私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

ハートの自覚ワークについて(1)

2014年09月06日 23時13分04秒 | 自覚ワーク等の紹介
◇ハートの自覚ワークについて(1)◇

今日はハートの自覚ワークについてご紹介したいと思います。
ハートの自覚ワークには、既に何度か軽く触れたことがありますが、まだちゃんと書いたことがないなと思い、書いてみることにしました。


ハートというと、自我ではなく真我だという印象を持たれている方が多いと思いますが、ハートの中心は真我の中心であるとともに、「わたし」という自我の中心でもあるのです。
簡単に言うと、ハートの自覚ワークは、ハートの中心にある「わたし」という感覚を捉え、そこに意識をただ向けるだけなのです。

このワークを行うためには、まず初めに、ハートの中心にある「わたし」という感覚を捉える必要があります。

その方法は例えば、両方の手のひらを重ねた状態で胸の中心付近に当てて、ハートの中心の「わたし」に意識を向けながら、「わたし、わたし、わたし、...」とゆっくりと何度か声を出してみます。
そのとき、手のひらが当たっている部分の奥に、「わたし」という感覚が得られれば、それがハートの中心にある「わたし」です。
その感覚が分かりにくいときは、声を出しながら手のひらの位置を上下に少しずつ動かして、「わたし」という感覚を探してください。
人によって「わたし」を感じる位置は多少異なるかも知れませんが、大凡胸の中心付近でそれを感じることができるはずです。
他の目安として例えば、「わたし、わたし、...」という自分の声の振動を最も強く感じる位置を頼りにして、「わたし」の感覚を探って頂きたいと思います。
さらに他の目安としては、強く感動したときなどに胸がキュンとなる位置が分かる方は、そこに「わたし」の感覚があります。

みなさん、ハートの中心にある「わたし」を捉えられたでしょうか?

最初は、実感が乏しく、自分の得ている感覚がそれで合っているのかどうか確信が持てないかも知れませんが、確信が持てないまでもうっすらと何か感じられていれば、その感覚で合っている可能性が高いと思います。
ですから、直ぐに諦めずに、「わたし」という感覚を捉えることに何度もチャレンジして頂きたいと思います。
何度もやっているうちに、「わたし」という感覚を段々とハッキリ得られるようになっていくと思います。

では次に、ワークの内容について説明します。

ワークの方法は、大きく分けて二つの方法があります。
一つ目の方法は、ハートの中心にある「わたし」に対し、意識を集中して向ける方法です。
このとき、両手を胸の中心に当てて、「わたし、わたし、...」とゆっくり声を出しながら、それをやられることをお勧めします。

この方法は、ハートの中心に向けた意識の集中が強ければ強いほど効果が高まります。
毎日、10分でも20分でも、時間を見つけてやって頂きたいと思います。
やればやるほど、効果が高まります。
なお、この方法は高い意識の集中が必要なので、一日のうちの時間が取れるときに、瞑想のような感覚でやって頂きたいと思います。
(私は、この方法を大悟(真我の完全覚醒)が起こる直前の3週間くらいの間、毎日5、6時間やっていました。)

この一つ目の方法の効果はとても絶大でして、自我に直接的に働きかけ、自我を溶かす効果があるのです。
意識の集中が高まるほど、自我を溶かす力は強くなります。
そして、ワークをやればやるほど、どんどん自我が溶けていきます。

二つ目の方法は、普段の動きの中で、できるだけ気にかけて定期的に、ハートの中心にある「わたし」に意識を向けるというものです。
そのとき、心の中で「わたし、わたし、...」と言って頂きたいと思います。
朝起きたとき、顔を洗っているき、朝食を食べているとき、通勤途中、仕事をしているとき、誰かと話しをしているとき、帰宅途中、家でテレビを見てるときなど、どんなときも、忘れず定期的にハートの中心にある「わたし」に意識を向けて頂きたいのです。

この二つ目の方法の効果は、定期的に意識を「わたし」に向けることで、感情や思考等の考えに振り回されるのを抑制するとともに、不要な考えをつくり出すのを抑制する効果があります。


後半に続きます。


コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。

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