in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

2016.10.15 “VISUAL JAPAN SUMMIT 2016”at 幕張メッセ9-11ホール 〜前編〜

2016-10-30 16:45:55 | ライブレポート


行ってきました“VISUAL JAPAN SUMMIT”!
DAY2の感想を。



ラインナップ解禁の遅さに加え、会場内図面公開は初日公演の前日であり、いったいどうなるんだ!?という不安が拭えませんでしたが、行ったら行ったでとっても楽しかったです。



グッズ売り場の様子。黒いですね。
早朝に売り切れたみたいですが、全バンドのロゴ入りTシャツもありました。Tシャツ発注できるタイミングにはラインナップ決まってたんかい!
若手バンドの物販も、バンドスタッフさんではなくイベントのバイトの方々が担当してました。


グッズ売り場を背に横断歩道を渡り、リストバンド交換所へ。チケットはもぎることなくそのまま回収パターンでした。


リストバンドは蛍光ピンク! かわいい。
マップやらタイムテーブルやらグッズリストが載っているポケットパンフレット的なものももらえました。



11時ごろ到着したので、ライブはA9から。

A9SUMMIT STAGE
正装かの如く純白の衣装に身を包んで登場したA9。「始めようか幕張!」と将さんが叫び、「閃光」からライブスタート。



「A9(エーナイン)です! 昔はアリスとら…みたいな表記だったんですけど(一同笑)、今はA9と言います! 次にやる『RAINBOWS』という曲には、Aジャンプというものがありまして。たけのこニョッキッキみたいなポーズなんですけども、XジャンプリスペクトのAジャンプです! ぜひこれをみんなでできたらなと。力を貸してください!」

と、フロアに呼びかけ「RAINBOWS」。曲が進むにつれ、最初は様子を伺っていたオーディエンスもAジャンプ! 確実にここでつかんで、自分たちのペースに持っていきましたよね。
WOWOWで公開されています。
http://st.wowow.co.jp/detail/10748

「今日という日の1ページに加われたことを嬉しく思います」といった感謝の言葉を述べ、ラストは「the beautiful name」。サミットステージは演出もしっかりしていて、この曲では歌詞がスクリーンに歌詞が映し出されていました。

楽器陣は左右の花道も使っていて華やかなステージングを見せてくれました。白衣装が本当に似合っていてまぶしかった。







defspiralVISUAL STAGE

あとあと気がつくんですけど、VISUAL STAGEとJAPAN STAGEに立つバンドは時間も限られているし、メインステージで待機しているお客さんを惹きつけなければならないしで、各自趣向を凝らしたライブを展開していました。

defspiralは幕が閉まった状態で、持ち曲を音出しがてらワンフレーズ演奏。フロアでも拳が上がり、登場を今か今かと待ちわびるファンの熱量も伝わってくる。

defspiral、音の厚みがスゴイんですよね。男性もたくさんステージに集まっていました。
ライブ中盤ではTAKAさんが「踊ろうか!」とフロアを煽り「MASQUERADE」を披露。ラストはバラードでしっかり聴かせる。短い時間の中でバンドの様々な側面を見られたライブでした。

この曲も演っていた気がする!








The THIRTEENJAPAN STAGE

Sadieの真緒さんと美月さんによるユニット、The THIRTEEN。サポートは蜉蝣のベーシストであったkazuさん(STEREO.C.K、the god and death stars、gibkiy gibkiy gibkiy…etc.)とRyöさん(ex.アヲイ)。kazuさんのタイトな軍服風スーツと腕章カッコ良すぎる・・・†

なんとら彼らのライブは真緒兄の挨拶からスタート! 手作りと思われるX JAPANのパネル(会場広いのに結構ちっさい笑)を持って、音楽を始めるきっかけはXだった、と熱っぽく語る真緒さん。

ファーストシングル「LIAR.LIAR.」が1曲めでした。「頭振れ!」と真緒さんの檄が飛ぶ。




「CHAINSAW」はめっちゃDIRの「CHILD PREY」! YouTubeのコメントでもTwitterでも同じことが書かれていて笑った。でもイラっとはしなくて、むしろライブのノリが楽しい(笑)。虜の皆様にはぜひ聴いていただきたい1曲ですね。



ラストの「KILLER MAY」はわりとポップでキャッチーな曲。
セットリストがたまたまそうだったのかもしれないけれど、ダークでヘヴィで…というよりかは、メロコア路線なのかな?と思いました。ゼロ年代の匂い。

最後に真緒さんが「トゥエルブでもなくフォーティーンでもなくサーティーンです!」と締めの挨拶。そしてみんなで「We are!」「The THIRTEEN!!」のコールアンドレスポンス。美月さんもkazuさんもRyöさんもめっちゃ笑ってたので、真緒さんのその場の勢いだったのかもしれません(笑)。







Plastic TreeSUMMIT STAGE

「Plastic Treeはじめまーす」

竜太朗さんのひと言からゆるりとスタートしたプラ。観たアクトの中で、一番音のバランスが整っていて聴きやすかったなーと思います。

カッティングにグランジ色も感じる「メランコリック」は、学生時代にめっちゃ聴いていたので聴けてラッキー。イントロからカッコいいってズルい。

「跳べ!」と竜太朗さんが煽り、「マイム」も披露。


竜太朗さんがゆらゆらと海の中を漂うように両手を上に挙げながらサビを歌った「空中ブランコ」も最高でした。バックの洋館のような映像も素敵で、音に包まれる感覚が心地良かった。
WOWOWで映像が公開されています。
http://st.wowow.co.jp/detail/10749







heidi.VISUAL STAGE

heidi.もたしか音出しでワンフレーズ演奏していたと思います。

ナオさんだけ黒メイクに羽織で、ほかのメンバーはカジュアルな衣装。1曲めはなんと「泡沫」でした! ライブハウス規模の対バンでは聴けないことが続いていたので、ついにキター!という感じでした。Xと言えば紅やXであるように、heidi.と言えばわたしの中では泡沫なのであーる。



「おまえさん」のブレイクでは「僕が五文字の言葉を言ったら好きに暴れてください!」と義彦さん。

ここでまたひとつ気づいたのは、モッシュって遠くから見ていると盛り上がりの様子がわかりにくいんだなということ。遠目でパッと見て、わー盛り上がってる!と思うのはやっぱり拳だったり手拍子だったりなんだなあと。勉強になりますフェス。







DEZERTJAPAN STAGE

幕が閉まった状態でSORAさんのドラムソロが聴こえてくる。高揚感に包まれるフロア。幕がサッと開くと、Tetsuさん(D'ERLANGER)から譲り受けたツーバスのドラムセットに座るSORAさんが! このセットを使うのは6月のZeppワンマンぶりかと思われます。SORAさんの一張羅的セットだと思うので気合いの入りようを感じました。金髪で、衣装は赤いツイード素材のジャケット。

続いてMiyakoさんとSaZさんが登場。Miyakoさんは赤いタータンチェックのセットアップ、SaZさんはアディダスのブルゾン。

そして千秋さんがふらりと姿を現わす。歓声。
白いロングシャツにネクタイ、長めの前髪で毛先が茶髪っぽかった。

1曲めは「「おはよう」」。嵐の前の静けさというか、この日はSE的な役割も果たしていたように感じました。
“傷ついた鼓動だって〜”の部分で毎回SORAさんが立って叩くのですが、フロアを見渡すようにしていたのも印象的。途中でスティックの欠片が飛んでいた。



「今日という日に感謝します! 今日という日に感謝をーー」

前を見据えた千秋さんが爛々とした目で言い放ち「「殺意」」。謝辞ではなく戦線布告。ホントこのときの目がめちゃめちゃ良かった。キラキラよりもギラギラで。




「大塚ヘッドロック」では「手をあげろ!」「幕張!!」とフロアを煽る。Miyakoさんの音が一瞬途切れた箇所があったけれどすぐ持ち直してました。ステージのすぐ下にちょっとした段差があって、そこに降り立つ千秋さん。上手、下手それぞれの端に行って客席に身を乗り出していました。たしかこの曲の終わりにSORAさんがスティックを1本フロアに投げ入れる。

「包丁の正しい使い方〜終息編〜」はフェスでこのチョイス!?とびっくりでしたが、千秋さんの捨て身のパフォーマンスでオーディエンスの注目を集めた気がします(笑)。
まずイントロ時に千秋さんが身振り手振りで観客にふたつに分かれろと指示。柵の配置が特殊で、センターにカメラ&PAゾーンが取られていたから、最初はみんなそれぞれ上手、下手に寄ってたんですね。そうしたら「そこで分かれてどうすんだ、バカか!」とお叱りが。どうやら上手民は上手民で二手に、下手民は下手民で二手に分かれろということだったらしい。そのあと一部でWODがフライングしちゃって「まだだから!」と再びお叱りが(笑)。

「戦争だー!」

千秋さんの叫びを合図にフロアはWOD。途中、センターのカメラブースに乗り込み、客席の真ん中で歌ったりもしていました。そして「座れ!」と号令をかけたものの、SUMMIT STAGE方面は協力する人が少なかったみたいで「メインステージの人〜! 協調性ねぇなあ。(おれらのライブ)もうすぐ終わるんで!!」と。これがSUMMIT STAGE側のお客さんにウケていたらしい。

一方こっちのJAPAN STAGE側の様子を書くと、側にいるお客さんだけにわかるようにオフマイクで、苦笑いしながらボソッとなにか言っていて(軽いグチみたいな)、あー側にいるオーディエンスに対しては、この一瞬はちゃんと味方として扱っているんだなぁと妙に感心してしまった。殺伐としたバンドだけど、側にいるオーディエンスのヘドバンとか拳とかそういうのもひっくるめて「DEZERTのライブ」であり、それを武器に彼らは闘っているのか、と。ほかのバンドもそうだと思いますが。

