blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

夏休みから現実へ

2016-08-14 22:44:57 | 休日
お盆休みが終わって、明日から通常の生活に戻る。
世間様よりやや早めに夏休みが始まったため、終わるのも少しだけ早い。
15日と16日は世間様はだいたいお休みで、いきなりアタフタするようなことにはならないと思うが、休み明け早々ケガなどもしたくない。
今日一日は外出もあまりせず体調を整えて、幸い元気に仕事の日を迎えられる。

さて、今年の夏休みは当地からまず北海道に飛び、帯広市と札幌市を中心に観光した。
私が北の大地で楽しんでいる頃、当地は連日の猛暑日だったようで、前々から決めていたスケジュールとはいえ北海道の快適な気候に身を置くことができて幸運だった。
全国にある競馬場でまだ訪問していなかった帯広競馬場と門別競馬場に足を運び、6月の全都道府県制覇に続いて、国内の全競馬場を踏破することもできた。
長い年月をかけて続けてきたコレクション旅行もこれでひとまず一段落、一つの節目を過ぎた後は旅のコンセプトも変わっていくのかもしれない。

北海道から直接富山に入って、3日間ほど実家の家族や地元の仲間たちと楽しんだ。
ほんのわずかな時間、完全に「お客さん」になれるのは帰省した時くらいしかない。
雑事をこなす必要もなく、身も心も完全にリセットできてよかった。
富山に帰れば言葉はすぐに戻って振る舞えるのもいい。
当地に戻れば、言葉にはやや気を使うのは確かだからだ。

誰でも、長い休みが終わった後に仕事に出て行くのはおっくうなものだ。
一度緩めた心と体を平日仕様にもって行くのはなかなか難しい。
忘れているはずがないことも忘れているのが長休明けにはありがちだから、日々のルーティンをまずは思い出すところからゆっくりと入っていきたい。

今は、現実に戻ることがそれほど辛い状況でもなく、ようやくにして仕事にも職場にも土地にも慣れ、当地での楽しみや大切な人間関係も徐々にではあるが増えてきた。
「戻りたい現実」も当地には間違いなくあって、それが楽しみでもあるし、毎日の気持ちの張り合いになっていくことは疑いようがない。

今日は部屋にこもって、旅行の写真を整理したり、地元の仲間にお礼を送ったりして気ままに過ごした。
旅行に関しては書きたいことも多いのだが、今日は長い夏休みを全般的に振り返る中身とした。
明日以降、記憶が薄れないうちに追い追い記していくことにしたい。

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夏休みへ

2016-08-05 21:31:01 | 日記
いろいろあった今週の平日が終わった。
豪雨もあったし、人員が少なく体力的にもきつかった。
イヤな思いもしたが、本格的な衝突はガマンして何とか避けた。
腑に落ちない部分はいまだにある。
しかし、業務上での関係は続く。
他人を変えるのは不可能とあらためて言い聞かせ、割り切って進むよりない。

さて、わが職場では世間様より少し早く夏休みに入る。
終わるのも少しだけ早いが、祝日をあれこれいじくって夏休みに集め、長めの休みになっているのはありがたい。
幸い今年の夏は健康を保っているので、長い休みとくれば去年の夏にはできなかった遠出ができる。
明日は特に予定はなく出発は明後日なので、明日は準備もさることながら通常以上に忙しかった平日の疲れを取るため外出も控えめにして、また自室も少しは整理整頓をして、心身ともにすっきりした形で出ていきたい。

今年は、1月に日本三名園制覇という小さなコレクションがまず完成し(四国旅行の帰りに岡山後楽園に立ち寄った)、6月にはずっと目指してきた全都道府県訪問がついに実現した。
今回は、日本に現存する15の地方競馬場をすべて訪問することになる、これまたコレクション完成の旅である。
中央競馬の10場を達成したのが1998年のことでそれからずいぶん時間はかかったが、地方競馬の奥深い世界も少しずつ勉強しながら訪問を積み重ねてきた。
今回で残るあと2場に訪問して、2016年8月9日をもってようやく全国のすべての競馬場を踏破する予定である。
昨年の一時期は体を壊して遠出ひとつできなかった悔しさが今年爆発し、いよいよ「コレクション旅」としては最後になるであろう行程に出る日を迎えようとしているのは本当に感慨深いものがある。

宿や食事や温泉や名産といった一般的な旅ではなく、私の旅は訪問そのものが目的で、数少ない機会を最大限生かすべく移動の多い慌ただしい行程になることが多かった。
ただただ上っ面をなめるような形でしか訪問できていないところももちろんある。
そんな味も素っ気もない旅に他人が付き合ってくれるわけもなく、また巻き込むわけにもいかず、しかし集め始めたものはなかなか途中では止められず、ついでに言えばろくにパートナーもできずで、大人になってからの旅行はほぼ全てが単独行である。
この年まで独りでお気軽に生きてきてしまったからコレクション的な旅も可能だったのだろうと思う一方、写真に人物が入っているものがほとんどないのはよくよく考えなくても少し寂しい。

2016年中に実現するかは分からないが、コレクションが一段落する今を節目に、写真に人物が入る旅を久しぶりにしてみたい思いはある。
一人旅に慣れすぎた体には最初はきついかもしれない。
それでもまずは旅の相手を見つけ、旅の中身や目的を一緒に吟味しあって、旅先に行ったならば感動を分け合う経験をして、今さらながら人間としてこれまでとは違う階段を登りたいと心から願うのである。

