定点観察会の夕方、町内の青壮年会と児童クラブが主催のバーベキュー大会が行なわれた。
もともと、会員の親交を深めるための催しである。昨年は猛暑の中、昼から始めて散々な目に遭ったので、今年は夕刻からスタートとした。
なにを思ったか「今年は町内の納涼祭も兼ねよう」という事で、1世帯500円の前売り券を発売したら、50枚も捌けてしまって…約150人ほども集まってしまった。バーベキューコンロの前には列ができてしまうし‥会員が楽しむ余裕は微塵もなかった。
何を思ったか「今年は流しソーメンをやろう!」という事になって…経験者はゼロ…先週、リハーサルをやった。ゼリーも混ぜて流したせいか、子供たちには大人気で、へばり付いて離れようとしない。結局、品切れになってしまい、近くのスーパーに買いに走った。
最後にみんなで危ない花火をあげて、なんとなくお開きとなった。
最後に公民館で反省会となったが、皆さんグロッキィ。でも、なかなか達成感もあり充実した納涼祭となった。多分、来年はもっとヒートアップするんだろう。
皆さん、お疲れ様。
中央植物園/友の会/きのこ部会の8月度の定点観察会が行われました。朝から猛暑ながらも若干風があり、何とか凌げる中、9名の参加が有りました。
今日は、日本冬虫夏草の会の重鎮!T尾さんが参加されました。先月観察されたマイヅルナガエムシタケを精査されるためです。
発生場所に竹串を指して確認して行きます。
老眼鏡で観察するポーズをとる部員「もういいかい?」
マイヅルナガエムシタケ
今までの発見場所では、現在、発生が確認されていないそうです。ここは、冬虫夏草屋さんにとっては「宝箱」だそうです。
「プロが‥チンした灰色ムシタケ」
先端が灰色の種も同じ場所で確認されました。同じホストから異なる種が発生するケースも有るそうです。地下の部分は糸の様に細い菌子束が幾本にも枝分かれをしており、さすがのT尾さんも‥チン!「皆さんに注目されて、緊張しました」と負け惜しみ。結局ホストは不明でした…日本冬虫夏草の会の名誉にかけて、報告がある事でしょう。このスペース(シロという?)は今後、T尾さんの管理下に置かれる事となりました。
カビの生えた半割れの種(たね)
紛らわしいものがたくさん、地上に突起していました。「レアものですか?」(橋屋) 「これはたねですね」(T尾)
結局、マイヅルナガエムシタケが33固体、「プロが‥チンした灰色ムシタケ」が5固体観察されました。私としては灰色ムシタケのホストは何なのか?非常に気になるところです。
コフキサルノコシカケ
茶色くなっているのは胞子が舞い上がって、降りかかったためだそうです。
アケボノオシロイタケ
珍しい硬質菌とのことです。当面、採取はお控えください‥とのことです。
冬虫夏草を堀るための道具には、歯医者さんが使う(恐ろしい)道具を使うそうです…赤いリボンは見失わないための目印だそうです。
結局、60数種のサンプルが採取されましたが、ベニタケの仲間が多かったように思います。
_/_/_/_/_/ 伊藤 春雄_/_/_/_/_/