モニターはちらっとしか確認できなかったのですが、おそらくこのフロア乱入もカメラで追われていたと思うので、なんだアイツ!?くらいのインパクトは残せたんじゃないかなと思うんですよね。そこまで考えてやっていたんだとしたらすごいなと。

「ステージ高いんだよ〜」←そのあと戻るのが大変 とか、「おっさん! 前詰めろ!」とか、「迷惑かけてこい!」とか言っちゃったりもしてますが(笑)。ちなみこの曲の後半ではMiyakoさんとSaZさんが立ち位置を入れ替わっていました。

「最後にーー」と千秋さんが呟き、ラストに披露されたのはここまでの楽曲とは毛色の違う「「ピクトグラムさん」」。これまでは棒立ちで聴くスタイルだったんですが、千秋さんの煽動により8月の大阪ワンマンで初めて、客席で手が挙がるようになりました。VJSでも自然と手が挙がっていてグッときた。

歌詞も少し変えていて、“苦しみで吐いて喜びで跳ねて”“苦しみで吐いて楽しくて跳ねて”に、“ピクトをあげるから”“理由をあげるから”に。Miyakoさんのアルペジオだけになる部分では、千秋さんがアドリブで「動けなくて」「その手をーー知ってる(信じてる?)」というようなことも囁くように言っていました。最後の“意味のない朝なんて 何度でも迎えるから”“意味のない今日なんて 何度でも迎えるから”

MCをするでもなく告知をするでもなく退場するメンバー。SORAさんは捌け際にXポーズ。袖で待機していたバンドスタッフさんに背中をポンポンされていました。

【SET LIST】
01.「おはよう」
02.「殺意」
03.大塚ヘッドロック
04.包丁の正しい使い方〜終息編〜
05.「ピクトグラムさん」










VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Day2 DEZERT#likes #visualjapansummit

大石 征裕さん(@oishi_masahiro)が投稿した写真 - <time style=" font-size:14px; line-height:17px;" datetime="2016-10-15T05:32:44+00:00">2016 10月 14 10:32午後 PDT</time>




後半はまたそのうち書きます…。

2016.07.09 DEZERT“LIPHLICH主催東名阪公演『DOUBLE FUTURE.3』”at 新宿BLAZE

2016-09-26 23:00:23 | ライブレポート



もう2ヶ月以上も前の話ですが、夏の思い出をぼちぼち更新していこうかと思います。記憶だいぶ薄れてます…。


7月最初のライブは、シングル「DOUBLE FEATURE」の発売を記念したLIPHLICH主催イベントでした。シングルタイトルは“FEATURE”で、イベントタイトルは“FUTURE”という言葉遊びがLIPHLICHらしいですよね。

このイベント、メンツがすごく良かった! DEZERT、NoGoD、Kra、heidi.、そしてLIPHLICHと、それぞれのバンドが自分たち独自のカッコ良さを極めていて、互角に勝負していた。ふだんなかなか観ないバンドも観ることができて純粋に楽しかった。



■■■DEZERT

トップバッターはDEZERT。この日のライブはダウナーでローテンションでした。

板付きだったか忘れちゃいましたが、SEのときに千秋さんがマイクスタンドにすがりつくようにして立っていました。黒髪から茶髪になっていて、逆毛を立てたボリュームのあるヘアスタイル。白シャツ、黒ジャケット、プリーツスカートに足元はショートブーツ。シャツとスカートがくしゃくしゃで、アイロンかけたい…とか思ってしまった。

1曲めは6月のZeppワンマンで無料配布された新曲「おはよう」。中盤、SORAさんが立ちながらドラムをぶっ叩くところが見どころですね。曲終わりに「おはよう」とボソッとつぶやく千秋さん。

「「擬死」」は序盤歌わずだったので少しハラハラ。SORAさんの舞うようなドラミングがきれい。

Miyakoさんが空間系のエフェクトをかけたギターをアドリブで入れて「「宗教」」へ。ライブの流れがひたすら暗い(笑)。
“なぜ生きるの?息をするの?目を開けるの?”の部分を、千秋さんがスタッカート気味に歌ってました。赤い照明の中、虚空を見つめていて空っぽに見えたりも。

「「殺意」」でヘドバンが起こり、盛り返したところで「生きてるか東京!」と千秋さんが煽る。

そしてラストは同期なしで「「ピクトグラムさん」」。対バンイベントで披露するのは初! ワンマンだけの特別な曲になるのかなと思っていたのですが、そんなことはなかったみたい。たくさん聴けるぶんにはうれしい。
Miyakoさんのアルペジオだけになる箇所で、千秋さんが“呼吸すらも〜”みたいなことを歌ってました。あと、ラストの“何度でも迎えるから”の何度でものところで指折り。

言葉では伝わらないかもしれないですが、前半のダウナーっぷりが半端なかった。ピクトグラムさんが終わってメンバーが捌け始めて、えっもう終わり!?となったくらい前半の暗さに持ってかれてしまった。

トップバッターって会場の温め役みたいなところがあると思うのですが、まったく関係なしにある意味マイペースなライブだったなと思います。空気感で場を制圧していったDEZERTなのでした。

【SET LIST】
「おはよう」
「擬死」
「宗教」
「殺意」
「ピクトグラムさん」




■■■NoGoD

「キワモノたちの中で、俺たちとKraだけが普通のバンドだから! Kraのお客さん、(一緒にして)ごめんなさい!」と団長。いやいやNoGoD普通じゃないでしょ!(Kraすまん)


ギターのKyrieさんがハットを被っていたのですが、LIPHLICH 新井さんのものだと団長が説明。

「新井くんの帽子を(Kyrieが)借りてまして。俺も誰かの衣装を借りようかと思ったんだけど、目の前に進藤渉くんがいて(一同笑)。これは勇気がいるなと!」

そして曲紹介がいちいちおもしろい。

「俺と義彦(heidi.)の出会って15周年記念ライブへようこそ! アイツが俺をヴィジュアル系に引き込んだ! 高田馬場のカラオケで蜉蝣を聴かされて! 義彦のために歌います、「感情」

団長と義彦さんは音楽専門学校の同級生なんですよね(笑)。

あとは、手を挙げてー、指をくっつけてー、親指をちょっと折り曲げてーと、お客さんに手で逆ハートを作らせて、「バーミヤン!」で一同爆笑。「桃源郷へようこそ」の前フリでした。

てか、華凛ちゃんがもう完全に男の子のスタイルでスリムになっていてびっくり。最初誰だかわからなかったくらい。腰を落としてベースを弾いていたのがカッコ良かったです。

「カナダから帰ってきてわかったことは! 米は日本が一番うまい!
最後まで俺たちを観るの大変だったでしょ! でもこれで最後だから! 「絶望バイバイ」!」


最後まで笑いに包まれたライブでした。NoGoDは言霊でお客さんの心をつかんでいったと思います。



■■■heidi.

「夏しようか!」と義彦さんが煽り、「夏一途」からスタートしたheidi.。そういえばheidi.って、春夏秋冬で考えると夏のイメージだなあ。

「団長との15周年記念ということで…(歓声と拍手)。うれしくない(笑)」

「おまえさん」のブレイクでは、「五文字を言ったらモッシュが始まります。くれぐれもケガしないように!」と優しい忠告からの、おまえ〜〜さぁあ〜ん〜〜〜でした。
ラストに「白昼夢」を聴けたのもうれしかった。


桐ちゃんのバスドラ一発の強さ、ショットのキレが半端ないし、コースケさんとナオさんはベースヒーロー、ギターヒーローだし、義彦さんはさすがの歌唱力だし、バンドしてる!って感じ。
演奏力で魅せられたライブでした。

【SET LIST】
01.夏一途
02.幻想囃子
03.新曲
04.虹色レイン
05.おまえさん
06.白昼夢




■■■Kra

初春のZEAL LINKツアーで観る機会が多かったKra。ZEALツアーの会場SEで流れまくっていた「空中ブランコ」をようやくナマで聴けた! サビのテンポが変わる“ずっと見つめあって〜”のところ、なんかクセになるんですよねー。ほかのバンドじゃ出てこないメロディだと思う。

MCは景夕さんが対バンのメンバーとの裏話を披露。

「LIPHLICHは進藤くんと一番話して。というか一方的に話されて(一同笑)。DEZERTはもう、(ZEAL LINK)ツアーで一緒だったので。千秋がねー! もう千秋が!

heidi.はコースケくんに話しかけようと思って。僕も本名“康介”っていうんでね。誕生日も近いし、それをネタに話しかけて、『コースケって名前、一緒です!』って言おうと。で、『コースケくん!』って呼びかけたんですけど、振り向いてくれなくて!

これは…!と思ってたら、ちょっとしてから『えっ?』て振り向いて、『僕、ナオです』と(一同爆笑)。その隣でコースケくんが『僕コースケです!』って…。そのあとheidi.には本当にやさしくてもらって。僕は目が見られなかったですけどね!」


後半は「artman」も聴けました!
ラストは“ハロー!”のコーラスで会場が一体になる「明日屋」

景夕さんってボーカルでありながら、フロアの様子とかまわりをよく見ている気がする。
“ハロー”のときに手だけ挙げてたら、(たぶん)目が合って煽られまして。唇に手を当てて「声も!」とジェスチャーで指示がとんできて、ちゃんと参加したらニッコリ笑ってサインをくれるという。

15周年を迎えるだけあり、パフォーマンスにも抜かりがないというか。オーディエンスとの絶妙な距離の近さも彼らの魅力なのかもしれないと思いました。



■■■◾︎LIPHLICH

そして本日の主役、LIPHLICH。
久我さんはマイクの前に立つと、おもむろに電子タバコをジャケットから取り出し、煙をくゆらせる。

前半のMCはゆるーい感じ。

久我:義彦(呼び捨ての仲なんだ!?)と団長の15周年おめでとうございます。2人は付き合ってるのかな?
heidi.と車で一緒に移動してたんですけど、義彦の着てたGジャンの色がね、なんというか…。あるでしょ? 絶妙な色だったんですよ。80年代アメリカみたいな、絶妙な色で。
(渉さんを見て)…あっ喋りたい? 付き合ってると思うよね?

