宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

初釜2017

2017-01-07 15:41:13 | 茶道
松の内の今日初釜をしました。
穏やかな日和の中 生徒さん全員着物でいらしてそれはそれは華やかです。

まず加賀の棒茶に梅昆布茶を混ぜて大福茶を頂きました。梅はシワがよるまでという長寿を表し、昆布は喜びを表します。


濃茶は人数が多いので重ね茶碗風にして私が3碗練りました。

茶入れは《飛鳥川写し》・・・昨日と言い今日と暮らして飛鳥川 流れて早き月日なりけり・・・いにしえの方々もそうだったのでしょうね。

お菓子は恵那川上屋製の花びら餅。お濃茶は「青雲」




そのあとくじ引きで当たった方に小帛紗、お扇子を差し上げました。
くじ引きの趣向は毎年いろいろと考えるのですが、今年は利休100首からいく首か選んで、上の句と下の句に切り分けます。上の句を皆様に引いていただき、下の句から当たりくじを選ぶという方法です。


お薄は稽古初めに平花月をしました。
その後は、ちらし寿司と吸い物を頂きながら歓談です。



淡交タイムス12月号に載っていた「辻占いせんべい」を頂き大吉だの中吉・小吉などで盛り上がりました。
昨年は主人の病で初釜ができませんでしたが、今年は晴れやかに行うことができ良かったです。
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