鯵フライと、アジな丼ぶり ～サックサクに揚げるコツ～

サックサクの鯵フライを仕上げるコツを紹介する。普通のフライを揚げる作業では、小麦粉→卵→パン粉の順でつけて行くわけだが、その場合はサクサク感を出しているのはパン粉と言うイメージがある。一方、フライの衣を作る時にひと工夫したレシピは、卵＋料理酒＋小麦粉を混ぜた液がポイントで、この混ぜ合わせた液だけにくぐらせて揚げてみる。これだけでサクサクの鯵揚げが作れるので、更にアト付けのパン粉効果で、「サックサクの鯵フライ」を確実に期待できる。



この理屈は、混ぜた料理酒のアルコール分が、油の中で余分な水分も一緒に外へとばす要素があるからで、そこに本来のパン粉のサクサク感も加わり、更にサックサクに仕上がる寸法だ。ポイントは、料理酒が入っていることだが、アルコール分は殆んど油の中でとんでしまうのでお子さんでも大丈夫。嘘のようなお話だが、やって見ると納得する。



■サックサク鯵フライの材料
・アジ
※鯵に拘らずとも、サクサクに揚げたいフライなら、好みの具は何でもＯＫ。
☆卵：１個
☆料理酒：70cc
※容器に卵（１個）と料理酒（70cc）を混ぜ合わせる。
☆小麦粉：70g
※別のボウルに小麦粉を入れ、上の卵と酒を混ぜたものを加えて混ぜる。
・パン粉：適量
※アジを上の液体につけてからパン粉をまぶす。
・サラダ油：適量
※適温（170度くらい）にした揚げ油で揚げる。



最後の仕上げに、白ご飯の上からキャベツの千切りをふり掛け、鯵フライを乗っけてウスターソースをドボドボかけるだけの「鯵フライ丼」。邪道と言えば・・・あぁ～そうや！それがどないしたんや？

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今回は「CANON IXY」と「iPad」での撮影です。
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