進藤:……こんばんは♪(一同笑)


Gジャンの話は、その色合いがゲイっぽいと言いたかったらしい。偏見よくない久我さん! たぶん古い映画とかのイメージかなあ。薄い水色でちょっとダメージがある感じのデニムですよね(苦笑)。会話になってない渉さんもさすがでした。


後半のMCは、先日のワンマンでもファンに伝えたことだそうですが、これまでの世界観は出し尽くしました、という話。これからどうなっていくのか自分たちにもまだわからないけれど…と言いつつも、前向きなニュアンスのことを話していました。


ライブからも殻を破ろうとしている雰囲気が伝わってきた。

「It's a good day to anger」で、“邪魔をするな!!!”と歌詞を叫んでいたのがすごくカッコ良くて、俺様感というか絶対的自信の片鱗が覗けた。優美なだけじゃない、人間の本来の姿みたいなところもこれからどんどん表現していってくれるのかなーなんて思いました。

観客にバンドの現状や手の内を見せるところも含めて、「素」を感じられるライブでした。

【SET LIST】
01.サイド・リブラの場合
02.ウロボロス
03.It's a good day to anger
04.マズロウマンション
05.ガベル・マンの真相
06.淫火
07.ヘンピッグ
08.MANIC PIXIE

2016.09.17 DIR EN GREY“TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of DUM SPIRO SPERO] ”at 京都KBSホール

2016-09-23 05:20:00 | ライブレポート

↑これ、飛び出す絵本みたいにモチーフのところが立体になっています。


9/8の台湾公演よりスタートしたDUM SPIRO SPEROツアー。日本公演2日目にあたる京都公演を観てきました。sukekiyoではちょこちょこ京都に来ているものの、DIRを京都で観るのは初。ようやく夢が叶いました。

KBSホールは京都駅から地下鉄で約10分の丸太町駅または今出川駅下車、徒歩15分ほど。公式サイトでは8分になってるけど、結構距離があるなーと感じました。京都御所の目の前で、ロックのライブとは無縁そうな質素なホールです(でもいろんなアーティストのライブが行なわれているみたい)。スタンディングだとMAXキャパ1400人くらいだとか。コインロッカーなしなのがやや不便。

ステージは高く造られていて横幅もあり、視界良好。例えば上手の端っこにいても下手にいるメンバーがちゃんと見える。ホールなので天井も高く、ドラムとボーカルは良く聴こえます。ただ弦楽器はソリッドさがあまり感じられず、たまに誰が弾いてるのかわからなくなっちゃうときもありました。




開場中のホール内では『DUM SPIRO SPERO』のオルゴールver.が流れていました。オルゴールといっても、よくよく聴いたらカホンのようなリズム音もかすかに入っている。主旋律は鉄琴みたいな音。「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」のアレンジがおもしろかった。激しさ皆無で切ない曲になってました。
てか、『DUM SPIRO SPERO』って2011年8月リリースなんですね。ついこの前のアルバムっていうイメージだったんですが、まさかの5年前…。


ステージは、ドラムの両サイドにトラスの柱が2、3本ずつドドーンと立ってました。その上に照明が仕込まれている。キャビはまた客席からは見えない場所にあるようでした。
開演時刻の10分くらい前に下手のほうで押しが発生。どどっと前に詰めるオーディエンス。18時を5分ほど過ぎたころにオルゴールの音が止み、暗転。

SE(「狂骨の鳴り」ではなかった)とともに、メンバー登場。スクリーンにはイメージ映像とツアータイトルが浮かび上がる。

Shinyaさんは黒いインナーにカッチリとした白いジャケットを着用。ドラムは前ツアー同様にクリスタル仕様。

ほかのメンバーは全身黒い。
サラサラ金髪のDieさんは黒いインナーに黒い薄手のジャケットでした。

Toshiyaさんはプリーツスカートにハイソックス、たぶん。それよりもメイクのインパクトがすごかったんです。真っ黒なアイシャドウを彫り部分にも塗っていて、遠目だと目隠しをしているようにも見えるという。ステージに出てきて早々、瓶入りビール?をグイッと飲んでました。

髪が少し短くなった薫さんも黒基調の衣装。アイメイクも黒で、口元に縫い跡のようなアート。

京さんは金髪で襟足は刈り上げ。
手の甲を覆うくらい袖の長めなオーバーサイズの黒シャツに、細身の黒いダメージスキニー。右肩には別布のようなものが付いていたんですが、スカーフを首に巻いていたっぽい。アイシャドウも黒で、フチのある白コンタクト。

ピアノとストリングスが鳴り響き、「LOTUS」のシンフォニックver.からライブスタート。ステージから客席の四方八方にパープルのレーザーが飛ぶ。たぶんピアノは匠さん(マニピュレーター兼sukekiyoギタリスト)の生演奏だと思われます。スクリーンには衣をひるがえし泳ぐ女性の映像。過去にも使われていたものです。京さんがラストの歌詩を変えて歌っていました。

「DIFFERENT SENSE」は、タコの足がスクリーンに。サビでのToshiyaさんのギャーーーー!というコーラスを聴いて、そういえばあったあった!と謎にテンションが上がる。
「AMON」もシンフォニックver.でした。リズムパターンがいまだによくわかっていません(笑)。このノリづらい感じ、DUMだなあ〜と思う。

このあたりで、今日は聴かせるセットリストなのかなと思い始めていたんですが、「Cause of fickleness」でスパーク。60's〜70's風のネオンサイン映像がめまぐるしく流れる。オーディエンスにも歌わせる京さん。

そして浮遊感あふれる「Phenomenon」。薫さんが弾くメインフレーズ、手元は見えなかったけれど、やっぱり少したどたどしく聴こえました。手は以前より良くなってきてるのかなあ。京さんが途中、ステージ前方に出て、sukekiyoのときによくやっているような、なにかを引っぱるアクションをしていました。映像は前にも使われていた白い建物模型のもの。
「滴る朦朧」もまた、リズムがいまだにわからん…。サビでの京さんの声が伸びやかでした。


「蜜と唾」は照明も映像も赤基調。いつもの歌詩映像に、レーザーポインターのような赤い光の点が無数に散りばめられていて、客席から見ると古ぼけた紙みたいに見える。おどろおどろしさが倍増してました。京さんは客席を背を向けながら吐き出すように歌う。ピアノの音も入ってました。Dieさんはポーカーフェイスで前を向き、手元意外微動だにせずカッティング。気迫がすごい。ひさびさの\死姦/はやはりShinyaさんのターン。

「DIABOROS」は京さんが時々お立ち台に立って歌い、本ツアーの見せ場と言っても過言ではないなと思いました。“さあ人間を辞めろ。”と両手を広げ、オーディエンスの声を集める。この語りのパート、照明も気合い入ってました。円に囲まれた六芒星の緑色のレーザーが京さんに向かって放たれ、それがだんだん大きくなっていくという。異界の者が召喚された感。
そして曲のラスト、京さんの空を切るリストカット。「THE FINAL」のときのようにスパッ!とではなく、手首を見つめながらゆっくりと。そんな切り方では傷口深くでズタズタだろうなと思って、なんとも言えない気持ちになった。

SEを挟み、またも長尺の「THE BLOSSOMING BEELZEBUB 」。武道館公演でもやっていたライブカメラ演出がまた見られました。汗に濡れた京さんの目元がスクリーンに大写しに。ギョロギョロと動く目玉。赤いマイクシールドを舌でなぞったりもしてました。この曲、虫のイメージが強いので、こういうパフォーマンスがなんだか新鮮。
「Unraveling」はMVをバックに演奏されました。

夕暮れ時の海外のお墓?や美しい景色がスクリーンに映し出され「流転の塔」へ。十字架が掲げられた墓石をバックに佇むDieさんが絵になりすぎである。
京さんがAメロの“今まなこを合わせて”を飛ばして次のフレーズを歌ってしまい、“今雨音〜▲×⌘○”とごまかしてましたね(笑)。後半も少し歌詩がとんじゃってましたが、ハイトーンボイスはきれいで、儚さだけでなく強さも感じさせられました。

本編ラストが「暁」だったのはやや意外。スクエアの図形と炎を連想させるオレンジ系の映像。これもDieさんに似合っていた。“No More No”の部分はオーディエンスも一緒に歌う。



アンコール。
ShinyaさんはツアーTシャツ(たぶん復刻T)をカスタムしたタンクトップ。ToshiyaさんもTシャツだったかな? Dieさんは復刻Tシャツで、右手首にリストバンド。薫さんはご自身プロデュースの浴衣!!! とっても似合ってました。

そして京さんはシフォン素材のオーバーサイズシャツ。黒地に白いランダムドット。ドットは結構大きめ。ボウタイがついていて首元で結んでました。お立ち台に立つと、ファンの風でシャツの背が膨らんで、体のシルエットが見える。



「VANITAS」も演出がきれい。プロジェクションマッピングみたいにメンバーに大きめのドットのような照明が直接当てられる。2014年3月の武道館公演時と同様、降りしきる牡丹雪と当時のメンバー写真が映し出される場面も。Dieさんは序盤、スタンドにセットしたアコギを鳴らし、途中からエレキに持ち替え。
この曲歌詩が切なくて染みますね。今現在のDIR EN GREYはストレートで攻めの姿勢だと勝手に思っているので、余計にそことの対比を感じたというか。

そして新曲「京都ーーっ!」と京さんが叫ぶ。さっき書いたことと重複しますが、『DUM〜』の濃厚な楽曲とくらべると、かなりストレートな曲だと思いました。Shinyaさんのドラムも「詩踏み」の流れを汲んでいるような雰囲気で、テンポは速めだけど2バスをドコドコするのではなく、基本4つ打ちでキメで8分になるというような進行。Dieさんはガシガシとダイナミックなカッティング多め。サビは京さんのハイトーンボイスが炸裂。初めて聴く曲なのにノリやすいと思いました。
続く「詩踏み」で会場のボルテージはさらに上昇。ブレイクで京さんが手を挙げて、オーディエンスも共鳴するように手を挙げる。歌詩は皮肉なものだけど、このライブの瞬間だけは嘘偽りなく尊いものなんじゃないかなと思った。


「SUSTAIN THE UNTRUTH」では、京さんが上手→下手へ移動。
上手端にいたので上手のことしかわからないのですが、目を見開いて投げキスしたり、ニヤッとしたり、“The inside Mind”と叫ぶオーディエンスに対して、「もっとー!」とマイクレスで煽ったり。カラコンは外していたみたいで、照明が当たって黒目がキラキラしていて、楽しげな笑顔を見られたのでよかった! このときDieさんはShinyaさんと向かい合って弾いてました。

おとこー!
おとこー!
おとこーーー!

