写真で綴る気ままなすぎさん

野鳥・花・祭り・生活など気ままに撮り歩いた写真の紹介

目黒雅叙園 百段階段 「和のあかり」

2017年07月19日 07時00分10秒 | 東京 風物詩・イベントめぐり

目黒雅叙園 百段階段  アートイルミネーション「和のあかり」
あかりを落とした文化財を灯す、日本の色彩、日本の意匠。
祭り・アート・職人・サブカルチャーをテーマというテーマで開催。
目黒駅から歩いて10分 目黒雅叙園へ

目黒雅叙園の正面玄関から すぐ左に百段階段案内でエレベータにエレベータの入口も中も派手な色彩です。

エレベータを降りて

百段階段の入口では靴を脱いで袋に入れて・・・土足禁止
進んで行くと百段階段正面には金魚が・・・山口県柳川の金魚ちょうちん

百段階段 東京都指定有形文化財
東京に唯一現存する木造建築1935(昭和10)年に建てられた。 
かって食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。 

十畝の間 葛飾北斎と江戸職人のあかり

天井には前室に8面、本間に15面、合計23面の襖仕立ての鏡面に荒木十畝による四季の花鳥画が描かれています。 

漁樵の間 「青森のねぶた」

室内はすべて純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられています。
彩色木彫と日本画に囲まれた美しさは息を呑むほどの絢爛豪華さで床柱は左右ともに巨大な檜で、精巧な彫刻。

格天井には菊池華秋原図の四季草花図、欄間には尾竹竹坡原図の五節句が極彩色に浮彫されています。

草丘の間 切り絵の動物たちが生息する森が出現


格天井の秋田杉及び欄間には礒部草丘の四季草花絵、瑞雲に煙る松原の風景が描かれています。

静水の間 ステンドグラス、風鈴など工芸品など

奥の間の床柱は黄檗丸洗。格天井の秋田杉には池上秀畝の鳳凰・舞鶴、欄間四方には小山大月の金箔押地秋草

星光の間 草木のあかり

 

星光の間奥の間の床柱は北山杉天然絞丸太で、次の間の床柱は槇出節、
両室とも格天井及び欄間いっぱいに板倉星光の四季草花が描かれています。

清方の間

清方の間 美人画の大家、鏑木清方が愛着をもって造った落ち着いた静かな茶室風の室です。

頂上の間 頭上からは涼しげな音色を奏でる風鈴が無数に浮かぶ

頂上の間天井画は松岡映丘門下の作品

目黒雅叙園百段階段
かって食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。 
階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。 階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、
当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。 "昭和の竜宮城"と呼ばれた
当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。 最近の研究によると、その豪華な装飾は桃山風、
更には日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものとも言え、
なかでも「百段階段」はその装飾の美しさから見ても、伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされています。 
2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。


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