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楽しそうだから

2016-08-04 22:15:14 | 日記
昨日の話だが、仕事の人繰りの関係で、私の担当の午前の仕事にいつもとは違う人が手伝いに来てくれた。
我が部署の人員はザックリ言って担当が二つに分かれていて、その日は欠席者がいて私側の担当が私一人になってしまったため、一人ではつらいだろうと上の人が気を使って一人回してくれた。
担当違いとは言っても、作業そのものは経験が豊富だから心配することは何もなく、ああだこうだといろいろな話をしながら楽しく仕事をすることができた。

その人は自然や山が大好きで、本格的な登山にも何度も行っている。
私のように、ただただ避暑のために山歩き感覚で標高の高いところに行っているのとはレベルが違う。
当然好きなことだから、とめどもなく話があふれるように出てくるのだが、感心するのは豊富な経験を決して自慢することがない。
私よりずいぶん年齢は上なのに本格登山をこなす体力があるのだからそれだけでもすごいと思うのだが、どこそこに登ったからすごいでしょ〜的な話は全くしない。
◯◯岳は行程が長くてハードだとか、△△山は入門者にはいいよとか、自らの体験を具体的に、そして本当に楽しそうに話す。
きっと本人は誰かにほめてもらおうとかの損得勘定で山に登っているのではない。
他人の注目を浴びたいために山に登る人は、あれほど楽しそうに話はできない。
今年は大掛かりな登山は無理でも、来年あたりどこかに挑戦しようかという気にすらさせてくれるのだから、本当に好きなことがある人というのはそれだけでも尊敬できる。

前回と同じようなことを書くが、旅の体験というのは人それぞれの絶対の領域である。
まったく同じ土地に行ったとしても、天候も違うだろうし、訪ねたいところも違うだろうし、そもそも旅のどこに重点を置くかはそれこそ十人十色、千差万別で、比較できるものではない。
比較できないものを無理やりにでも相対化して、どこそこに行ったから自分の方がいい旅をしたとか、なにがしを見たからすごいだろ〜とか、誰かの賞賛や注目を得たいがために聞かれもしていないことを自分からベラベラと話すことには感心しない。
他人の耳目を集めたくてする旅など楽しくもなんともない。
そんなものに大切な時間とお金をつぎ込むなどまったくのムダである。

何かにつけ自慢したい人の言動は普段から分かるもので、相手を持ち上げるフリをして実は小馬鹿にしていたり、他人をうらやむフリをして実は自分が一番と思っていたりで、話していても中身がことごとく本心でないのが丸わかりなので疲れてしまう。
その微妙なところを突かれていよいよ本心が顔を出しイライラし始めている姿を見るのが最近は楽しいというのだから、私も相当の悪人になったものである。

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実力行使、来たる。

2016-08-02 21:08:13 | 日記
8月に入っての2日間は、夕方になるとにわかに雲行きが怪しくなって土砂降りの雨ということになっている。
今の時間もなお電車が動いていないところが多くあって、今から帰る人にとっては何ともつらい状況だ。
8月だけでなく、7月の末日に行った岐阜県恵那市あたりの空は16時過ぎには落雷があってやはり大粒の雨が降った。
通常は西から東へ移りゆく雲や天気も、上空の偏西風が極端に弱いことから低気圧の左回りの風をモロに受け、雨雲がなぜか東側から襲ってくるという状況が3日ほど続いていることになる。
私自身はこれまでこういう現象は経験したことがない。
明日からはやや危なっかしい空も落ち着いてはくるらしいが。

さて、今日の日中は思わぬところからの攻撃に戸惑った。
他の部署から荷物の運搬を依頼されたので、倉庫の2階から1階に物を下ろした。
もしや1階で誰も待機していないかもと考えて私自身も一緒に荷物と一緒にエレベーターで下りたら、ベテランの社員が一人待機していた。
エレベーターにはパレット2枚分の荷物が乗っているが、1枚出して次の瞬間、あろうことかパレットトラック(ハンドリフト)が荷物と私が乗っているエレベーター内部をめがけて勢い良く転がってきた。
パレットトラックは決して重量の軽い道具ではない。
もし私がそれに気づくことができなかったら足に当たって怪我をしたかもしれないし、ツメの上がり具合によっては荷物を傷つける恐れもあった。
明らかに人と荷物があることが分かって意図的にパレットトラックを放り投げるように転がしたとすれば、それは私に対する実力行使そのものであり、大切な荷物のことすらアタマにない野蛮な行動と言わざるを得ない。

まだ異動してきて一年も経たない私ごときが大きな顔をして、という気持ちも分からないではない。
これまで、旅行やスポーツ観戦など共通の話題になれば、知らず知らず張り合いのような状況になることもままあった。
旅行に関して言えば、6月に私が全都道府県踏破を達成してからというもの、私に対する態度が明らかに変わった。
負けず嫌いでプライドが高いから、最近は私に聞けば5秒で解決する疑問もわざわざ別の人に聞いて結局解決しない場面もよく見る。
そもそも旅行の話は他人との比較で語るものではない。
私が大雨のせいで別府市の地獄めぐりを断念したと聞いて「勝った!」などと言っている場合ではない。
私自身もまだまだ行っていないところはたくさんある。
それぞれが足を運んだ土地の思い出を語り合うのが旅を語る楽しさのはずだ。

私自身も生意気で反感を買いやすいキャラクターであることは承知はしているつもりだが、かといって一歩間違えば怪我につながる行為をやっていいということにはならない。
こちらから攻撃はしないが、攻撃を受けたと感じれば私は必死で自分を守る。
周囲の状況も考えず、休む自由ばかりは頻繁に行使して、日中はやれ暑いだ疲れただ眠いだ腹減ったなどと言っている姿を見れば、いくら年長さんとして立てたくてもそうしたくなくなる。
ここ数日、やや距離を置き気味に接している私に対するイライラが実力行使ということであれば、まことに子供じみているというほかはないのである。

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