blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

去年の今頃

2017-04-25 22:49:14 | 日記
今から1年前ということになると、当地へ来てから約半年くらいのことになる。
同じチームの某氏から、名古屋市内での飲み会のメンツに空きが出たというので誘われた。
今ほどはひんぱんに飲みに出ていない時期、値段も高くなく楽しいステージもあると聞いて二つ返事で行くことにした。

4月の後半だから夜になればさすがに冷えてはくるが、ビールを飲んで、ステージの時間はバカになって楽しんでいたら、寒さもどこへやらであっという間に制限時間いっぱいとなってしまった。
4月からビアガーデンをやっても成立してしまうこと、また歌謡曲を中心としたショータイムがあるところも初めてだったから、やはり人口が多いところは違うな〜と田舎者らしい感想を持ったものだ。

あれから1年経った今日、私は普通に仕事を終わって普通に自宅に戻り、しばらく仮眠した後は夕食をとってシャワーを浴びて、今は本欄に手をつけている。
しかし、今年もその某氏も含む何名かは去年と同じように名古屋市中心部のビルの屋上に行ったようである。
イベントスケジュールを調べてみると、アイドル然とした可愛らしい女性のグループが出るのは今週は火曜の今日と金曜しかなさそうだった。
某氏は「予約した人がなぜか火曜日にした」とウソぶいていたが、アイドルに精通している某氏が予約した本人であろうことは容易に想像できた。

去年の今頃に行って楽しんだ場所に今年は誘われなかったことに関しては特にショックもなく「ふ〜ん」という感じだ。
ここで書いている某氏というのは、日頃私と仕事上でコンビを組んでいる某氏と同一である。
私自身は、某氏の休みグセ怠けグセが明らかになるにつれて去年の夏以降から某氏に対する見方がまったく変わってしまい、仕事中ですら話をしたいとは思わなくなり、もはやコンビとして良好な関係とは言えない。
仕方なくコンビを組んでいるだけの人とわざわざ仕事を終わってからも付き合う理由はない。

私が心配してもしょうがない話だが、某氏は今日あたりは明らかにコンディションが良くなさそうに見え、チームの女性からも「飲みに行くのやめたら?」と心配されていた。
しかしそこは「だって行きたいもん」(この言い方、とても還暦を過ぎた男性には思えない)と言って聞く耳は持たず、アイドルのステージ中は飛んだり跳ねたりしたものと思われる。
他人が見ても調子が悪そうなところに名古屋まで遊びに出て次の日に疲れが残らないとは考えづらい。

月末が近くなり、明日は相当数の入荷物も予定されている。
いくら周りに強がったところで、飲みに出ると公言した翌日の動きが悪ければ何を言われても文句は言えない。
仕事上の関係が近い某氏の様子が、明日見ておよそシャキッとしていないとなれば私にとっても迷惑だ。
出したくもない大声を出さなくてはいけない場面もあるかもしれないが、プロとして同じ仕事場にいる以上は仕方がない。

一定の年齢の節目を越えて正社員でなくなったからといって、それなりの仕事でよい、少しはラクをしていい、では下の世代に示しがつかない。
私の富山での「師匠」とまではいかなくても、とにかく「汗をかく」ことが職業人としては大切だ。
役職や立場を失ってその部分が怪しくなるようなら、厳しいようだが同じ船から降りてもらうよりないのだと思う。
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