blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

自滅していく人

2010-08-24 21:08:42 | 日記
今日も相変わらずトラックがじゃんじゃん入ってきて、特に最初の休憩である十時半くらいまでは忙しかった。
夜通し走ってきたのか、早朝にすでにトラックが何台も荷受所に付いていることもある。
入庫に関する「師匠」が元運転手さんということもあり、とにかくサッと数量を見てあげて早く帰ってもらおうと考えているので、時には朝の体操よりも前に対応することもある。
決め決めのことを言えば時間外となるような時刻から動いてはいるが、師匠も私もそのあたりを要求することはない。
とにかく、朝の出だしが遅れると後々が大変なことになるとお互いに分かっているからである。

そうやって、短期間のうちにずいぶんうまく二人が息を合わせて仕事ができるようになってきた。
また新たな仕事の楽しみも増えた感じだが、どこの世界にも水を差そうとする人間はいるもので、わが部署の「チンピラ社員」H氏がやたら他人のアラ探しばかりをやるのでウンザリさせられる。
今日は、館内のPCの前にあるイスが所定の場所に戻っていなかったというそれだけのことを、わざわざ遠くにいる私のところまで来てひとくさり告げていった。
またある時間には、急ぎでもなくあえてホッタラカシにしていた書類を目ざとく見つけて「アレは何だ」と言って、私だけでなく師匠にまで詰め寄っていた。
師匠もH氏のことは快く思っておらず、「気にするな」とは言われたが、気にするレベルの話では毛頭なく、むしろお笑いの範疇と言える。

私はH氏に関しては「さほどの実力はない」と思っているし、私の実力も日々上がっているので、よほど言えることが少なくなってきているということだろう。
他人を腐して自分が浮き上がろうとする人間は自分に自信がない場合が多い。
何をやるにも「他人との比較」を避けて通ることが難しい性格のようで、日々他人の揚げ足取りに必死になっている様子は滑稽ですらある。
そんなヒマがあったらしっかり仕事をして自らの実力を上げてほしいと思うのだが、漢字とカタカナの区別が付かない人だから何を言ってもムダかもしれない。

ある日、ヤ○ト運輸向けのカーゴ車に西○運輸向けの商品を入れていて、よりによって私に気づかれてしまい、本人は苦笑いという一幕があった。
私が同じことをしてしまったら(しないが)、どれだけボロカスに言われることだろう。
自分を棚に上げることを恥ずかしいとは思わないようなので、もはやマトモに付き合える人間ではないことが分かる。
そんなことだから誰にも尊敬されず、宴会の場でケイタイをいじっていなければならないハメになる。
こんな状態のままなら本人はやがて自滅の道を歩むことになるだろうが、私の知ったことではない。

収穫と言えば、師匠から半ば無理やりにトラックの運転の練習をしようと言われて、会社の近くの道路を恐る恐るトラックでウロウロした。
普通免許で運転できる大きさとはいっても、小型の乗用車でさえ壁にこすったりしている前科がある私だから、当然不安はある。
しかし師匠は、本気で私に製造工場からの運搬を担当してほしいようで、何回かは練習があるだろうが、数週間後には製造工場のほうへ行っていることになると思われる。
せっかくのチャンスなので前向きにとらえ、いつでも師匠の代わりが務まるようにしたいとは思っている。
フォークリフトと違って今度は公道上だから、より一層の注意は当然必要だ。

あのチンピラさえいなかったら毎日はとてもラクなのだが、これまでの積み重ねで強力な味方も得ているので、カスにもならない人間のことは気にせず、日々自信を持って臨みたい。
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