午後から海岸へでかけた。
本命はアオリイカだが、夕方まで時間があるので、きのこを探しまわった。
岩瀬浜では昨年発生が確認できたアラナミケシボウズタケが形を残していた。昨年よりも個体数が増えている。
ほかにはキツネノロウソク?、スナジアセタケ[Inocybe niigatensis]が観察された。
夕方、生地漁港に辿り着いた。小鯵がサビキで釣れている。3時間ほど粘ったが、アオリイカは釣れなかった…あぶりの刺身は幻となってしまった。
明日は今年最後の観察会&鍋会だが、天気はよくない様だ。
_/_/_/_/ 後日談(橋屋さんからのメール) _/_/_/_/
伊藤さんが岩瀬浜で採られたきのこをいただきましたが、このうち8個体ぐらいあった薄茶色で傘が三角錐状のきのこを今日顕微鏡で覗いてみました。昨日の段階でアセタケ属かなと思っていましたが、胞子は長楕円体で弱い角張りがありましたし、縁・側両シスチジアとも厚膜でしたので、これらからスナヂアセタケでよいと思います。このきのこは本郷先生の発表された種で、種小名に「新潟の」となっているとおり、新潟で採集された個体をタイプに発表されています。本郷図鑑には「海岸のマツの下で採った」とありますが、伊藤さんが採られた場所の近くにマツ(海岸なので多分クロマツ)はありませんでしたでしょうか?
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