blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

半期締め近づく

2017-09-27 20:28:32 | 日記
今週に入ってからは、職場は動きとしてはいたって静かである。
物の出入りがあったのも昨日まで、今日からは作業もなくなり半期締めの準備となった。
物を相手にしている場所だから実際に物を数え、デジタルデータの数と合っているか確かめる。
明日がリハーサル、あさってが本番という感じだが、そこまで済んで何とかホッとできる。
日頃から物の数は合わせながら作業をしているから急にあわてることはないとはいえ、スッキリと終わって気持ち良く下半期に向かいたいものである。

早いもので、今週が終われば私も当地での勤務がまる2年を迎えることになる。
急に2年間を思い出すことは難しいので直近の半年に限ると、進歩できた部分もあったが、逆にこれまでは起こしていなかった運搬事故によって製品を傷つけ多くの人に迷惑もかけた。
また、赴任以来長らくコンビを組んで仕事をしてきた某氏と袂を分かつ格好になって担当業務が微妙に変わってしまうなど、客観的には大きな出来事もあった。
いいことも悪いことも大きく出たという意味では、当地ではこれまでにない振れ幅の大きい半年間だった。

仕事上の失敗は除いても、地元ではない土地に住んで働きながら、心の底で孤独感やアウェイ感をもっとも強く感じたのもこの半年の間でのことだった。
全くの予定外で、6月の初め頃には逃げるように週末に地元に帰ったこともあった。
本欄にもすでに書いているが、特に5月の連休が明けてから予期せぬ挫折や人間どうしの軋轢などいろいろあって、連休でリフレッシュされたはずの心がみるみるうちに消耗していき、とにかく帰りたいという思いが頂点に達したのであった。

その次に地元に帰ったのはお盆休みの一週前のことだから、6月の初めから2ヶ月間、何とか消耗し切らないで済んだことになる。
それからは帰っておらず、幸い9月は天候にも恵まれ自ら多くの名所に足を運んで気分転換を図ってきたので、幸い気分の大きな落ち込みや消耗はない。
また、いまだ冷戦中の某氏を除いては、以前よりはチームの中でもコミュニケーションが取れるようになり、他部署でも話せる人が増えたり、社員食堂の職員の方と仲良くなったりなど、ようやくにして会社が仕事をしに行くだけではない場所に変わりつつある。
予定では10月の3連休に帰ることにしているが、春先に感じていたような重い寂しさは今はほとんど感じないで済んでいる。

それこそ赴任当初のような不安100%の状態では今はないわけで、私を取り巻く今の現実が人から見て「悪い」とは絶対に見えないはずである。
相も変わらず仕事中は難しい顔をしているばかりの私のような人間にもいつも笑顔を見せてくれる奇特な人もいるのだから、自分自身ももっと笑顔を増やして、毎日通う職場が少しずつでも楽しい場所になっていったらそれに越したことはないのだと思う。
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