コロナ禍が明け、やっと明るい1年が始まるね、
と、正月を過ごしていたら・・・
元日早々から大きな災害や事故が頻発しました、
亡くなられた方々に哀悼の意を表します、
被災された方々にお見舞い申し上げます、
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今回の能登半島地震では震度7が記録され、甚大な被害が出ました、
過去、国内では震度7が4つの地震で5回記録されています、
◆1995年1月 兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)
◆2004年10月 新潟県中越地震
◆2011年3月 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
◆2016年4月 熊本地震(震度7が2回)
こうしてみると、この30年間、
大地震は“忘れた頃”ではなく、まだ記憶に新しい時期に再び発生しています、
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今回の地震からの復興は、
国が先頭に立って日本の総力を挙げてあたっていただくとして、
忘れてはならないのは、次の大地震に対する備えです、
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津波からの避難、
建物の耐震強度、
被災地への素早い支援、
被災者の精神的支援、
中期的な復興計画、
国や自治体が事前に備えられること、準備できることはたくさんあります、
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今、もっとも確率が高いと考えられている次の大地震が「南海トラフ地震」です、
以下は「NHK 明日をまもるナビ」を参考に書かせていただきます、
「南海トラフ地震」は、
静岡県から九州の広い範囲で複数の大地震(東海・東南海・南海地震)が同時多発的に起こる可能性があるM8クラスの大地震です、
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記録でわかる限り、これまで100年~150年周期でこの大地震発生しています、
直近は1944年の昭和東南海地震と、1946年の昭和南海地震、
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この「南海トラフ地震」が発生すると、
震度6~7の揺れが数分間続き、建物の倒壊による死者は8万2000人と予測されています。
さらに、最短2分ほどで大津波(最大30m超:高知県)が押し寄せ、
23万人が亡くなると推定されています。
被災予想地域に太平洋側の人口密集地がすべて含まれていることから、
この規模で大地震が発生すると、
国民の半数が何らかの形で被災者になる、といわれています、
半数が被災者、、、
1人が1人を助けるのは不可能です、
発生からの一定期間は国や行政の支援が行き届かないことが予想されます、
発生直後は、自分たちの力で生き延びる必要があるのです、
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地震への精神的備え、
食料や水の備蓄、
家屋の耐震強度強化、
津波からの避難経路と方法の事前確認などなど、
各人が事前にできることはたくさんあります、
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新年早々から物騒な記事で恐縮ですが、
いつかは必ず来る大地震、
あらためて気を引き締めておきましょう、
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本年もよろしくお願いします、
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