「死神くん」は好きなマンガでしたが、リアルタイムではほとんど読んだ記憶がなく、コミックスで後追いをしていました。
掲載誌がフレッシュジャンプであるということも知らずに読んでいました。
何巻か揃え、読んでいるうち、「そういえば、あの話はどこに収められているんだろう?」と、ずっと探していた話がありました。
すごくうろ覚えだったのですが、小さな女の子を迎えにきた死神くんが、すっかりその女の子に心を奪われ、何と、最後に人間として帰ってくるというストーリー。
私は、これは死神くんの番外編だと思っていました。最終回というには、記憶が昔過ぎたからです。
でも、どうしても見つからない。
先日、ようやく謎が解けました。これは、えんど先生がまだプロデビューする前の1981年、新人賞の応募作品「遠足の日」という作品だったのです。しかも掲載はチャンピオン。
チャンピオンコミックス、「アノアノとんがらし4巻」の巻末に掲載されているのだそうですが、絶版だろうな…。
この時、すでに死神くんのキャラクターはほぼ出来上がっていたそうです。病弱な少女を迎えにきた死神くんが、「3つ願いをかなえてやる。」と言う。すると女の子は、1.捨て犬の飼い主を見つけてほしい 2.友だちが楽しみにしている明日の遠足を、晴れにしてほしい 3.私が死んでも、お父さん、お母さんが悲しまないようにしてほしい と、次々に予想外の願いを言う。
心の美しさに打たれ、また、三つ目の願いをかなえるべく、死神くんは、「掟を破って女の子を生かす」という策に出ます。結果死神を失格になったためか、その日の記憶を女の子から消したか、忘れましたが、最後のコマで、死神くんが人間となって女の子の前に現れるというストーリーだったように思います。
すごくすてきなストーリーでした。
長々と語りましたが、何が言いたいかと言うと、ドラマ「死神くん」のエンディングです。
何と、大野君も、桐谷さんも、人間として暮らすというカットで終わっています。
これは、単にサービスのシーンなだけかもしれませんが(かわいい桐谷さんの普通の女の子姿は目の保養になった)、制作サイドも心の片隅に、「遠足の日」を意識するところがあったのではないかな、と推察されました。
原作を知っているものとしては、とってもとってもいきな計らいで、最高にうれしい幕切れだったのです。
元ネタを知らない人に、批判なんかしないでほしいですな、と言いたくなる気分でした。(偉そうに息巻いてしまいました)
続編はいりませんが、原作はもっと世の中に広まってほしいと切望しています。
掲載誌がフレッシュジャンプであるということも知らずに読んでいました。
何巻か揃え、読んでいるうち、「そういえば、あの話はどこに収められているんだろう?」と、ずっと探していた話がありました。
すごくうろ覚えだったのですが、小さな女の子を迎えにきた死神くんが、すっかりその女の子に心を奪われ、何と、最後に人間として帰ってくるというストーリー。
私は、これは死神くんの番外編だと思っていました。最終回というには、記憶が昔過ぎたからです。
でも、どうしても見つからない。
先日、ようやく謎が解けました。これは、えんど先生がまだプロデビューする前の1981年、新人賞の応募作品「遠足の日」という作品だったのです。しかも掲載はチャンピオン。
チャンピオンコミックス、「アノアノとんがらし4巻」の巻末に掲載されているのだそうですが、絶版だろうな…。
この時、すでに死神くんのキャラクターはほぼ出来上がっていたそうです。病弱な少女を迎えにきた死神くんが、「3つ願いをかなえてやる。」と言う。すると女の子は、1.捨て犬の飼い主を見つけてほしい 2.友だちが楽しみにしている明日の遠足を、晴れにしてほしい 3.私が死んでも、お父さん、お母さんが悲しまないようにしてほしい と、次々に予想外の願いを言う。
心の美しさに打たれ、また、三つ目の願いをかなえるべく、死神くんは、「掟を破って女の子を生かす」という策に出ます。結果死神を失格になったためか、その日の記憶を女の子から消したか、忘れましたが、最後のコマで、死神くんが人間となって女の子の前に現れるというストーリーだったように思います。
すごくすてきなストーリーでした。
長々と語りましたが、何が言いたいかと言うと、ドラマ「死神くん」のエンディングです。
何と、大野君も、桐谷さんも、人間として暮らすというカットで終わっています。
これは、単にサービスのシーンなだけかもしれませんが(かわいい桐谷さんの普通の女の子姿は目の保養になった)、制作サイドも心の片隅に、「遠足の日」を意識するところがあったのではないかな、と推察されました。
原作を知っているものとしては、とってもとってもいきな計らいで、最高にうれしい幕切れだったのです。
元ネタを知らない人に、批判なんかしないでほしいですな、と言いたくなる気分でした。(偉そうに息巻いてしまいました)
続編はいりませんが、原作はもっと世の中に広まってほしいと切望しています。
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