なんか、日韓関係の悪化で新世界も人が減ったような気がするね~、気のせいか、
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ま、この10年くらいで様変わりした新世界、文字通り“新しい新世界”に生まれ変わりました、エエか悪いかは知らんけど、
そんな新世界、え?まだ新世界で呑んだことない!?
それはアカンわ、ちゃんと呑んどかな、 (ちゃんとてなんや^^)
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ワタシならね、新世界で呑むならまずここをお奨めしますわ、はい、もちろん立呑みです、
でもね、料理がいろいろあるし、お酒もいろいろある、もちろん良心的な価格、
それに入りやすい雰囲気もあります、たぶん、いや、どうやろ、ま、新世界ですから、
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ここですわ、ほな、ちょっと入ってみましょか、
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でね、今日も言葉の誤用の話なんですけどね、はい、聞いてもらえますか?
実は先週、この話を書こうと思ったら、前段だけでずいぶんな長さになってしまい、本題まで辿り着かなかったんですわ、あは^^)
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で、今日はねその本題、『酒場でのお愛想の仕方』、『お愛想のきっかけの言葉について』という話題です、
分かります?もう帰るから料金算出してください、というきっかけの言葉です、
ま、「もう帰るから料金算出してください」という人はいないですよね、そこにはもっと簡単なキーワードがいろいろあります、
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「お会計、お願いします」 これは上品ですね、
「計算して」 なんて云う人もいます、
「ごちそうさん!」 そう、この一言でも通じますね、なかなか良い言葉選びです、
無言で、両手の人差し指で×を作って示す方もおられます、ジェスチャー、面白い、
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で、一番多くの人が使っておられるのが「お愛想」とか「お愛想して」という言葉ではないでしょうか?
みなさんも使っているでしょ、、、
実はこれが誤用なんです、はい、真偽は分かりませんが、ワタシは誤用だと思っています、
一番最初は、東京時代になぎら健一さんの酒場本で知りました、「お愛想」は誤用だと、
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この「お愛想」という言葉、元々はお店側が使う言葉だそうです、
ちょっとややこしいのですが、、、
本来は店側が『お金のことを云うなんて愛想のないことですが』とか『お愛想なしですいませんでした』という気持ちで使うべき言葉という事みたいです、
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もう少し遡ると、掛売り=ツケで呑み食いするのが当たり前の時代、“ツケ”はある意味『またこの店に来るよ』という約束でもありました、
逆にそういう店で現金を払うことを「愛想尽かし」といって“もう来ないかもしれない”という意味もあったそうです、
なので、現金で払うことを店の人は「お愛想尽かし」と呼んだみたいです、
で、お店の方が『あのお客さんはお愛想尽かしです』と話しているのを聞いた客が勘違いして使い始めた、ちょっと気取って使い始めた、という説もあります、
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「お愛想」、元からなんか違和感があったので、この話を知ってワタシは使わなくなりました、
では、ワタシは何と言っているかと云うと、、、「お勘定」です、
「お勘定をお願いします」とか「お勘定してください」、
たぶんこれが一番しっくりくるのです、が、これが合っているのかどうか?、、、知らんけど^^)
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ま、今は客も店側も「お愛想」で全く問題なくコミュニケーション出来ますから無問題、
言葉は生きモノですから、それでも良いと思います、はい、
でも、出来ればこれからは 「お勘定」 でいかがでしょうか、
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【今週のお店:新世界の「平野屋」】
通天閣を南へ、ジャンジャン横丁の手前に「平野屋」があります、
逆L字カウンターに10人くらいは立てます、
冷蔵ショーケースが2つあって小皿料理がズラリと並んでいます、
100円からお高い刺身で420円くらいまで、
どれも美味しそうなのでいつも迷います、
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お酒もあれこれ揃っています、さすがにホッピーは無かったと思いますが、ビールに日本酒、焼酎にワイン、ウイスキー、
「寶焼酎ハイボール」の瓶があります、これは珍しいし美味しそう、
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ビールだと「ハートランド」があります、
この小瓶で少しだけビールをいただくのが好きです、
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燗酒はチロリで、
うん、数多ある新世界の酒場でもお気に入りの一軒です、
なんかちょっと上品な感じさえする立呑みです、ぜひ勇気をもって入ってみてくださいませ、
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