毎月最終日はその月を振り返る。
とはいえ、12月単体ではあまり振り返りに値する出来事はない。
毎年の目標は一年を健康で通すことなので、終わりの正味1か月がそうならなかったことは残念だ。
それでも、外出もおっくうで寝てばかりだったのが少しずつ回復して徐々に活動することが増えた。
体もロクに動かせない状態での年越しは何とか避けられた。
2024年全体ということで言えば、与えられた仕事の精度を徐々に高めることができた。
夏前には担当場所が変わってある程度は任せてもらえる状態で仕事を進められるようになり、キレイごとではなく毎日が充実していた。
仕事の量にもよるが時には休憩や食事の時間を削ってでもやり込めるほどに前向きな気持ちで日々あたることができていた。
休みが少ない会社ではあったが応分の給料をいただき、その中でムダを省いて少しずつでもお金をためながら生活を回すこともできていた。
だからこそ、ある日突然何の話し合いもなく強制的に担当業務を奪われたショックは大きかった。
結果的には、たかが新人である私自身の取り組みとして「休みを削ってでも」とか「やり込む」とかの度合いが周囲とはズレていて、ある人には協調性がなく映り、ある人には脅威になったのだろう。
新人らしくひたすら腰を低くしてうまく立ち回っていればこんなことにはならなかったのかとも思うが、低くいけばいったでナメてきて、そうでなければ叩きにくる集団にいて、果たしてどう振る舞えばよかったのか。
どう振る舞っても目立つ者、特に新しく来た人間であれば何かと批判は受けやすい。
古株が作ってきた「空気感」に私がジャマだったと言われれば仕方がない。
今となっては共存することがもともと無理だった、違う動物の群れに人間が入っていってうまくいくはずがなかったとでも思うしかない。
泣いても笑っても2024年はあと半日だし、2025年は間違いなくやって来る。
未来のことは当然気にかかるが、悩み過ぎてもしょうがない。
体もずいぶん回復したので、世の中に合わせて動き出せる準備だけはしておきたいと思う。
2024年も本欄をご覧いただきありがとうございました。
来たる2025年も引き続きよろしくお願いいたします。