テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

試合後の選手へのインタビュー、野球とサッカーでなんであんなに違うんだろう!?~今日のお店:京都四条大宮の立ち飲み「庶民」。

2017年05月17日 | 世の中

さあ、京都で一杯飲んで帰るなら、やっぱりここですかね、



新規開店して、もう4年目ですか、出来た時はびっくりしましたわ、

いや、ほんま、こんなエエ店がいきなりできて、ほんで連日の行列でね、

ま、今も行列は覚悟せな空きませんけどね、



今日も、、、あ、やっぱり2組ほどお待ちですね、

ここは仕方ない、ちょっと並びましょか、

並んでる間にね、またしょうもないことですけど聞いてくれます、

すんませんな、いつもいつも、



野球もシーズンに入りましたな、

試合がある日はどうしても贔屓のチームの結果が気になるんでスポーツニュースをつい観てしまうんですわ、

サッカーもね、ニュースのゴールシーンは楽しいからね、観てしまいますよね、



でね、気になってるのが、試合後の選手へのインタビュー、中継TV局のやつね、

あれがね、野球とサッカーでは真反対な感じですよね、ね、



サッカーはめちゃクールでスマートでっしゃろ、

代表戦とかになると背負ってるのでやりきった感とか悲壮感とかも漂う、

でも理性的な質問に、冷静な答が基本のトンマナ、



今日の試合の総括、戦術面、フィジカル面、精神面、今日の出来具合、

チームメイトへの信頼、今後の戦い方とかね、



勝っても負けても、一人30秒くらい、

インタビュアーは臨場感あふれる言葉を聞き出そうとするし、監督も選手もそれに答えようとする、

なんかゲームの総集編みたいな、本来インタビューの在るべき姿、みたいな

そんな感じしません、



大相撲のインタビューもそれに近い感じしますな、

力士はまだ息上ってますしね、臨場感あります、

で、対照的なんが野球のヒーローインタビューですわ、

これが今ひとつなんですわ、観てて楽しくない、

贔屓のチームが勝ったのに、なぜか居心地の悪い時間になってしまいますねん、



インタビュアーの質問が変やから選手も答えにくい、

せやから間延びするわ、白々しい言葉を口にせなあかんようになったりする、



ゲームの性格なんでしょうけど、戦術面とかフィジカル面の質問はほとんどない、

球場の観客との掛け合いが基本になるので、もう中身は関係なし、

とにかく雰囲気盛り上げようぜ~、なインタビュアー、



ま、こんな、感じですわ、



今日のヒーローインタビューはイシダ選手です!

うぉ~

おめでと~ございます! ありがとうございます~!

うぉ~

今の気分は? サイコーです!

うぉ~


これで3連勝ですね、 はい、


うぉ~

明日も勝てますか! はい!

うぉ~

最後にファンに一言 うぉ~

うぉ~ うぉ~



え?お客さん、店の中でうぉ~うぉ~叫ばんといてください!ってか、

スイマセン、つい興奮してしまいましたわ、



あ、でも今年はトラが強いので、

まあ、ヒーローインタビューも見てますけどね、 うぉ~、






【今日のお店:京都四条大宮の立ち飲み「庶民」】

開店してもう3年は経つかな?

京都四条大宮交差点すぐの立ち飲み「庶民」、



出来た時は立ち呑み界(そんなんあるのか?)に大きな衝撃を与えましたね、



そして3年ほど経った今も、未だに満員、必お待ちの列です、

そりゃそうだ、安くて美味い、刺身系は間違いなく全部美味しいです、

仕入れが違う、料理の腕も確か、とくれば弱点はないでしょう、





ただ、いつも混んでいる、

10数人立てる1本カウンター、壁の小さな立ち飲みテーブルにも10人くらい、

狭い店内にギュッと詰まって飲んでます、



それに立ち飲みにしてはグループでの入店が多いのが特徴ですね、

顔見知りも多いので、必然滞在時間が長くなる、お待ちの行列もできる、てなことです、



ま、この込み具合の中で一人飲むのも好きなんですけどね、

行くなら一人か二人で、グループでの入店は時間掛かる場合が多いですのでご注意を、