おんなー!
おんなー!
京都----!
ひとつになれるか!ひとつになれるか!!
お前ら、俺らとひとつになれんのか!
かかってこい!
かかってこい!
かかってこい!かかってこーい!
ラスト!


京さんが煽り、ラストは「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」。大合唱。薫さんもToshiyaさんも上手に来てくれました。
終演後、京さんはお立ち台で目ビームして頭上で拍手。
Dieさんが最後まで残っていたので、上手の住人だけでなく、みんなでDieコールして見送りました~。19:50ごろ終演。




1回観ただけなのでアレですけど、“mode of DUM SPIRO SPERO”は、ちゃんと「今のDIRがやる『DUM SPIRO SPERO』」だなあと思いました。当時は『DUM~』が「最新」だったので、過去曲に助けられていた場面も多々あったと思うのですが、今回は『DUM~』をしっかりと懐柔していた。メインディッシュとして、濃厚な『DUM』を堪能できました。

あと、意外だったのはホールでも似合いそうだなと思ったこと。今回たまたまライブハウスで観ましが、ホール公演も観てみたかったなあと。シンフォニックアレンジが多かったせいもあるかもしれませんが、じっくり聴けるアルバムでもあるんなんだなあと思いました。自ら進んで聴くアルバムではなかったけれど(笑)、たまには引っぱりだして、通して聴いてみようかなー。



【SET LIST】
01.LOTUS
02.DIFFERENT SENSE
03.AMON

04.Cause of fickleness
05.Phenomenon
06.滴る朦朧
07.蜜と唾(2011)

INWARD SCREAM

08.DIABOLOS

09.THE BLOSSOMING BEELZEBUB

10.Unraveling
11.流転の塔
12.暁

EN.
13.VANITAS
14.新曲
15.詩踏み
16.SUSTAIN THE UNTRUTH
17.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

2016.06.12 DIR EN GREY“TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of VULGAR]”at 仙台PIT

2016-07-17 09:50:00 | ライブレポート




チケット激戦だったVULGARツアー。仙台2日目公演だけなんとか行けました。

初めて行った仙台PIT。仙台駅から5分ほど電車に揺られ、長町駅下車。徒歩10分ほど。駅前には小さなショッピングモールがあり(カフェも入ってる)、ちょっと歩くとマクドナルドやIKEAもあるので暇つぶしに困ることはなかったです。

関東に帰ってから知ったのですが、すぐ近くには仮設住宅地域もあるそう。



会場内は豊洲PITと同じく2階席なしで、大きなプレハブ小屋っぽい感じ。キャパ1200人で2階がないとなんだか不思議な感覚ですね。

ステージは、トラスが組んである以外はいたってシンプル。上手にいたのでDieさんのところしかわからないのですが、キャビはステージになくてすっきりしてました。Shinyaさんのドラムセットは、金具はゴールドでオールクリスタル。う、美しい…。

定刻18時を5分ほど過ぎたころに暗転。
LEDのバックヴィジョンに、3Dで描かれた機械チックなショートフィルムが映し出される。ライブが進むにつれて気がついたのですが、各曲の演出で使われている映像をコラージュしたようなシーンもあり。

そしてメンバー登場。

Shinyaさんは胸元にフリルがあしらわれた王子様風の白いシャツ。ブローチみたいなものもついてました、たぶん。

Dieさんはパラシュートシャツ、エンジニアブーツ。アッシュ系の金髪。

Toshiyaさんは、ノースリーブのトップスで筋肉強調! プリーツスカートにハイソックス。アー写のように額は黒く塗っていなかったけれど、目の周りを黒く縁取った濃いメイク。近くで見たら櫻井敦司さんに似ていた。

薫さんは口元を縫ったようなメイク。左サイドの髪に燻し加工っぽいゴールドのパーツ。照明が当たるとキラッと光る。

京さんは、チーター柄?ヒョウ柄?のロングジャケット。ひとつひとつの模様が小さめで、あまりヒョウ!って感じではなかったです。髪は金髪で、額を出すように立ててセットしていて、サイヤ人みたいな感じ。

ロングジャケットは、今発売されている『CD&DLでーた』でも着ているもの。



個人的には『VALGUR』というか、『Withering to death.』収録の「鼓動」のPVで着用しているヒョウ柄ジャケットの大人版みたいな印象でした。
あと、お立ち台は黒くて目玉がゴロゴロついてました。グラフィックのプリントじゃなくて、立体的な造形で目玉が埋め込まれている感じ。



1曲めから「THE IIID ENPIRE」でブチ上がる会場。京さんが「跳べ!」と叫ぶ。上手に移動して中指も立ててました。片方の手を内側の肘おいて、勢いよくF■CK!!って。Toshiyaさんも上手に移動し煽る。
Shinyaさんのドラムはバスドラムまでクリスタル仕様なので、どんなリズムで踏んでいるか分かりやすくていい! 新鮮。高い位置のふたつのシンバルは片方だけ穴開き。京さんを目で追っていたせいで、Toshiyaさんのマイクスタンド投げをうっかり見逃した。

「INCREASE BLUE」は言わずもがなブルーの照明。“Ladies and gentlemen,It’s a show time. ”と京さんが高らかに叫んだときに、さらにテンション上がりました。

「腐海」のギターは薫さんメイン。京さんは歌メロ、歌詩ともに変えて歌う。でも、サビは聴いたことのあるメロディでした。おそらく過去にも歌っていたメロ。「あーい(愛)して~いまぁああす~」みたいな感じの。

いつものSEを挟んで、「砂上の唄」。バックには、きれいなブルーの海に沈んでいく人の映像。女性に見えたけれど男性だったかもしれない。

てか! わたしの中で、これまでこの曲のイメージは砂漠だった。単に「砂上」という言葉に引っぱられていたんだけども。だから映像を観て衝撃を受けたんですよね。海底の砂のことを砂上と呼んでいるのかなあ、と。そもそも「砂上」という言葉は、「実現不可能な物事、長続きしない物事のたとえ」という意味もあるらしい。知らなかった。

今ツアーではテンポが速いと噂で聞いていたのですが、聴いたかぎりわりと通常のテンポでした。
Dieさんのソロがすごく良かった。少しアレンジしていて、当時のオリジナル音源を踏襲しつつ、今のDieさんのスキルが加わって、泣けるメロディだった。

「AMBER」も、京さんの歌詩が現代のDIRにも妙にマッチしている気がしてシビれた。「Un doex」はオーディエンスに歌わせる箇所あり。

「audience KILLER LooP」は京さんが手を絡ませるパフォーマンスをしていて、オリエンタルな雰囲気があった。サビ前の“オーディエンスキラーループ!”は観客が叫ぶ。
ヴィジョンには、監禁されているのか、椅子に縛りつけられ、目隠し、猿ぐつわをかまされた女性がもがく映像。監視カメラ越しのような演出がなされている。

「お前らの声聞かせてくれ!」からの「蝕紅」。イントロ部分で京さんが、片手を上に伸ばして、レゲエアーティストとかラッパーみたいに上下に動かしていた。
サビの“籠女籠の中”は、京さん→オーディエンスの順で歌う。アカペラになる部分では、京さんにのみ白いピンスポット。昔みたいに心が痛くなるギリギリな感じではなくて、どっしりとしていた。ある意味ひとまわり大人になった印象。

「かすみ」はラストの“畳の下”という歌詩のところで、お立ち台の上に立った京さんがそのまま真っ直ぐ下を指差したのがカッコよかった。

「輪郭」はサビで黄金色の照明。客席も明るくなる。Dieさんのカッティングガン見。“MINERVA”のところで、客席に背を向け、背中で声を受ける京さん、
最後に“鬼を捕まえ私と変わ…”で、前に伸ばした手を握りこぶしに。それと同時に暗転。映像は水?光?の粒みたいなきれいなもの。

INWARD SCREAMのときは赤い照明とスモークが焚かれる。GARBAGEという単語を繰り返し叫んでいるように聴こえた。指先の第一関節の動きまで神経が研ぎ澄まされてる。

「禍夜想」は、序盤京さんのピッチが迷子になっていた。前のツアーで使われていた極彩色の花の映像はなしで、照明だけの演出だったと思う。

「明日無き幸福、呼笑亡き明日」から本編ラストの「CHILD PREY」までは、演奏がなにやってるんだかわからない現象がところどころ発生してました。でも、そんなパンクな感じもきらいじゃない。

「明日無き幸福、呼笑亡き明日」では、“HUMAN GATE”のコーラスの際、センターと上手の間くらいにいた薫さんのところへ京さんが颯爽とやってきて、肩に手をまわしてマイクを向ける! しかし、ん~!と口を真一文字に結んで上を向き、歌わへんよ!と逃れようとする薫さん。なんやぁ~とあきらめて下手へ離れる京さん。京さんが離れたところで、横向いてめっちゃ照れ笑いする薫さん。ホント笑った。

