今の議論内容では消費税増税反対！

　昨日の国会中継「参議院予算委員会質疑」内容を視聴した。担当大臣、小宮山厚労大臣、安住財務大臣、岡田一体改革大臣の野党の質問に対する答弁を聞いていて呆れた。本当に政府内で検討、議論をしているのだろうかと思わせる答弁内容に所掌大臣間に連携が全く見られない。
　野党からA案・B案・c案・D案の内容を問われ矛盾を突かれると４案以外にもっといいものを検討していると逃げを打つ！財務大臣は年金問題で最低補償額を維持するための所得把握については検討を加えなければ困難だと政府提案を容認できないような発言をしている。
　岡田一体改革大臣は後期高齢者医療制度の存廃につては基本的検討もされていないような答弁を繰り返している。このような状態では野田総理が政治生命を懸けている「社会保障と税一体改革」は詐欺である。決して食い逃げを許してはならない。野田総理は、議員定数改革では21日までに提案するといっていたが何らの行動もない。
　今、自民党、公明党及び民主党間で修正協議が行われている。報道では、社会保障関連５法案の修正で大筋合意したと。

　もし、このまま中途半端な消費税増税案を自民党が同意したならば、次の選挙で自民党も民主党ともに衰退していくだろう。頼るは第三極にある勢力を応援する。残念だが私は自民党支持を放棄する。