いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

政治家必見!「必死剣・鳥刺し」

2010年07月22日 08時18分31秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日妻と待ち合わせて「必死剣・鳥刺し」を鑑賞した。新聞各紙の論評は!

 @産経新聞…「鳥刺し」が明かされるクライマックスの立ち回りは圧巻の一言に尽きる。
 @読売新聞…この作品の後に藤沢作品を映画化する監督は、高いハードルを越えなければならない。
 @日本経済新聞…山田作品とは全く異なる硬質な緊張をはらみ、しかも端正な品格を備える秀作だ。
 @毎日新聞…チヤンバラ映画の醍醐味を満喫できる。鳥刺しとは何と不気味で恐ろしい一撃か驚いた。
 @朝日新聞…装飾を排した演出と新鮮な空気感。藤沢周平の世界を映像にするに当たっての必要十分条件である。

 主な出演者…豊川悦治・池脇千鶴・吉川晃司・戸田菜穂・村上淳・関めぐみ・小日向文世・岸部一徳である。

 私はこの映画を見て、今の政治家の信念のなさ実行力のなさをつくづく感じた。黄色いくちばしは良く動くがただただ実践力を伴わない評論である。

 武士社会における生き方、人をだますにしても思慮深くその後の展開を読んで事に当たる。他方、人をとことん信じてだまされた時の身の処置に己の命を賭して成し遂げる。今の政治家は「命をかけて」とよく口にされる。「命を賭ける」とはどうゆうことか「必死剣・鳥刺し」は教えてくれる。

 評論する前に今の政治家にこの「必死剣・鳥刺し」を鑑賞してじっくりと「命」とは何なんだ!命を賭けるとはどうゆうことか!一時の時間を割いて是非とも鑑賞していただきたい。その上で日本国を拠り良い方向に導くための「命がけ」の仕事をしていただきたい!
 



 
   
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