blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

休肝日、ある人ない人

2016-12-15 20:04:16 | 日記
題名を私に当てはめれば、明らかに「ある人」である。
自宅で飲むと眠くなるばかりで気持ちよくなれないので、お酒を飲むと決めたら必ず外に出る。
外に出れば、知らない人であっても必ず他の人がいて、ああだこうだと話しているのが聞こえる。
お酒そのものというよりも、そういった「お酒の場」が好きだと言ってもいいのかもしれない。
ただ、ひとたび出ればトコトン行ってしまって午前様は当たり前、時にはやや高くつく飲み方(笑)などもするものだから、飲みたいという気持ちだけで夜な夜な出ていたら今の稼ぎでは身を持ち崩すことになる。
たまの機会は人並み以上に、時にはハメを外してでも楽しみたいとは考えるが、毎日お酒を飲みたいとは思わないから、休肝日は意識しなくても自動的にできてしまう。

私と違って「お酒そのもの」が好きなタイプの人は、毎日少量でも飲むのが当たり前という感じだろうから、たぶん住まいにも買いだめがあって、毎晩それでいい気持ちになって明日への活力にしているものと思う。
ただ、そういうタイプの人は休肝日を意識せざるを得ないだろうとは思う。
嗜好品のことで他人をどうこう言うのは、趣味に口出しをするようなもので下手をすると相手の逆鱗に触れることになる。
お酒は好きだが酒場は好きではないという私と正反対の人がいたところで、他人がどうこうできるものではない。

私がいるチームは、まったく飲めない人を除いては毎日いくばくかでも飲んでしまうタイプの人が多いように思う。
仕事を離れた領域の話だから、もちろんそれ自体にどうこうは言えない。
ただ、毎日飲んでいるがために毎日が疲れていたり二日酔いぎみだったりのコンディション不良となると、一緒に仕事をしていく上では非常に困る。
私は、仕事場で会う人はまず「仕事ぶり」を第一に考えるので、いかに穏やかで大らかで優しい人格者であっても、飲んでいるがために仕事に悪い影響が出ていると思われる人には信頼を寄せられない。
腹の中では「私生活>仕事」となっていても一向に構わないが、仕事場に出てきている以上はその思いは周囲には分からないようにしなくては一緒に仕事を進める人に失礼だし、若い世代の人にも示しがつかない。
ラクをしようとノンビリして出足が遅れ、周囲にどんどん先回りで動かれ、気付いた時には本来当人も分担してやるべきであった仕事は誰かがサッサと片付けていたなどという場面を見るのは、今週だけで二度や三度ではないのである。

私の場合は、一度に入れる酒量がかなり多めなこともあって、街の多少の混雑は我慢してもやはり翌日が休日という状況で飲みたい。
先月の29日は火曜日、「いい肉の日(11月29日)」ということで急に決まった会に行って、その時はもちろん楽しんだがやはり翌日は疲れが残って仕事上でもやや危うい場面があった。
職業人である以上、毎日は飲まないが飲むと勢いがついてしまう私のようなタイプは、飲みに行く日をきちんと考えないといけない。
疲れや注意力不足から仕事で大きな失敗をしてしまっては、せっかく性に合う仕事をさせてもらっている意味がなくなるからである。

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