この週末は、猛暑の中ながらけっこう動いた。
金曜の深夜に当地を夜行バスで出て東京に向かい、大事な用件を一つクリアーして、終わったら即新宿のバスターミナルから当地に取って返すという0泊2日の強行軍があった。
わざわざ書いているくらいだから本当に大事な用件であり大変緊張もしたが、全体としては楽しい時間となった。
前々から書いているように、これで一つの作品ができる下地が整った。
大げさに言えば「生きた証し」と呼べるものだと思う。
生きた証しなら保育園の時に書いた下手くそな絵も、若い時に撮った写真も、通信簿の果てに至るまですべてそうだといえばそうなのだが、本当に自分の意思で「ホンモノ」と呼ばれるに値するものを作るために動いてきて、それが今週末で一つの節目を迎えた。
残されているのは、それを披露する機会のみとなり、もう半分以上は目的は達成された。
昨日はその疲労感というのか脱力感もあり一日中自宅でゆっくりするばかりであった。
23時まで起きていたのに、0時からのW杯決勝を見ることもなく寝落ちしてしまい、目が覚めたら時計は6時を回っていた。
しかし今日は10時から豊橋市で写真の大会があるため、そそくさと準備をして車を出した。
この大会には一般と高校の部があって、今日は各部門の準決勝と決勝の日であった。
男女合わせて16チームもいるから、ゲームは2セット先取制、会場の4つのコートを全部使って同時進行で行われる。
一般男子にはVプレミアリーグ勢の参加がなかったのに対して、一般女子は秋に始まる新しいVリーグ1部に所属する4チームが順当に4強に駒を進めて来ていた。
準決勝の第一試合はトヨタ車体(以下車体)×PFU、第二試合はデンソー×KUROBEアクアフェアリーズ(以下アクア)で、大方の予想では決勝は車体×デンソーだろうとされていた。
第一試合は苦しみながらも車体が勝ち上がり、第二試合はなんとアクアが格上のデンソーを下して決勝に上がって来たから、私にとっては最高の組み合わせとなった。
車体は愛知に来てから応援してきたチームであり、アクアは富山県、しかも私の出身である魚津市のとなり黒部市が本拠だから地元中の地元のチームであった。
チームの選手そのものや特長は車体の方が回数も多く見ており予備知識が多かったし、昨シーズンのVプレミアリーグで3位になった格上であるから、正直車体には負けてほしくない気持ちが強かった。
控え組中心とは言え格上のデンソーを破って上がってきたアクアには勢いがあり、同じく控え組中心ながら、車体は内容としてはかなりアクアに手こずった。
目立ったのはセッターとアタッカーのコンビミス、特にセンター線の攻撃ではアタッカーとのタイミングがほとんど合わず、決められる場面で決められず相手にチャンスをあげてしまうことが多かった。
たまらずスターターのセッター山上選手を下げ、正セッターの比金選手を投入後は競り合いの展開の中でも決して流れを相手に完全には渡さなかった。
2セット連取ではあったが、スコアは25-22、31-29だから、ずいぶん苦しみながらのタイトル獲得となった。
強いとされるチームがこの時期の大会で低迷するのは、やはり控え選手の育成ひいては選手層の底上げを主眼として戦うからで、挑戦者としてほぼベストメンバーで臨んでくる格下の相手に足をすくわれることも多く、車体としても9年ぶりという意外なほど久しぶりの中部日本大会のタイトルとなった。
今回富山県勢として準優勝という結果を出したアクアも、もちろん今後注目である。
高さも含め攻撃力は旧Vプレミア勢にもそうは劣らないから、あとはディフェンスと粘りが今後の課題だろう。
それにしても、過日中津川市で観戦した旧Vチャレンジリーグ(2部に相当)の時より格段にチーム力は上がっている。
Vサマーリーグでの2位など、結果を残してきたことでチーム全体が自信をつけているように感じた。
秋に始まる新しいシーズンが楽しみになる一日であった。
選手の皆様、また関係者の皆様には感謝申し上げたい。
