もう月曜のことになってしまうが、日曜にバレーボール観戦をしての翌日は三重県四日市市に出向いた。
三重県内には四日市と松阪の二つの競輪場があるが、今で言うG1、昔で言う特別競輪の開催はこれまでなく、9日から12日まで四日市で行われた「全日本選抜競輪」が三重県では初のG1開催ということで、開催に向けてはスタンドなどの改修も行われていた記憶がある。
リニューアルが施された会場で、相撲で言えば横綱大関クラスも含めた最高峰の選手が覇を競った。
競輪を楽しむと言っても、大枚を抱えて勝負という気はなく、競輪場の駐車場に着いた後もすぐには入らず、すぐ近くにある四日市ドームや周辺の工業地帯の撮影に時間を使った。
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マスコットが印象的な競輪場の入り口。
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スタンドと、四日市ドームをバックにした走路を撮影。
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この日は車券の方はサッパリだったのだが、会場では流石にG1とあってイベントが多くあった。
中でも、レスリングで大活躍した浜口親子のトークショーでは楽しませていただいた。
父親の「アニマル浜口」氏は新日本プロレス時代によく拝見していたし、娘の京子さんは五輪や世界選手権でのメダル獲得など最高峰の舞台で活躍したのは周知の通りである。
格闘技の世界で育ったお二人も、マットやリングを下りれば大変穏やかで、笑いの絶えないトークショーになった。
もちろんお馴染みの「気合だー!10連発」もステージの最後に披露してくれ、私は2回とも見たのでつごう「気合だー!」を20回聞くことになった。
日々を明るく生きることの大切さ、またお二人の仲の良さををあらためて実感することができた。
さて、新田祐大選手(90期・福島)の優勝で幕を閉じた今大会、同期で地元、昨年暮れの競輪グランプリ覇者である浅井康太選手(90期・三重)は初日と二日目でいずれもレースの組み立てに失敗し、三日目の準決勝にすら進出できなかった。
地元バンクで初のG1開催というこの上ない条件で惨敗して一番悔しいのは当然本人だろうが、ファンの落胆も相当なものであった。
個人的には、年末のグランプリのために体調をピークに持っていったであろうS級S班の選手たちのことを考えると、そこからわずか1ヶ月半、しかも厳寒期である2月にG1があることは日程的にどうかという思いはある。
ただ、新田選手あたりはナショナルチームの練習や遠征と日本の競輪を両立させているので、浅井選手が今回早くに敗退したことは日程を言い訳にはできない。
競輪の世界では中部地区に属する富山出身の私は、どうしても中部(富山・石川・岐阜・愛知・三重)の選手には目が行く。
輝かしい実績を残した以上は、ファンも納得する安定した戦績を求められる。
中部のスター選手の一人として浅井選手には今後の奮起を期待したい。
帰りは急がない旅、桑名市にある県道106号線(揖斐川と長良川の間をすり抜けるように走れる私が大好きな道路)で撮り鉄などしながらのんびりと自宅に向かい、翌日からの仕事に備えたのであった。
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リニューアルが施された会場で、相撲で言えば横綱大関クラスも含めた最高峰の選手が覇を競った。
競輪を楽しむと言っても、大枚を抱えて勝負という気はなく、競輪場の駐車場に着いた後もすぐには入らず、すぐ近くにある四日市ドームや周辺の工業地帯の撮影に時間を使った。
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マスコットが印象的な競輪場の入り口。
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スタンドと、四日市ドームをバックにした走路を撮影。
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この日は車券の方はサッパリだったのだが、会場では流石にG1とあってイベントが多くあった。
中でも、レスリングで大活躍した浜口親子のトークショーでは楽しませていただいた。
父親の「アニマル浜口」氏は新日本プロレス時代によく拝見していたし、娘の京子さんは五輪や世界選手権でのメダル獲得など最高峰の舞台で活躍したのは周知の通りである。
格闘技の世界で育ったお二人も、マットやリングを下りれば大変穏やかで、笑いの絶えないトークショーになった。
もちろんお馴染みの「気合だー!10連発」もステージの最後に披露してくれ、私は2回とも見たのでつごう「気合だー!」を20回聞くことになった。
日々を明るく生きることの大切さ、またお二人の仲の良さををあらためて実感することができた。
さて、新田祐大選手(90期・福島)の優勝で幕を閉じた今大会、同期で地元、昨年暮れの競輪グランプリ覇者である浅井康太選手(90期・三重)は初日と二日目でいずれもレースの組み立てに失敗し、三日目の準決勝にすら進出できなかった。
地元バンクで初のG1開催というこの上ない条件で惨敗して一番悔しいのは当然本人だろうが、ファンの落胆も相当なものであった。
個人的には、年末のグランプリのために体調をピークに持っていったであろうS級S班の選手たちのことを考えると、そこからわずか1ヶ月半、しかも厳寒期である2月にG1があることは日程的にどうかという思いはある。
ただ、新田選手あたりはナショナルチームの練習や遠征と日本の競輪を両立させているので、浅井選手が今回早くに敗退したことは日程を言い訳にはできない。
競輪の世界では中部地区に属する富山出身の私は、どうしても中部(富山・石川・岐阜・愛知・三重)の選手には目が行く。
輝かしい実績を残した以上は、ファンも納得する安定した戦績を求められる。
中部のスター選手の一人として浅井選手には今後の奮起を期待したい。
帰りは急がない旅、桑名市にある県道106号線(揖斐川と長良川の間をすり抜けるように走れる私が大好きな道路)で撮り鉄などしながらのんびりと自宅に向かい、翌日からの仕事に備えたのであった。
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