blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

まずは出ること

2019-02-10 19:44:07 | 休日
インフルエンザのせいとはいえ、思わぬ形で長く会社を空けることになった。
月初1日の締め業務をすでにヤバかった体で何とかこなし、それから会社に行っていないわけだから、明日の出社日にこのまま通常通り出て行けば10日ぶりのこととなる。
病気には勝てないが、その間はカバーしてもらっているので、お礼の一つは伝えたい。

ただ、自分の仕事がたまりにたまっていないかとか、だいぶ遅れが出ているのではないかとか、不安を挙げていったらキリがない。
明日久々に出て行くからと、遅れを一気に取り戻そうとは考えず、仕事のリズムにまた慣れることだけを考えたい。
決して投げたような言い方はしたくないが、私自身は事務所の中でも突出して経験値も低く、たかだか1週間不在だったところで経験値の高いメンバーがどうにかしてしまうし、実際私が入る前は純粋に「今マイナスひとり」で回していた。
現場でやっていく自信が持てず会社を去ることすら考えた人間(=私)が突如出現したため、急遽事務所での役割が用意されて今まで続いているだけなのであり、私自身にとってはある意味手慣れた仕事に変わってありがたいとは思っていても、今もってどうしても自分が事務所に必要な人間であるなどという思い上がりはサラサラない。

前回、どうしても根を詰めて仕事をしがちであることが、短期的にはよいが長い目で見て同じところでやって行くにはマイナスだと書いた。
同じ仕事と言っても、真剣に、時には他人と議論をしながら進めるべきことがある一方、お上から言われてしぶしぶ備えなくてはならない書類に関しては、あまり精密な中身を求めすぎると当事者が文字通り熱にうなされることになる。
ほんの数年前、もうやめた会社でのことながら、仕事に日々「完全燃焼」したいと書いている回があるが、実際にその会社での晩年に精神的な疲れから、インフルエンザどころではない長い長い期間、会社を空ける事態になっている。

職業人をして行く上で何度もあった精神の落ち込みからの長期離脱の過去も考え合わせると、まず明日は出られることでよしとして、当面は大それた成果は求めず、遅れがあれば徐々に取り戻すことにして、必要以上に力を入れすぎないで臨みたい。
もし求められる以上のことをしたくなってしまったら、もともとそれほど求められてもいないくらいに思い直して、気を張り詰めすぎないように過ごしていけたらと思う。

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