私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

悟りと意志

2024年08月03日 15時23分45秒 | 悟り
◇悟りと意志◇


以前にも何度か似たような文章を書いたことがあるはずなのですが、再度、悟りと意志について書いてみたいと思います。
なお、ここのところ頑張って書いている苦についても、引き続き書いていく予定です。


悟りは、悟ろうと思って悟れるものではないとか、本人の意志とは無関係などと言われます。
確かに、意図せず悟りの方から突然やってくるという事例もありますから、そのように言われるのも全く見当外れという訳でもないのだろうと思います。

しかし敢えて言うと、私はその考えは間違いであると考えています。
私は、意志の力で悟りの行程に入り、最後まで進んでいけると考えています。

なぜなら、悟りとは、自らが握り締めている囚われ(考え)を手放していくことなのです。
自らが握っているのですから、それを手放すのも自らの意志で出来るのです。
自分は囚われを手放していくんだと決意すれば、手放しが進んでいくのです。
最後の解脱にしても、もう自分は逃げないと決めれば、根本苦と対峙し、それに浸り切ることもできるのです。

これはとてもシンプルで明解なことなのです。


◇「私」に意識を向ける自覚についてのご紹介は、例えばこの文章をお読みください(「自覚を始められる方へ」)。
◇自覚の要領をひとつにまとめた有料記事「自覚のヒント」のご案内はこちらです。
◇有料のスカイプ個人セッションのご案内は、こちらです。

コメント大歓迎です。気軽にお書きください。
読んで頂いてありがとうございました。

哲学・思想 ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツイート記事(20240701~) | トップ | 囚われと苦 »

コメントを投稿

悟り」カテゴリの最新記事