先日、「井」のつく名字の人という話を書いていたら、偶然津々井君からメールが来て呼び出されるまま行ってみると、会場はイタリア料理店のプレ・オープンでした。
津々井君は二時間前からやっているとのことで、いつもに増して愛想よくぐにゃぐにゃになっています。
スプマンテで乾杯した後、「何でもお好きなものを.....」と言ってもらったので、エスコートされた女性みたいな気持ちになって「じゃ、グレーコ・ディ・トゥーフォかフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ」と勝手なことを言いましたが、選んだのはマルケ州のシャルドネです。ご存知のように製靴産業の盛んな土地柄でもありますので、「おっ、革靴の臭いがする」とか「おっ、冷えてる」とかはずれたことばかり言って、酔う前から困った客みたいになってました。
少しすると何だか服の話になって、その日彼が着ていたシャツが六万円超だったと言います。前回のユーロ高の時期の商品だったのでしょう。
そう聞いて、25年くらい前、初めてLuigi Borrelliのシャツを元町で見た時のことを思い出しました。七万円台という価格もそうですが、世の中には見たことがないものが色々あることを知らされ、そうした品が一般的な製品とどう違うのか、いたく興味をそそられたものです。
回想に耽っていると津々井君が、そのシャツの袖が長かったので詰めてもらったと事もなげに言うので、聴き逃しそうになりました。
見るとカフは何だかゆるゆるしています。
聞き返すと水平方向じゃなく垂直方向に詰めた、つまり袖丈自体を詰めて、しかも剣ボロを移動してないので開きが狭くなっているではありませんか。
あれほど言ったのにー、っと津々井君にはそんな話はしたことがないのに言いそうになります。
ここが狭いとアイロンかけ難いのよね。
知り合う前とはいえ、こんな目に合っていたとは。
ところで、私も一番最近買ったシャツは、なんと裄が98cmくらいありました。さすがに袖を振るって踊る創作ダンスやってるわけじゃないので、これは長過ぎます。
でも一応どんな感じがするか、ボタン位置を調整したあと、物好きにも既に五回ほど着て試してみました。
その晩、カメリエーラが優しくしてくれたお礼に、親指の第一関節を切り離す荒技を披露して退散してきました。
三人の会話については、「pwa92」ブログに詳細が。
津々井君は二時間前からやっているとのことで、いつもに増して愛想よくぐにゃぐにゃになっています。
スプマンテで乾杯した後、「何でもお好きなものを.....」と言ってもらったので、エスコートされた女性みたいな気持ちになって「じゃ、グレーコ・ディ・トゥーフォかフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ」と勝手なことを言いましたが、選んだのはマルケ州のシャルドネです。ご存知のように製靴産業の盛んな土地柄でもありますので、「おっ、革靴の臭いがする」とか「おっ、冷えてる」とかはずれたことばかり言って、酔う前から困った客みたいになってました。
少しすると何だか服の話になって、その日彼が着ていたシャツが六万円超だったと言います。前回のユーロ高の時期の商品だったのでしょう。
そう聞いて、25年くらい前、初めてLuigi Borrelliのシャツを元町で見た時のことを思い出しました。七万円台という価格もそうですが、世の中には見たことがないものが色々あることを知らされ、そうした品が一般的な製品とどう違うのか、いたく興味をそそられたものです。
回想に耽っていると津々井君が、そのシャツの袖が長かったので詰めてもらったと事もなげに言うので、聴き逃しそうになりました。
見るとカフは何だかゆるゆるしています。
聞き返すと水平方向じゃなく垂直方向に詰めた、つまり袖丈自体を詰めて、しかも剣ボロを移動してないので開きが狭くなっているではありませんか。
あれほど言ったのにー、っと津々井君にはそんな話はしたことがないのに言いそうになります。
ここが狭いとアイロンかけ難いのよね。
知り合う前とはいえ、こんな目に合っていたとは。
ところで、私も一番最近買ったシャツは、なんと裄が98cmくらいありました。さすがに袖を振るって踊る創作ダンスやってるわけじゃないので、これは長過ぎます。
でも一応どんな感じがするか、ボタン位置を調整したあと、物好きにも既に五回ほど着て試してみました。
その晩、カメリエーラが優しくしてくれたお礼に、親指の第一関節を切り離す荒技を披露して退散してきました。
三人の会話については、「pwa92」ブログに詳細が。