演奏時間2分もない「Я TO THE CORE」は、京さんがしばらくDieさん前あたりの上手に来ていて、しゃがみながら“どうせ聞こえない左耳の様に バカにしてるんだろう”という歌詞をオーディエンスに歌わせつつ、自分の耳を指差していた。歌詩はその皮肉にドキッさせられるものだけど、表情もパンクでカッコ良かった。

「NEW AGE CULTURE」のパフォーマンスもブッとんでいて、ダンスしていたと思ったら、またもセンターと上手の間あたりで、目を見開いて(どちらかというとホラー笑)ぶっちゅぶっちゅと投げキッス連発する京さん。客席も、いつもはヴォー!となるのに、このときばかりはキャー!!?という悲鳴があがっていました(笑)。

「CHILD PREY」では、Dieさんがペットボトルの水を撒く。
“Child is Burning~”の部分のあとにブレイクがあるんですが、そこからまたサビに突入するタイミングで、京さんが客席に背を向けるかたちでドラムのほうへ大ジャンプ! そしてその勢いのままゴロゴロとドラム前へ転がる! これも過去に観たことがあるパフォーマンスだったので、2016年にまた観られるとは!って感じでした。



アンコールは「OBSCURE」から。オリジナルバージョンではなく再構築バージョンでしたね。薫さんが白いロングカーディガンを羽織っていた。京さんはフレンチスリーブっぽい黒いロングTシャツ。
そして新曲の「詩踏み」。リズムパターンが不規則で速い! 歌詩もはっきりと聴きとれず、つかみどころがないまま終わってしまった(笑)。

「まだイケんだろ、せんだぁあああああい!」

と煽り、「Revelation of mankind」。そして、「俺らとひとつになれるか!」「Last song…」(なぜかここだけ英語)という言葉から、「SUSTAIN THE UNTRUTH」。合唱しつつ盛り上がり終演。

去り際に京さんはお立ち台で目ビーム(2本指を目に当てて客席に向ける)をしていたのですが、「ぶばばばばば」というような感じで口パクしていた(笑)。楽器陣は水やらピックやらスティック撒き。
メンバーが去ったあと、まわりの方がピックを探して足元を見ていたので、わたしも見てみたらなんとToshiyaさんのピックが!

10年間いろんなバンドを観てきて、銀テープ以外で戦利品をゲットしたのが初めてという。ダイレクトキャッチではないけどうれしいー。



ロゴがDIR EN GREYではなくDir en grey表記だ!


2014年のGAUZEツアーはヴィジュアル系色の強さだったりツタツタドラムがあったりで、Shinyaさんのターン!というように感じたのですが、VALGURはパンク、ハードコア路線で京さんのルーツ的な部分に触れた気がしました。


【SET LIST】
01.THE ⅢD EMPIRE
02.INCREASE BLUE
03.腐海

04.砂上の唄
05.AMBER
06.Un duex

07.audience KILLER LooP
08.蝕紅
09.かすみ
10.輪郭

-INWARD SCREAM-

11.禍夜想
12.明日無き幸福、呼笑亡き明日
13.Я TO THE CORE
14.NEW AGE CULTURE
15.CHILD PREY

―EN—
16.OBSCURE
17.詩踏み
18.Revelation of mankind
19.SUSTAIN THE UNTRUTH




2016.06.05 DEZERT“ONEMAN LIVE TOUR 2016 【楽しい食卓ツアー】FINAL” at Zepp Tokyo

2016-07-11 04:30:00 | ライブレポート





記憶が飛び飛びなので、覚えていることを箇条書き。

・開演前BGMは、THE BEATLESの「yesterday」エンドレスリピート。ステージは白い紗幕に覆われていた。

・開演予定時刻をやや過ぎた18時14分、暗転。期待と緊張感に包まれたフロアから、どこからともなく拍手と歓声が起こる。

・シンフォニックなサウンドとピアノが絡むSE。ダンダン!というSORAさんのドラムを合図に楽器陣の音が重なる。そのたびに眩いストロボが焚かれ、紗幕にシルエットが浮かび上がる。SaZさんがヘドバンしていて目立っていた。

「あー。」。幕の向こう側からMiyakoさんの歪んだギターが聴こえてくる。4小節目で紗幕が振り落とされ、ステージ上部でパン!と特殊効果の火花が散る。

・そして登場する千秋さん。赤エクステ混じりのツインテール。白シャツに黒いジャケット、スカート?にハイソックス。ちなみにワイヤレスマイクで、腰の後ろに無線機器を着けてました(客席乱入しやすいように、というのも理由のひとつだったのかもしれない)。

ちなみに楽器事情。

・SORAさんは真っ黒なフルセット。スタンドまで黒い。パスドラのヘッドはオリジナルプリント。シンメトリーに見える配置で美しい。

・MiyakoさんはESP E-IIとシェクター7弦といつものテレキャスを使い分け。

・SaZさんはいつものYAMAHAと、あともう1本白いボディのベース。



「君の子宮を触る」「始めようか〜〜」と千秋さんが叫ぶ。ステージ前方上部にLEDヴィジョンがあり、そこに波形などの映像が映し出される。このときのMiyakoさんのギターはたぶんシェクターだった。こっちがメインギターになるのかな。



「肋骨少女」→SaZさんのスラップで沸くフロア。「あー。」〜「君の子宮を触る」はアルバム収録順の流れだったので、どことなく緊張感が漂っていたが、この曲でそれが解かれた感じがした。

・千秋さんがステージの上手・下手端まで移動。フリとか関係なしに、千秋さんが来たら客席で手が上がっていて、その光景がなんかいいなーと思った。

・SORAさんがシンバルを叩いてパシッと止めていたのがカッコよかった。

「遺書。」「きみたちの歌を歌おう!」。ラストの歌詞は“明日を諦めました”“明日に追いつくために”と変えて歌っていた。

「大塚ヘッドロック」→この日最初のモッシュ曲。大箱で横モッシュ。たぶんこの曲だったと思うのですが、千秋さんが「ねっ!ねっ!」と言っていたのがかわいかった。

「殺意」→千秋さんが客席の柵に足をかけて前のめりになりながら「愛すべきみなさま! 愛すべきスタッフ! 愛すべき関係者!のために、ラブソングを歌います。本気のラブソングを」を高らかに宣言してから演奏が始まる。

・途中観客を真ん中で二手に割り、センター2柵で歌う千秋さん。中心に向かってヘドバンする観客。



「追落」→ステージ後方ヴィジョンにオレンジ色のガーベラが映し出されていた。

・「追落」演奏後にシュウウウ…という音とともに、映像のガーベラが枯れ、ノイズが鳴り始める。ちなみに、調べてみたらガーベラの花言葉には希望とか前向きな意味がある模様。

「おはよう」→ノイズの合間から、“Let’s sing a song”と子供の声による歌が途切れ途切れに聴こえてくる。やがて音の輪郭がはっきりし、バンドイン。曲中、黒バックに白い文字で歌詞が大写しになる。

・子供の声の“GO!”のあと、客席では探り探りヘドバン。でもその後は手をあげるでもなく、それぞれが好きなように聴くというパターン。

“前だけを見て走り抜けることが 僕は正しいと思えない”という歌詞のところで、赤い照明に照らされた千秋さんが、客席の柵に足をかけながらバッと指を差していたのが恐ろしくカッコよかった。人波に逆らっていくようで。

・音源が先行公開されたときは、これまでとは違った雰囲気の楽曲だし、タイトル「おはよう」だし、むしろライブ演奏の序盤までちょっとおもしろがっていたところもあったんですが、途中から引き込まれてしまった。



「宗教」“黄緑の声が”“きみたちの声が”に変えて歌っていた。たしか映像は能面(女面)。

「包丁の正しい使い方〜思想編〜」→千秋さんとSaZさんはフロアに降りたり、ステージに戻ったり、今どこにいるのかもうわからず(笑)。

・フロア中央下手端の柵に登った千秋さん。突如「ドラムソロ! ドラムソロ!」と煽り出し、それに便乗してコールするオーディエンス。が、SORAさんはイヤモニしているのもあってか、なにを言っているのかわかっていなくて、???と怪訝な顔。

・その後SaZさんがステージに戻り、SORAさんに耳打ちで伝えて無事ドラムソロ。

・SaZさんのベースを借りた千秋さんが、リズムに合わせて「1、2、3、4、5、6、7、8!!!」と言って、観客にリピートさせる。途中、「イル、イー、サム、サー…!! 韓国語で!」とも。

「あー長くなっちゃったな〜」と言いながらも、上手端にいたMiyakoさんからギターを奪い、逆ダイパートをループさせ続ける千秋さん。みーちゃん、ステージ前方で観客を煽る。

「セイオン」→「ぼくたちの正しい音だ!」みたいなことを言っていた。

「包丁の正しいと使い方〜終息編〜」→この曲も千秋さんがやりたい放題で、「ニセモノばかっりでさ〜。真ん中にホンモノがあると思うんだ! このへんに!」と言い、WODのために二手に分かれた観客の間に降り立つ。

「秘密」→観客が座って土下座ヘドバンするところで、みんな右に倣えなんだよなーといったニュアンスのことを千秋さんが言っていた。しかし、立ったままの男性客が1人いて絡む。

「擬死」→ステージ後のトーチに火が灯る。10本くらいあった。SORAさんの真後ろにもあったので暑そう。DEZERTは銀テープ飛ばさないよなーと思っていたので、なるほど火という手があったか〜と思った。

・演奏終了後、残響音の中、千秋さんさんがお立ち台に手をついてずっと頭を振っていて狂気。


―アンコール―

「遭難」→久々に聴けた。真面目にしっかり聴かせる。

・ここでタオルを頭にパサっと乗せて目元を隠した千秋さんが、「どうも」と挨拶し、ボソボソとMCをし始める。

きみたち空気を読んで、みたいなこと言ったときに、自由人Miyakoさんがジャラーン!とギターを鳴らす。「アンコール、演るのイヤなんです。自分がライブに行ったときもアンコール観ないで帰るんで。いまも帰った人いるでしょ」といった話もしてました。

以下ニュアンス。

千秋:最近、まわりの人が優しいんです。きみたちやないで? きみたちの視線はいつも僕の心を傷つける……(一同笑)。まわりの人は優しいんです。

でも、なんでバンドをやってんの?ってよく聞かれるんです。存在証明とも違うし、音楽でだれかを救いたいというのも違うし……。っていうか、(前のめりになりながら大きな声で)なんで! おれたちの! 作った曲で! きみたちを! 救わなきゃいけないの!

