富山きのこクラブの皆様へ
植物園の橋屋です。
埼玉の浅井さんが書かれている「きのこ雑記」の本日のブログに、『日本きのこ図版』通称「青木図版」の完全版(全六巻)が今年の11月に出来上がることが書かれていました。
この通称「青木図版」はモノクロながら、しっかりした線画できのこの外形や顕微鏡観察図が載っており、加えて細かな観察記録が載っています。普通の図鑑に載っていない種類を調べるにはもちろん、普通種でもページを開くと「なるほど」とか、「ここまで観察して初めて同定できるのか」など非常に参考になる本で、きのこを深く追求される方には必ず薬に立つ本だと思います(使いこなすにはそれなりの努力が必要です)。
さらに市販される本ではなく、その多くが注文生産になるため、注文が出た段階(「きのこ雑記」などをよくチェックしましょう)で申し込まないと後になってからの購入は難しいでしょう。
ただ、6分冊になることから考えてもボリュームがあり、また価格もかなりするものと思います。
そこで私も今から少しずつ貯金をすることにしました。せっかく溜まってもこの費用で飲んでしまわないか、これが私の一番の心配です。
_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/