blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

また桜の季節に・・・。

2021-03-20 15:04:30 | 日記
真っ昼間の更新となる。
本来であれば土曜は勤務日で夜に備えて寝なければならないが、春先という季節は私にとって鬼門なのか、ここ数日体調を崩して仕事から離れている。
ここ数年桜が咲く頃になると必ず調子を落としているが、環境や要因はそれぞれまったく違い、ただ時期だけが偶然にも今ごろになってしまっている。
幸い今回は「危険」を感じた当日に早退して数時間でも多目に休息したからか、今は活動意欲も食欲もやや回復して本欄に手をつける気力も出てきたから、ここ数年とは違って月単位での離脱にはならないだろう。

昨年の秋口から、縁あって某CVS店舗の夜組を担当するようになって4ヶ月と半分が過ぎた。
深夜帯の客層の悪さには閉口するものの、当初のサポートが良く作業自体には案外早く慣れることができ、ひと月ほど前には名札の若葉マークもようやく取れることになった。
日々のルーティーンに関しては特に大きな負担感も感じることなくやれるようになり、長く続けていけそうな手応えは正直感じていた。

ところが、私が現在の店舗に専属となって以降、私の前の時間帯を担当する某君が、いつもやっていた仕事を深夜帯に残して帰るようになってしまった。
そのことを経営に相談したところ「やらないスタッフがいてもそれは黙ってカバーしてほしい、店長クラスはみんなそうしている、あなたには店長や管理職と同じ意識をもって仕事をしてほしい」との回答があった。
まだ経験そのものが半年にも満たず、店舗の中でも歴がいちばん浅いほうにあたる私に店長クラスの意識を持てとはずいぶんハードルを上げられたなという思いがし、それ以降は日々何かモヤモヤしたものを抱えることになり、その一方で経営がいくら指導しても某君は過去やれていたはずの仕事に手を付けることなく帰ることが続いた。
難なくカバーできる日もあったが、規模の大きな我が店は深夜でもあまり来客が途切れないのでできない日もある。
やるべきことは他にもたくさんある中、常時、前の時間帯の仕事も否応なしにカバーしなければならないと思うと毎回出ていくのが気が重くなっていった。

それに加えて、片手を超える数の店舗を手掛ける経営の方では、我が店は近い将来人員のシフト作成等も含めてほぼほぼ私に任せようとしていた節があり、そのことも徐々に精神的な重荷になっていった。
大きな期待をかけてもらっているのは理解はできたし、ありがたいことでもある。
しかし、例えばシフト表あたりは経営が作るからみんな言うことを聞くが、歴の浅い人間が作ったところで文句まではいかなくても要望の嵐になるのは容易に想像できるはずである。
まだ基本の能力すらない私には到底できそうもない店舗・人員管理までを要求されだした状況にとうとう心身がともに悲鳴をあげることになってしまった。

経営からの指示は今のトップではなく、将来のトップになるであろう二代目君から主にグループLINEで受けていたが、すでに体調を崩している中にあっても「あなたの代わりは誰もいないんです!何かあっても誰も行ってあげられません!」などとこれまた余計な圧力も受けるに至り、ついに私の方から「これ以上付いていけません!」と切り出した。
あまりのまさかだったのかは知らないが、急に文面がしおらしくなり、後のことは「社長」(現在のトップ)と話してください、ということになった。

社長からはほどなく連絡があり、「あなたに甘えた部分は多々あったが、悪気はなかったと思うし、まだ若いところもあり許してほしい、在籍は外さないからひとまず休んで、イヤでなければ戻ってきてください」との返事をいただいた。
幸い店舗の中にも、辞めないで、また一緒に仕事がしたい、待っています、などと言ってくれる方が複数おられ、せめてこの方々のためにもできるだけ早く復調してまた楽しく働いていきたいと今は考えている。
社長自ら今回の件は「教訓」にすると言ってくれたのだし、二代目君は納得しているかは知らないが、立場上いちばん上の人の指示を素直に聞こうと思うのである。

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