blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

阪神日本一から日常へ

2023-11-07 21:31:29 | 日記
11月5日、阪神タイガースが実に38年ぶりという日本一を成し遂げた。
長年ファンをやってきたが38年前はまだファンではなかったから、ファンとしては初めての日本一となった。
これだけ長い間日本一から遠ざかっていると前回の日本一がいつまでも昔話として残り続ける弊害があったわけだが、今年の優勝でそれも払拭されたことと思う。
20世紀末期はともかく、21世紀に入ってからのタイガースは03年05年と2度のリーグ優勝があったし、優勝できないまでも戦力は他チームに見劣りせずそれなりに強いチームとして歩んできた(と思いたい)。
個人タイトル争いにからむ選手も毎年のようにいたのに、リーグ優勝からも18年にわたり遠ざかっていたのは不思議としか言いようがない。
ともあれ、生きているうちにファンとしての日本一を見せてもらったことには感謝の一語しか見当たらない。

優勝が日曜にずれ込んでしまったため、先週末、文化の日を含めた3連休にもかかわらず特別なことは何もできなかった。
ただその週は私自身の誕生日があって、昨年と同じく親父と食事に出かけた。
親きょうだいまで広げても飲めるのは私だけという特殊な家庭のため盆も正月も飲む機会がない中、誕生日だけは好きなだけ飲ませてもらえるのはありがたいことだ。
阪神優勝にからめてのセルフ祝勝会は、今週末以降にあらためて考えたい。
阪神ファンの多くない土地柄なので大騒ぎをする気もなく、じっくり喜びをかみしめるような時間になればいい。

長い休みが明けた職場は、月曜火曜となかなかの忙しさだった。
物流や倉庫という業界にいると、休みが多いのはありがたくてもその前後が怖いという感覚になる。
送る方は特に休み前、受け入れる方は特に休み明けがどうしても集中するので大変である。
加えて、さる事情から今日は二度手間そのものの仕事に忙殺され午前の小休憩を飛ばさざるを得なかった。
まだ週の半分も来ていないのに少し疲れがある。
明日は比較的ヒマとの見立てだが果たしてどうなるか。

我が職場の年長さんは相も変わらず、この忙しかった月火ですらヒマそうなそぶりであった。
朝から私のルーティン補助から全く動かず、たまにいなくなったと思ったらトラックのバラ積みを楽しそうにやり、入荷物があればオッカナビックリのヤットコサの風情で運んで一日を終える。
もういい加減な年齢ではあるが当人から出る話題から見てお金には困っていなさそうだし、働いているのは健康のためということなので、新しい仕事をどんどん身に付けようという気があるようには見えないから多くを望むのは今後も無理と言っていいのだろう。

仕事ができないだけならいいが、今日は他人と衝突しそうになるなど危険な場面があった。
精神的にいまだに余裕が持てていないのか、安全の確認が不十分、見るべきところを見ないのでそういうことが起きる。
危険な動きというのは、やる気のあるなしとか、仕事が早い遅い上手下手以前の問題で、単純に周囲に身の危険を感じさせることは現場というところでは最もしてはいけない。
大変危険な瞬間の後でも、年長さんだから周囲は直接言わないでヒソヒソ話にはなっているが、ヒソヒソ話になること自体すでに周囲が良くない意味で気を使い始めている証左である。
これ以上周りが追い詰めたらいなくなるかも、と思われて厳しい言葉が飛ばない状況は私が見聞きしてきたいろいろなケースから推し量っても非常にヤバい。

今の環境に来て3か月半は当人にとってあっという間だったと思うが、いちおうは6か月の試用期間中、あと2か月半などそれこそあっという間に過ぎる。
現在地からの向上が一切ないとなると、私が経営者なら少し考えざるを得ない。
私が経営者なら、私がもし先輩だったら、などと当人よりさらにひと月社歴が短い私が考えてしまうようなことではいけないということである。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 確認は?安全は? | トップ | 何かが違う »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事