……メンバーにも聞いたんです。Miyakoくんは「バンドやりたいから!」って言って話にならないしさ! (SORAのほうを見ながら)「なに? バンドやめんの? やりたくないの?」とか言うし! (SaZのほうを見ながら)「ヒゲ生やしていい?」とか聞いてくるし!!

客席:かわいいー!

SaZ:かわいくはないでしょ(苦笑)

千秋:1ヶ月くらいずっと考えてて……。で、気づいたんです。全部「無意味」だって。バンドをやってることも無意味。親も無意味。子供も無意味。すべてを照らす太陽も無意味! そう考えると幸せになれます。……この言葉の意味が、3年後くらいにわかるようなバンドになりたいと思います……(←話の出口がわからなくなって無理やりいいこと言った感)

……この音も無意味! きみたちの声も無意味! (ワンマンツアーの)名古屋でも言ったんだけどさ、きみたちはただの民なの! 民!

ブスなやつの脳みそも、整形でかわいいやつも、豊胸してるやつの脳みそも無意味! (Miyakoを見ながら)ちょっとイケてる顔の脳みそも、(SaZを見ながら)ヒゲの脳みそも、(SORAを見ながら)ヤンキーの脳みそも無意味です! きみたちの声も無意味だ!

でも、もう少し無意味なことを続けていこうと思うんです! クスリなしでね! クスリなしでねっ! 「脳みそくん。」!!!


「脳みそくん。」「MONSTER」と続け、「勝負しようぜーー!」と、だんだんと高速テンポになっていく「doze.」を畳みかける。

「切断」「女の人ー? 女いるの? 男ー! 男ー! ち■こついてんのかー! 最後にひとつだけ聞かせてくれ! 生きてんのかーーー!」と叫ぶ。

「ピクトグラムさん」「生きたくなくて死ねない音でいいじゃん!!!」と千秋さんが吐き捨てるように叫んで曲が始まる。イントロ中「生きてればいい! 生きてればいい!」とも。同期ありできれいな演奏。

“ピクトをあげるから”“グラムをあげるから”の部分を、“傷跡をあげるから”と言い換えて歌っていてグッときた。ラストの“意味のない朝なんて何度でも迎えるから”も、“意味のない夜なんて何度でも作るから”と。この「夜」は、ライブのことを言っているように感じた。

・いつものように長居せずステージ袖へ去っていくメンバー。最後まで残ったSORAさんが下手のマイクで「また会おう」と言い残し終演。




アルバムを引っさげたツアーのファイナルでありながら、アルバム曲は6曲しか演奏しなかったんですね。今思えば、現時点でのDEZERTベストっぽいライブだったようにも思います。演出も豪華で、今の力量でできることは全部やった!って感じでよかった。

アンコールの千秋さんのMCをちょっと考察。
「無意味」という言葉には、どこか「虚無」や「絶望感」といったマイナスなイメージがあるじゃないですか。でも、千秋さんは無意味と説きながらも、絶望だとかあきらめはしていなかったと思うんです。

ライブ後日、「無意味」について調べていたんですけど、千秋さんの言う「無意味」は、ニーチェの能動的ニヒリズムに近いかもしれないなーと思いました。能動的ニヒリズムとは、自分でその価値を見つける、だからこそ日々を・瞬間を全力で生きる、といった考えらしくて。お釈迦様の「色即是空 空即是色」もちょっと近いのかな? 宗教・・・というか哲学・・・†

もっと単純に考えると、バンドをやっている意味や、歌う意味や、いろんなしがらみをいちいち気にしていたらキリがない。バンドをやりたいからやるし、歌いたいから歌う、ともとれるような気がしました。すべてを無意味だと思えば自由になれると。

この日、メンバーみんないい表情をしていたんですけど、笑顔がどこかあどけなくて、あー20代バンドだ~って思って。そのあどけなさや、ちょっと反抗期みたいなところもひっくるめて、素直でおもしろいバンドだなと感じたんですよね。たとえ悪いオトナたちがやってきても、ひょうひょうとかわしていけそうだなとも思いましたし。

あと、「ピクトグラムさん」で言い放った「生きたくなくて死ねない音でいいじゃん!!!」という言葉なんですが、ウレぴあのライブレポートでは、「音」じゃなくて「こと」になっているんですよ。でも、わたしは「音」と言ったように聴こえて。

新曲「おはよう」の歌詞に、“生きたくないのに死ねないこの鼓動は”というフレーズがあるんですが、そこにかぶせてるのか!と、ライブ中に思ったので。“鼓動”=“音”=“生命”。「おはよう」の歌詞はバンドのことで、覚醒のような意味合いなのかなと。

深読み大好き人間なので、つい意味を考えてしまう。こんなことを思ったというメモ程度に書き留めておきます。



【SET LIST】
01.(SE)
02.「あー。」
03.「君の子宮を触る」
04. 肋骨少女

05.「遺書。」
06. 大塚ヘッドロック
07.「殺意」

08.「追落」
09.「おはよう」
10.「宗教」

11. 包丁の正しい使い方~思想編~
12.「教育」
13.「不透明人間」
14.「セイオン」

15. 包丁の正しい使い方~終息編~
16.「秘密」
17.「擬死」


ーENー
18.「遭難」

19. 脳みそくん。
20. MONSTER
21. doze.
22.「切断」
23.「ピクトグラムさん」

2015.06.27 DIR EN GREY“LUNATIC FEST.”at 幕張メッセ

2016-06-29 12:00:04 | ライブレポート
Twitterのタイムラインで「#1年経ったしルナフェスを振り返る」というタグを見つけて、そういや感想途中まで書いて放置してたや〜と思い出したのでアップしてみます。ライブレポは記憶が薄れてしまっているので、当時に書ききっていたDIRだけしかないです。




行ってきましたルナフェス初日。
数日前に捻挫をしてしまい、長時間の滞在が厳しそうだったので、結局昼すぎに出発し後半のアクトだけ楽しみました。

初めて幕張メッセに行ったのですが、最寄りの海浜幕張駅から結構距離があるんですね。チケットをリストバンドに引き換えて会場入りしてからも、イベントホールまでそこそこ歩く。駅からホールにたどり着くまでに30分くらい要しました。リストバンド交換所は昼すぎだったためすでに空いてました。朝は混雑してカオスだったんじゃないかなと想像。


リストバンドは1日券だとビニール素材のやつ。マップやタイムテーブルが載っているポケットサイズの小冊子ももらえます。帰ってから撮影したものですがこちら。


朝方は小雨が降っていたのですが、長傘を持ってホールには入れないため、入り口前に傘置き場がありました。が、『紛失、取り違え、責任負いません!』の貼り紙とともに、ただ大きな傘かけが置いてあるという。ここもまたカオスな感じ。イベントホールに入場する際、荷物検査がありましたが、折りたたみ傘はバッグに入っていればOKでした。



アーティストのステージ以外は携帯カメラorコンデジでの撮影可。入場してまず始めに目に飛び込んでくるのは、フード&協賛社展示エリアの『EDEN』。



宇宙的なオブジェ、赤や青のライト&ミラーボールで、SUGIZOさんのソロ作品の音楽を具現化したみたいだなあ~いうのが第一印象でした。

階段を降りて正面から。

色が変わります。




まずはドリンクチケットを引き換えました。

ここはスムーズに交換できます。Zeppみたいにストラップホルダーでも付いてこないかな?と淡い期待をしていましたが、普通にペットボトルだけでしたね(笑)。別途ドリンクを購入するとオリジナルペーパーナフキン(ただロゴがはいっている紙ですが)がもらえる、ということになっていました。

フードエリアはメンバーにゆかりのあるUNAGI屋、まつり、天雷軒がやはり人気で長蛇の列。


並ぶほど時間に余裕がなかったので、もうひとつのお目当てだったタコライス屋さん、タコデリオに並ぶ。


バンバン作っているみたいで列はスムーズに進み、10分くらいで買えました。とは言っても、ちょうどライブ中だったからみたいです。ライブが終わったとたん、EDENエリアに流れ込んでくる人がぐわっと増えました。

有機玄米チーズタコライス。スマホ持ち変えるのが面倒で、なぜか縦写真。

画像加工しているので普通に見えますが、実際EDENエリアは青と赤のライトなので、やや化学っぽい見た目になってました。

↓こんなふうに。

味はおいしいですよ!

