このブログは『御料局測量課長 神足勝記日記』日本林業調査会(J-FIC)の刊行を知っていただくことを目的として始めたものです。
発行は「23年12月15日付」ですから、この3月15日で、刊行から3ヶ月になります。定価+消費税で2万2千円です。2千円分は政府を怒ってください。しかし、それでも、自分でも「高価」と思います。とはいえ、この本に記録されている歴史的事実をもし知ることができなかったなら、どれだけ日本の近代史にとって損失となるか、逆に、この本に記録されていることがどれだけ重要なことか、ぜひ見極めていただきたいと思います。
今日、ネット検索したところ、すでに図書館で公開しているところも出てきています。個人でも各種図書館でも、知る機会を逸したということがないようにと思って、毎日このへたくそのブログを続けています。ぜひ、知ったうえで、備えるべきか否かを判断していただきたいとおもいます。
今日の主題はここまでです。
この中に入らないで下さい。
昨日、大菩薩嶺の落穂拾いをしましたが、一つ残ってました(地図は昨日のものをご覧ください)。
大菩薩嶺のバス乗り場の「富士見平」から西へ行くと裂石〔さけいし〕があります。私はここを2回通過しました。
最初は、息子を連れて大菩薩嶺に上ったとき、ここに降りてバスで塩山駅経由で帰りました。
もう一回は、丹波山から柳沢峠を越えた時にここを通過しました。
実は、裂石には次の「介山記念館」があります。
中里介山記念館:裂石〔さけいし〕
もう、若い人の間では『大菩薩峠』という作品をご存じの方は少なくなっているかもしれませんが、私等の頃は市川雷蔵の演じる机竜之介の「円月殺法〔えんげつさっぽう〕」に魅了されたものです。
それはいま措いて、私が柳沢峠を越えてここを通過したとき、ちょうど開館するところでした。これは、裂石の旅館に泊まりに来た客が、管理人をやっているアルジに交渉して、ようやく臨時開館するところでした。
というよりも、開館日は不定期で、希望者が一定数いると開けるのだとか・・・。
ですから、私のような通りすがり一人ではまずムリ。折よく来て便乗して閲覧となりました。
見ごたえありました。
映画やテレビでそれなりに雷蔵の龍之介を見てますから、展示品を拝観していろいろ思い出すことがあり、「ヒマが出来たら本を読んでみようか」と思うくらいの見ごたえがありました。皆さんもチャンスがありましたらぜひどうぞ。
大事なことは、「泊まって? 見せてくれと粘る」です。
では今日はここまで。
朴葉
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