blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

反省と怒りと

2018-03-15 22:41:59 | 日記
午前中に本担当を首尾よく終わらせ、午後からは例によって他部署の応援に入った。
いわゆる二刀流生活もすでに回数的には片手を切り「解放記念日」が近づいている。
これまで入ったことがなかった場所に入って仕事をすることは、全くの無駄であったとは思わないが、楽しかったという感覚も全くない。

今日は私にとっては残業付きの応援は最後であった。
毎回3時間を限度として入っていくが、2時間で終わる日の方が多かったように思う。
それがやはりというべきか、最終日がものの見事に目一杯3時間ということになった。
17時が過ぎてからは、この期に及んで初めて触る作業が待っていて、私を含めた3名の応援者もそこに張り付くことになった。
初めてやる仕事だから何を指示されても気持ちは焦る。
だが、ここで2ヶ月間で最も大きな失態をやらかすとまでは思っていなかった。

最初は細かい作業を頼まれたので右手の手袋を外してやっていたが、そのうち別の場所に移って別のことをやるように言われ見よう見まねでやっていた。
ここで右手の手袋をつけ忘れたのが大失敗、いつの間にか紙で傷ついて右手親指の爪から血が出ていて、製品の一部をダメにすることになった。
わざとではないにしても過失は過失であり、現場にも迷惑がかかったのでそこは素直に反省しなくてはならない。

しかしながら、2ヶ月間全体を通してみれば、毎日レギュラーで入って少しはできることも増え、ようやくにして流れのようなものはつかめてきたところであった。
だからと言って、この先またお願いされても快く行けるかというとそれは違う。
自分の仕事の時間を削って応援に参加している人間に対し、現場の応援者に対する扱いはあまりに雑で、その日何をするかはホワイトボードには一応書いてあるが、実際は現場に入っていかないと分からないばかりか、自分たちの都合で好き勝手に人を動かしておいて、必要な教育もろくにしないくせに、間違ったことをすればたちまち叱責というブラックぶりであった。

年明けからほぼレギュラーで入って私の主たる働き場所であったラインも、同じ機械で別の製品を仕上げるための部品入れ替えに時間を取られて違うラインに仕方なく回るとか、いよいよ始まったかと思えば機械を単なる不注意から一時間近く詰まらせて作業は進まず応援者はその間ホッタラカシにされるとか、散々という言葉でしか表しようのない有様であった。

今日一度失態を犯したことで今後お呼びがかからなくなるなら、むしろその方がよい。
今回の一連の応援では、日頃の本職であるところの倉庫周りの仕事に比べて、2ヶ月経ってもほとんど上達したとか慣れたという感覚になれなかった。
性に合っている仕事でならいろいろと浮かんでくるアイデアのようなものも全くと言っていいほど浮かばなかった。
小さいながら同じようなミスも何回か繰り返してしまったし、本職に比べるとライン作業は私にとっては細かすぎて本質的に合わないのかもしれない。
同じ作業でも、やはり今の本職の方が自分には合っていると違う角度から実感できたことがこの2ヶ月の収穫と言っていいのだろうと思う。
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