イートスペースにテーブルはなく、3人掛けベンチがずらっと並んでいるのみ。それも明らかに数が少なく、座れない方は地べたにピクニック状態で、もう少しなんとかならなかったのかな?と思ったり。ゴミ箱は大きめのものがあって、係の方が頻繁に交換していたため、そこそこクリーンな状態が保たれていました。



ごはんのあとはグッズエリアへ。クロークもこちらのエリア。グッズ列は果てしなかったので早々にあきらめました。各バンドのブース列もなんだかよくわからなくて、商品画像の看板も見えづらく、とりあえず人がいっぱいでこりゃムリだ!ってなる…。

500円ガチャガチャはスカスカでしたので、2回だけまわしてみました。これがなかなかの引きの良さをみせました。

【ランダム缶バッジ3個セット】
フェスロゴ、LUNA SEAは固定で、それプラス出演バンドロゴがランダム。LUNACYを引き当て、ルナシーセットに。



【ランダムピック2個セット】
フェスロゴは固定で、それプラス出演バンドロゴがランダム。なんとDIR EN GREYきました! 月面プリントの上にDIRのロゴで、コラボ感があってうれしい。台紙もすべすべした紙で凝っています。

オモテ


ウラ



お花もたくさんです。





ライブホールへ行くにもいったん外に出て、ぐるっと回りこまなければならないため、ちょっと距離がありました。あわよくば、EDENエリアから音漏れでも聴こえるかなと思っていたのですが、なんか音の振動が伝わってくるなぁ程度で、ほとんど聴こえません(笑)。それなので極端に言うと、ライブを取るなら食事とグッズとトイレはあきらめろ!ですね。


中へ入ると、ホール中心部の天井から大きな月が吊るされていました。プロジェクションマッピングで実際に満ち欠けします。
FATE、SHINE、MOONのステージが入り口以外の三隅に組まれています。MOONがメインステージの位置付け。入り口が一箇所のため、1アクトが終わるたび、出る人&新たに入場する人で大混雑。この出入り口についても、もう少しなんとかならなかったのかなっていうポイントでした。


わたしが入場したときは、Fear,and Loathing in Las VegasがFATEステージでライブ中。アニメ『寄生獣』の主題歌が聴けたのでテンション上がりました。かなり遠目から巨大ヴィジョンとステージを交互に観ていたのですが、ボーカルのアクションが激しい。「踊ろうぜ!」とオーディエンスを煽りながらも、自分が一番踊ってるというか(笑)。

なかでも、観客を巻き込んでたけのこたけのこニョッキッキみたいなダンスをしていたのが衝撃でした。若手ヴィジュアル系バンドもびっくりですね。
声も高くて全体的に若い・・・激元気・・・(この日の出演バンドの中で一年齢が若いとMCしていました)。初ラスベガスは、踊れるゴキゲンなバンドっていう印象です。


■■■DIR EN GREY

MOONステージに登場したDIR EN GREY。前方は押しがあったのを確認。わたしもメンバーの表情がわかるくらいの場所にいたのですが、まわりは落ち着いて観る人が多かったです。X、LUNA SEA待機ゾーンだったのかなあ?

ステージには紗幕が掛けられており、彩度の低い、水の流れのような映像が流れていました。SE「and Zero」とともにメンバーが現れます。京さんは6/19のsukekiyo公演時と変わらず金髪で、ツーブロック風に右側へ流してセットしていました。

「Sustain the untruth」は、ワンマンライブだとオーディエンスにも歌わせるという流れが定番化していましたが、この日はフェスかつ1曲目ということもあってか、ほぼすべてのパートを京さんが歌っていました。
「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」は、イントロ→サビという流れなのですが、このサビ後に紗幕が振り落とされ、フロアから大歓声が上がりました。

「朔-saku-」は春ツアーでもセットリストに組み込まれていましたが、ルナフェスでも披露するとはやや意外に思いました(最新アルバム『ARCHE』の曲で固めてくるかなと思っていたので)。
京さんのシャウトとともに、少し緊張感が残っていたフロアも一気にヒートアップ。起爆剤としての威力は抜群でした。バックスクリーンにはMVが。メンバーの演奏シーンもあるMVなので、眼前に広がる11年前のメンバーと2015年のメンバーのコラボレーション。

「THE FINAL」も「朔-suku-」と同じく2004年リリースシングル。2曲立て続けに演奏されたことで、当時のライブの空気感を感じました。ちなみに2008年のヒデサミ出演時もこの2曲はセットリストに入っています。京さんの空を切るリストカットとともに暗転、歓声が沸き起こる。

そしていつのまにかステージにはバイオリンを手にしたSUGIZOさんが! 京さんがやや下手にずれ、正面から観ると薫、Toshiya、京、SUGIZO、Shinya、Dieという並びになりました。コラボ楽曲はバラード「空谷の跫音」。

SUGIZOさんはソロを弾くというよりも、ノイジーな音色も混じえ楽曲にスパイスを足していくスタイル。弓をダイナミックに操り、優雅な立ち居振る舞いでDIR EN GREYのステージなのにSUGIZOさんに目がいってしまう。京さんも間奏中にSUGIZOさんをガン見。

サビでは幻想的なコムローイ(満月の夜にランタンを空へ飛ばすタイの祭り)の映像が映し出されました。映像監督 近藤氏のTwitterによると、監督の亡くなられた奥様がお好きだったお祭りだそう。

SUGIZOさんが去る際、Dieさんが軽くハグしてました。

「Revelation of mankind」はフルMVが。親殺しが描かれた映像なのでファンでもわあ!ここで流すのか!と驚いた。初見の方はどう思ったのだろう…。ラストの「羅刹国」ではヘドバンの嵐&前方に突入していく人多数。

静けさと激しさの入り混じったライブでした。


【SET LIST】
SE_and Zero
01_SUSTAIN THE UNTRUTH
02_激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

03_朔
04_THE FINAL
05_空谷の跫音

06_Un doux
07_Revelation of mankind
08_羅刹国





ここから2016年のわたしが書いています・・・。
そのあとはDEAD ENDをまったり観て、X JAPANとLUNA SEA。XのときもLUNA SEAのときも、転換中からメンバーを呼ぶ声がすごく大きくて、なんかもうそこで圧倒された。

Xはライブ中盤、YOSHIKIさんの提案によって、ニューアルバムに収録されるという曲のコーラス(バラード調でウォーウォーいうやつ)を観客みんなで歌って録音。2016年6月現在アルバム発売の気配はありませんが(笑)。

LUNA SEAはRYUICHIさんの目がキラキラしていて印象的だった。スクリーンにメンバーがたびたび大写しになるんですが、その表情が「強さ」を感じさせたんですよね。

後半にhideさんカバー「ピンクスパイダー」がきたときには、もう大盛り上がりだったんですが、疲労もピークだったので端のほうで観て、ラストまで観ずに「ROSIER」で退散しまいました。が、ラストにセッションで「PRECIOUS…」「WISH」を演ったと聞いて、うわぁぁああ聴きたかった〜となった思い出。フェス参戦は体調万全で臨むべきですな。

2016.05.29 DISH“ショクダイズ4” at 池袋手刀

2016-06-21 04:15:55 | ライブレポート


↑TOSHI所沢の存在感。

この日はひさびさにDISHを観に行きました。今年初DISH。ライブタイトル通り、燭台(怪)とdieSのイベントなんですが4マンです。

1バンドめは見送ってしまい、dieSの途中からトルネードイン・・・†
「SA.VA.GE」では革ジャンを着た蜻蛉さんをゲストボーカルに迎えていました。あとあと蜻蛉さんがMCで話していたのですが、ジャケットは荒瀬さんに貸してもらったらしい。ラストに「バーサーカー」も聴けてヨカッタ。



■■■DISH

この日のサポートドラムはキリちゃんさん。
ミドルナンバーが多かったせいもあるかもしれないけれど、繊細さというか、物語性が強調された綺麗なDISHだなーと思いました。

「ComeDown」、3月のライブで無料配布されたのですが、平日で行けなかったので切実に販売してほしい・・・†
浮遊感のあるサウンドの中、ベースの照巳さんがペグに軽くキスしていてエロかった。

カラッとした「ドレスフラワー」に続いて、真っ赤な照明の中じっとりと「dancer in the dusk」を聴かせるというと対照的な流れでした。

MCではシビィさんがメンバー紹介。

「きょうのサポートは照巳くんでーす。みんな大好きキリちゃんでーす。好きか嫌いかはっきり分かれるシビィです(一同笑)」

次回の公演についての告知では、出順をさらっとバラす。

「(6/24の)高田馬場(AREA)は、言っちゃダメって言われてるんですけど■番手です。仕事場からのダッシュ、キメて来いや!」

その後、キリちゃんに告知とかないの?と振って、キリちゃんがマイクを通さずに話していたんですが、ちょっと聴こえづらくて、「喋らないキャラなの? MERRYのボーカルなの?」とツッコむシビィさん。今ガラさん喋りますけどね(笑)。ここはゼロ年代か?