金曜の深夜に当地を夜行バスで出て東京に向かい、大事な用件を一つクリアーして、終わったら即新宿のバスターミナルから当地に取って返すという0泊2日の強行軍があった。
わざわざ書いているくらいだから本当に大事な用件であり大変緊張もしたが、全体としては楽しい時間となった。
前々から書いているように、これで一つの作品ができる下地が整った。
大げさに言えば「生きた証し」と呼べるものだと思う。
生きた証しなら保育園の時に書いた下手くそな絵も、若い時に撮った写真も、通信簿の果てに至るまですべてそうだといえばそうなのだが、本当に自分の意思で「ホンモノ」と呼ばれるに値するものを作るために動いてきて、それが今週末で一つの節目を迎えた。
残されているのは、それを披露する機会のみとなり、もう半分以上は目的は達成された。
昨日はその疲労感というのか脱力感もあり一日中自宅でゆっくりするばかりであった。
23時まで起きていたのに、0時からのW杯決勝を見ることもなく寝落ちしてしまい、目が覚めたら時計は6時を回っていた。
しかし今日は10時から豊橋市で写真の大会があるため、そそくさと準備をして車を出した。
この大会には一般と高校の部があって、今日は各部門の準決勝と決勝の日であった。
男女合わせて16チームもいるから、ゲームは2セット先取制、会場の4つのコートを全部使って同時進行で行われる。
一般男子にはVプレミアリーグ勢の参加がなかったのに対して、一般女子は秋に始まる新しいVリーグ1部に所属する4チームが順当に4強に駒を進めて来ていた。
準決勝の第一試合はトヨタ車体(以下車体)×PFU、第二試合はデンソー×KUROBEアクアフェアリーズ(以下アクア)で、大方の予想では決勝は車体×デンソーだろうとされていた。
第一試合は苦しみながらも車体が勝ち上がり、第二試合はなんとアクアが格上のデンソーを下して決勝に上がって来たから、私にとっては最高の組み合わせとなった。
車体は愛知に来てから応援してきたチームであり、アクアは富山県、しかも私の出身である魚津市のとなり黒部市が本拠だから地元中の地元のチームであった。
チームの選手そのものや特長は車体の方が回数も多く見ており予備知識が多かったし、昨シーズンのVプレミアリーグで3位になった格上であるから、正直車体には負けてほしくない気持ちが強かった。
控え組中心とは言え格上のデンソーを破って上がってきたアクアには勢いがあり、同じく控え組中心ながら、車体は内容としてはかなりアクアに手こずった。
目立ったのはセッターとアタッカーのコンビミス、特にセンター線の攻撃ではアタッカーとのタイミングがほとんど合わず、決められる場面で決められず相手にチャンスをあげてしまうことが多かった。
たまらずスターターのセッター山上選手を下げ、正セッターの比金選手を投入後は競り合いの展開の中でも決して流れを相手に完全には渡さなかった。
2セット連取ではあったが、スコアは25-22、31-29だから、ずいぶん苦しみながらのタイトル獲得となった。
強いとされるチームがこの時期の大会で低迷するのは、やはり控え選手の育成ひいては選手層の底上げを主眼として戦うからで、挑戦者としてほぼベストメンバーで臨んでくる格下の相手に足をすくわれることも多く、車体としても9年ぶりという意外なほど久しぶりの中部日本大会のタイトルとなった。
今回富山県勢として準優勝という結果を出したアクアも、もちろん今後注目である。
高さも含め攻撃力は旧Vプレミア勢にもそうは劣らないから、あとはディフェンスと粘りが今後の課題だろう。
それにしても、過日中津川市で観戦した旧Vチャレンジリーグ(2部に相当)の時より格段にチーム力は上がっている。
Vサマーリーグでの2位など、結果を残してきたことでチーム全体が自信をつけているように感じた。
秋に始まる新しいシーズンが楽しみになる一日であった。
選手の皆様、また関係者の皆様には感謝申し上げたい。