以前にも書いたことがあるが、
肉ジャガの故郷は京都の舞鶴・広島の呉と2候補があり、戦時中は双方ともにバリバリの軍港だったところだ。日本大勝利の第一次世界大戦時の、東郷平八郎元帥がヨーロッパで食べたビーフシチューが忘れられなくなって、軍艦で航行中に炊事当番に作るよう命じたところ食材は揃ったようだ。
しかし、最終的な調味料のケチャップ・トマトソースが、用意できなかったため、砂糖・醤油で代用すると「肉ジャガ」みたいになったようで、これが起源のようだ。舞鶴と呉は、お互いに発祥地だと言うことを譲らないようだが、軍港であるがゆえ東郷元帥が立ち寄る機会はどちらもあるので、
舞鶴・呉は双方ともに肉ジャガ発祥の地で間違いないようだ。
そんな肉じゃがに、讃岐うどんを加えて作ったのが
「肉ジャガうどん鍋」で、お鍋から直接に溶き卵で戴く、すき焼き風のお鍋仕様となっている。肉ジャガと言うからには、主役の
「お肉」と
「ジャガ芋」をふんだんに使いたいものだが、その比率を
「讃岐うどん」と三つ巴にするようなイメージで完成とした。じゃが芋が余った時には、潰してチーズを仕込んで揚げてみる。
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