレインと(Almost Famous )」の大好きなシーン。


洋楽好きで映画好きで、まだこの映画観ていないという方がいたら、ぜひぜひぜひぜひ観ていただきたい!
洋楽にも映画にもそんなに興味ないって方が観ても絶対に良いと思うっ!
主人公の少年のモデルはこの映画の監督自身。実話がベースになっている胸がキュンとなる青春ストーリー。

ペニーレイン役のケイト・ハドソンの可愛さはちょっともう狂おしいくらい。
あの頃ペニー・レインと (1枚組) [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


なんかニヤと関係なく妙に熱くなっちゃった(笑)
タイニーダンサーっていうとこの映画が思い出されちゃうんですよ。


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出番のなかったニコ「キリッ」




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