富山を代表するお祭り「おわら風の盆（おわらかぜのぼん）」は、二百十日の台風の猛威が振るわれる頃の風物詩で、毎年９月１日から３日間に渡っての行事だそうだ。越中八尾の豊年万作や風神鎮魂を願って、哀切感に満ちた「おわら節」の旋律にのせて、昔ながらの風情を残す坂の町中で、突然に色香漂う洗練された踊りが披露される民謡行事となっている。名前の始まりは「お笑い」からきている「お・わ・ら」の語源も興味深い。
この舞台となる越中八尾（えっちゅうやつお）は、旧富山藩の交易の拠点として、売薬・養蚕などによる収益で、富山藩の財政を支えてきた豊かな町だという。叙情豊かな艶やかで優雅な女踊り、ワシには攻撃的に見える勇壮な男踊り、哀愁漂う音色を奏でる胡弓の調べなどが観光客を魅了する。この三日間で20万人～30万人の人出で賑わうという。
この地を題材にした高橋治さんの「風の盆恋歌（新潮社）」は、艶やかなお祭りの夜に忍び逢う一組の男女。不倫という名の愛を知った二人を包むぼんぼりの仄かな灯り。胡弓の音が流れるとき、風の盆の夜がふけて死の予感にふるえつつ、互いに心を通わせながらも離ればなれに生きた男女のあやうい恋の旅路を描いている。そんな二人とふとすれ違うような錯覚に陥る真夜中の坂の町であった。
▲いかにも雰囲気ある八尾の坂の町
▲上段は大昔、下段は最新ポスターのデザイン ▼保存会館のお人形
この舞台となる越中八尾（えっちゅうやつお）は、旧富山藩の交易の拠点として、売薬・養蚕などによる収益で、富山藩の財政を支えてきた豊かな町だという。叙情豊かな艶やかで優雅な女踊り、ワシには攻撃的に見える勇壮な男踊り、哀愁漂う音色を奏でる胡弓の調べなどが観光客を魅了する。この三日間で20万人～30万人の人出で賑わうという。
この地を題材にした高橋治さんの「風の盆恋歌（新潮社）」は、艶やかなお祭りの夜に忍び逢う一組の男女。不倫という名の愛を知った二人を包むぼんぼりの仄かな灯り。胡弓の音が流れるとき、風の盆の夜がふけて死の予感にふるえつつ、互いに心を通わせながらも離ればなれに生きた男女のあやうい恋の旅路を描いている。そんな二人とふとすれ違うような錯覚に陥る真夜中の坂の町であった。
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酔っ払っていても写る「CANON Power Shot G7XⅡ」と「iPhone」での撮影です。
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華やか～
ステキだわ！
炎クリさんも堪能できたかなぁ？
お役目があって、チョイたいへんだったかな？
台風の影響もあったかもねぇ
暗くなっての雰囲気もいい感じだね～
おいしい名物にも出合えた？
団体ではなく個人で行ったので、堪能しました。
風の盆恋歌も、読みましたよ❤
おかえりなさいだす
素敵な写真ばかり
色っぽい女性たち、曲線美たまりませんだす
胡弓の響きまで聞こえてきそうだす
風の盆恋歌もテレビで見たことあるだす
ぼんぼりいいだすね～古いポスターも
最新のデザインも情緒たっぷり
やっぱりいいな～♪
色々見せていただきありがとうだす
ぷっちんだす
おわら風の盆は初めて見ました。
というより 初めて知りました。
独特の着ものを着て踊るんですね。
情緒たっぷりの日本のお祭りって感じです。
私も観にいきたかったです。
でも３日間ということは昨日で終わりですよね。
残念。
猛威をふるって台風が去り静かな朝を迎えています。
関西はあちらこちらで被害が出て大変ですね。
どんなに技術が進んでも人間の力ではどうすることもできない自然の驚異を感じました。
このお祭りは何とも色っぽい感じがしますね😏
いつもコメントありがとうです。
チーママさん
本当ですねぇ～ワシは偶然、女性ばかりの画像を使っていましたよ。チーママさんに指摘して頂き、直ぐに反省して、おっちゃんや若い男性の画像も追加しましたよ。台風の影響は皆無で、３日間に渡って快晴でしたが、仕事に使えるカットは２～３カットのみです。
ららおとめさん
在来線の時間も調べましたが、増発していて１時間に一本くらいでしたから、５キロほど離れた大駐車場から出ている、シャトルバスで八尾入りしましたよ。ワシも２晩連続で行きましたので、堪能というかお腹一杯になりましたよ。（笑）
しじみちゃん
編み笠っていうのかな？ この隙間から、チラリと見え隠れする顔を撮りたいんですが、なかなか見せてくれないんですよね。（笑） あわよくば撮れたとしても、美貌が優れている方（怒られるわ）でなければ‥‥‥このくらいにしておきます。胡弓の響きね、仰るとおりこの音色がすべての雰囲気の源ですよ。
Brosaさん
台風は全然問題なかって、向こうに滞在していた三日間は快晴でしたよ。ただし、滋賀県に帰ってからは、鬼のように暴風雨が吹き荒れていましたけどね。（笑） 今はユーチューバーがいますからね、携帯や端末から検索して見られますよ。本当の雰囲気までは行きませんが、良い感じのものがありますよ。
Keronpaさん
滋賀県に帰ってきた途端に、ここ20年間くらい出会わなかった、久々に荒い暴風雨が吹き荒れる、超大型台風でしたよ。関空なんてエライことなって、沖縄へ行くのに「伊丹空港」か「神戸空港」に行かなくてはね。踊りながら通り過ぎたおねえさんの、うなじが奇麗でした。
皆さんの応援に感謝します。
いつも(^_-)-☆ありがとうです！