能登の辺りの冬の風物詩「波の花」が見られたと、数日前に報じていました。
白い泡状のものが打ち寄せられ風に舞う映像をご覧になったことがあるかと思いますが、植物性プランクトンの粘液が、荒波にもまれて起きる現象だと言われています。
ある年の夏に宿泊先の近くで気になる店を見つけ、翌日早目の時間に訪れました。
引き戸を開けると早い時間にも関わらず、大きなコの字型のカウンターを中心とした店内は八割ほど埋まっています。
開けた途端、ほとんどのお客さんと店の方が振り返った事によって、一見さんは少ない店であろう事が推測できました。
一瞬止まったように感じた時間を、主らしき人の柔らかい「どうぞ」の一言が救ってくれます。
解からないことは尋ねて注文を終え、店の方の気遣いを感じながら食事していると、隣席のまっちゃんと呼ばれる地元企業の社長さんも連れの方と共に話を振ってくれました。
そんなこんなで楽しく過ごしている内に、まっちゃん一行は土産の折詰を携えて次へ行くとのことで先に帰り仕度を始めます。
多生の縁の礼を言うと、そのまっちゃんが言うのには「今日はないけど、次に来たらお母さんの作る卯の花を必ず食べてや」とのこと。
いつの間にか、卯の花の話になってしまいました。
植物性プランクトンではありませんが、今回はちょっと変わった合わせになっています。
白い泡状のものが打ち寄せられ風に舞う映像をご覧になったことがあるかと思いますが、植物性プランクトンの粘液が、荒波にもまれて起きる現象だと言われています。
ある年の夏に宿泊先の近くで気になる店を見つけ、翌日早目の時間に訪れました。
引き戸を開けると早い時間にも関わらず、大きなコの字型のカウンターを中心とした店内は八割ほど埋まっています。
開けた途端、ほとんどのお客さんと店の方が振り返った事によって、一見さんは少ない店であろう事が推測できました。
一瞬止まったように感じた時間を、主らしき人の柔らかい「どうぞ」の一言が救ってくれます。
解からないことは尋ねて注文を終え、店の方の気遣いを感じながら食事していると、隣席のまっちゃんと呼ばれる地元企業の社長さんも連れの方と共に話を振ってくれました。
そんなこんなで楽しく過ごしている内に、まっちゃん一行は土産の折詰を携えて次へ行くとのことで先に帰り仕度を始めます。
多生の縁の礼を言うと、そのまっちゃんが言うのには「今日はないけど、次に来たらお母さんの作る卯の花を必ず食べてや」とのこと。
いつの間にか、卯の花の話になってしまいました。
植物性プランクトンではありませんが、今回はちょっと変わった合わせになっています。