blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

予防接種

2010-10-28 20:53:38 | 日記
月末日が近づいているのに、わが部署は一向に落ち着きを見せない。
工場から製品を運び、すぐに在庫にして即出荷する流れが今日もあった。
大きい目で見ればわが社がお客さんを待たせている状況であることから、本部が言ってくればこちらとしては対応せざるをえない。
医薬品という商品は「安定供給」が建前で、言い換えれば「あるのが当たり前」でなくてはならない。
わが社としては国の支援などの「追い風」も受けて注文が増えているのはいいものの、逆に生産が追いついてなく、安定供給とは程遠い状況にある。
長くわが部署にいる人に聞けば、昨年の同時期と比較しても仕事量は格段に多いようだ。
ありがたい話ではあるものの、社員の体の負担は日に日にたまってきている。

そんな毎日が続いている中、今日は早々に仕事を終えることができた。
特別にヒマだったわけではなく、季節性のインフルエンザの予防接種が17時から予定されていたからである。
部署の上層部も気を使ってくれて、17時になる前に声かけをして早めに接種の会場に移動するように促してくれた。
今日ばかりは接種を受けない人に残務を任せる格好になり、こちらは注射一本終わればそのまま帰ることができたので、定時上がりと同じような時刻に自宅に着くことができた。
たまにはこういう日もないと一週間が本当に長い。

昔は注射といえば、傷口をよくもむとか、風呂には入れないとかの制約があったものだが、今日のお医者さんがしつこく言っていたのは、風呂には入っていいが傷口はこするなということと激しい運動はするなという二つであった。
毎日それなりに汗をかく職場にいてシャワーのひとつも浴びられないのはきついと思っていたのでこのあたりはホッとした。
技術の進歩なのかどうかは知らないが、予防接種自体が久々だっただけに意外な感じがしたものだ。

注射一本打ったからこれで安心ということではもちろんなく、日々の予防策ももちろん大切で、ますます気温が下がってくるこれからの季節は特に油断は禁物だ。
今の仕事は「明日に引っ張る」ことはなく、その日その日をしっかり片付けていけばよい。
精神的にはこの点はずいぶん楽で、あとは不節制や寝不足などによる体力的な疲れの蓄積から何かにかかってしまうのがこわい。
平日なら、他人からすればもったいないとも思える時刻に床についているが、なにぶん体が資本であるし、体質的に短めの睡眠では翌日に響くため、例えば日付が変わってから寝るようなことはほとんどない。
特別なことではなく、私にとってはこれが一番の健康法である。
今の環境に来て半年くらいになるが、幸い皆勤賞で来れているのも早く寝ているからにほかならない。

何かの病気にかかれば外にも出られずストレスもたまる。
動けることのありがたさは動けなくなって初めて分かるものだが、そうなる前にしっかりとケアをしながら日々を乗り越えたい。
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