「SNOW EMOTION」の演奏も少し大人っぽくなっていました。ラストの「メロウイエロウ」では、“ミルクドレスの入院着、君は綺麗な血を吐いて”という歌詞を歌ったあとにギュイーーーッと、ピックスクラッチを入れていたのがカッコよかった。

アウトロが終わるか終わらないかくらいで幕が下りたのですが、閉じ切る寸前でシビィさんがバッと上半身だけ出してきて、映画シャイニングみたいでした・・・。

やっぱりDISHいいなー。
歌詞世界が、少年少女と、闇と病みと死と事件をイメージさせるものなんですけど、フィクションをノンフィクションに見せる力があると思うんですよね。少年少女がさも実在しているかのように思えてくるっていう。

【SET LIST】
1 ComeDown
2 ドレスフラワー
3 dancer in the dusk

4 SNOW EMOTION
5 デイドリー夢。
6 ハニィドンクライ
7 メロウイエロウ






■■■燭台(怪)

この日の燭台(怪)は汚れ系パフォーマンスでヤバかった。

と言っても観るの3年ぶりとかでした。いつのまにかバルガーさんというかわいい女の子がドラマーとして加入していてびっくり! ほかのメンバーはデスさん、Lyuichiさん、ホーデンさんという構成。

転換中は相変わらず9GOATSが流れていました。前説として出てきた蜻蛉さんが、上海への出張土産だというお菓子を箱ごとお客さんにくれました。ホント会社のような光景(笑)。

ショクダイズに引っ掛けて、大豆をテーマにしたコントからライブスタート。ステージの床にはブルーシートが張られています。コントの出番が終わったバルガーさんは、いそいそとドラムの前面もポリ袋で保護。

で、コントの流れで納豆ときな粉と牛乳を浴びるホーデンさんと蜻蛉さん。「キャー!」ではなく「あぁぁぁ〜」と同情のような声が上がる客席。フロアに充満するなんとも言えない臭い・・・。そして曲が始まり2人が動くたびに舞うきな粉・・・。蜻蛉さんが歌いながら身を乗り出すかから、お客さんにもろかかってます。ひえー燭台ファン強し!
とは言っても加減してるし、ステージを降りて追いかけて来たりはしません(笑)。絶対メンバー
は常識人だ、っていう安心感があるから許せるパフォーマンスだと思う。

ライブ中盤で荒瀬さんも登場したのですが、汚れたステージに若干引き気味でしたね(笑)。燭台メンバーが、レッドカーペットのように新たなレジャーシートを引いて、ここなら安全です!と荒瀬さんを誘導。そして「世界樹」で、一緒にInspire the! HITACH◯!!のコール&レスポンス。

とまぁ、カオスなんですが、本篇ラストに演っていた「飛び降りた僕はテレビ塔に突き刺さる」という曲が哀愁系ロックで耳に残りました。“ありがとう ありがとう”という歌詞がなんか切ないんですよね。

会場内の納豆臭にガマンできなくなり、アンコールは断念して撤退しちゃいました。掃除が大変そうだ〜。

2016.05.21 DEZERT“ZEAL LINK TOUR 2016”at 郡山 club#9

2016-06-05 05:00:25 | ライブレポート
実は郡山公演にも行ってきちゃいました。「ライブを観る」という目的はもちろんなんですが、「地方に行く」というのが気分転換になりつつあるんですよね。ヤバイ。もっとリーズナブルなリフレッシュ法を見つけねば…。

行きは鈍行を乗り継いで、4時間かけて行きました 宇都宮線車内のローカル感。



なんかいい感じの黒磯駅。





CLUB #9は、郡山駅から徒歩5分ほどというアクセスの良さ。ちなみにこの日、関東は晴れてたのに郡山に着いたら雨でした。でも、ライブハウスはアーケード内にあるので、傘がなくても走れば無問題。




アーケードは歩行者天国ではなく、普通にクルマも通ります。



ハコはキャパ250人ほど。浦和ナルシスに似た造りなんですが、どこにいても観やすいハコだと思いました。特筆すべきはPAの後ろのスペース。ひな壇状になっていて、柵もあってすごく観やすかった。距離はあるけれど、ステージに立ったメンバーと同じくらいの目線になる。高田馬場AREAの2柵並の観やすさでした。ただ、PAさんが貼ったセトリも丸見えなので、ネタバレOKな人向け。

2Fロビーは広くて、トイレやドリンクカウンターが。なぜかウーパールーパーさんもいます。





■■■Chanty

トップバッターはChanty。
文句のつけようがない、心に響くライブだった。春のワンマンツアーの成果だと思うのですが、演奏スキルの向上っぷりが半端じゃなかった。ほとばしる熱量。5人が一丸となっていた。

特にshia.さんが変わったように思いました。これまでちょっと控えめな印象があったのですが、グイグイバンドの中に入っていっているというか。

「ここにいる君たちを持って帰りたい」と芥さんがつぶやいて披露された最新音源「貴方だけを壊して飾ってみたい」がすごく良かった。タイトルはドロッとした印象だけど、疾走感のある曲で、艶やかな芥さんのボーカルが映える。この曲、ライブ会場&通販限定なんですよね。今度CD屋さんで買おうと思って帰ってきちゃって、めちゃ後悔!

「命をかけて、この曲を贈ります。またどこかでお逢いしましょう」と告げ、ラストは「赤い糸」。Chantyの本気度を見た。

なんというか、学校では浮いてしまっている5人が偶然にも出逢ってバンドを組んで、Chantyと名の下に輝いている感じなんですよ。5人だから強い。ふわふわ、キラキラしているように見えるけれど、泥くささもあって、ある意味攻撃的で。ワンマンが観たくなりました。

【SET LIST】
1.犬小屋より愛をこめて
2.やんなっちゃう
3.ミスアンバランス

4.貴方だけを壊して飾ってみたい
5.m.o.b.
6.赤い糸






■■■ジン

すでに観るのが3回目となったジン。
ライブ後半がなかなかめちゃくちゃでぶっ飛んでいた。

ラストの「偽モラトリアム」では、「頭振れ頭振れ頭振れ頭振れ頭振れぇぇええええとRIKUさんが急に叫び出してびっくりした。大蛇さんはフロアに降りていて、逆ダイに混ざっていたみたいです。ステージ上から「大蛇! おろち!」と叫ぶRIKUさん。

ですが、ちょいちょい興ざめしてしまう場面があるんですよね~。曲中に「楽しんで!」とも言っていたけど、楽しませるのは君たちじゃないの?観客に強要するのはお門違いじゃないの?と小一時間説きたくなってしまった。たぶん、この「無意識の強要」がジンのクセなのかもしれん。モッシュのときも右!左!、ヘドバンでもあたまあたまー!と、バンド側が言葉で指示することも多くて、観客に自由がないように感じるんですよね。一生懸命さは伝わってくるので、好みの問題かもしれないけど。

「この好きはどうゆう好きなのかもはやわからないけど好きなのです。」「初恋カーニヴァル」は、早口でまくしたてるように歌う曲なのですが、歌詞が聞き取りづらかった。言葉が耳に入ってくるようになったらもっとライブを楽しめそうだと思いました。






■■■DEZERT

幕が閉まった状態でドラムが鳴り響き、SORAさんのソロからスタート。もはやおなじみになりつつある展開。髪色がシルバーアッシュに戻っていました。



続いてSaZさんとMiyakoさんが登場し位置につく。Miyakoさんのギターがジャガーシェイプのサンバーストでした(7弦なのでシェクターのものっぽい)。

真っ赤な照明に照らされる中、3人で「「君の子宮を触る」」のイントロを演奏。なかなか登場しないボーカリストを今か今かと待ちわびる観客。そんな様子を知ってかしらずか、歌入りの直前で千秋さんがふらりと登場。髪を低い位置でツインテールにし、薄いメイク。ブツブツとなにやらつぶやき、「元気にー!」と言ってました。

「大塚ヘッドロック」ではブレイクで「生きてますかー? 生きてますか土曜日ーー!」と。SORAさんも曲中勢い余って椅子から立ち上がって煽る。

続けざまに披露された「「殺意」」では、途中で千秋さんが観客を二手に分け、「そのままでいろ!そのままでいろよ!」となかば強制。センターの柵に脚をかけて前のめりに歌う。照明は暗いブルー&白からサビで赤色。

「お前が嫌いさ~」と「「教育」」の歌詞を独り言のように千秋さんがつぶやいていたのですが、曲は「包丁の正しい使い方~終息編~」

ちなみに観客は二手に分かれたままです。

「手を挙げろ! 斜めじゃなくてまっすぐ伸ばせ! 手を挙げるならまっすぐ! おれは!手を挙げろと言っているんだ!」

「上を目指していくんで!(だから上にまっすぐ手を伸ばせ)」とかも言ってたかな。

千秋:ヴォーイ!

観客:ヴォーイ!!!

SORA:(バスドラでドンドン!)

千秋:うるさい!

観客:!?

千秋:ヴォーイ!

観客:ヴォーイ!!!

SORA:(バスドラでドンドン!)

千秋:うるさい!!!

観客:???

っていうやりとりもあって、煽っておいてうるさいとはなんぞ?と思っていたのですが、どうやらドラムが入ってくるのが気分じゃなかったみたいです(苦笑)。

続く「「教育」」では、

千秋:おれはきみたちのこと好きだけど、きみたちはどう思ってるのかなぁ~~???

観客:\\お前が嫌いさ//

という掛け合いも。


お立ち台に座り込んだ千秋さんが腕時計を見る仕草をして、ラストは「「追落」」
“墜ちていく空が~”の部分で空を指差し。最後の“君のその色は薄れていく”は、“僕のその色は薄れていく”に変えて歌っていました。“僕”という言葉だけシャウト混じり。毎回違って聴こえるからおもしろいなーと思います。

【SET LIST】
01.「君の子宮を触る」
02.大塚ヘッドロック
03.「殺意」
04.包丁の正しい使い方~終息編~
05.「教育」
06.「追落」






■■■SCREW


休憩していたので途中から。

前日もライブだったせいもあると思うのですが、鋲さんの声があまり出ていなかった。ラストライブまでにうわカッコいい!っていうSCREWを観たいなあ。

イベントでありながらも「S=r&b」では、大きな声で合唱が。
ほかのメンバーが捌け、鋲さんが1人ステージに残り挨拶。

「SCREWは11月1日に活動に幕を降ろします。郡山にもたくさん足を運ばせていただいて、それもみんなのおかげです。まだ公演はあるので、全員…ライブに来てください!」





■■■Kra


ZEALツアーで好きになったバンドは確実にKraだと思う。正直なところ、第一線で活躍しているとは言いづらいと思うのですが、一回足を踏み入れてみるとその演奏力と表現力に圧倒される。

この日は幕が開くと薔薇の花を手にした靖乃さんがお立ち台に腰かけていました。ふわりと立ち上がってフロアを煽り、定位置へ。その後ほかのメンバーが登場という流れでした。

「SMLT」というドSソングを初めて聴いたのですが、次々と繰り広げられるパフォーマンスに衝撃を受けた。まず曲前に景夕さんが「さぁ……調教の時間だ!」とか言うの。で、曲中に自分とお客さんの1人に赤いおもちゃの手錠をかけて(ちょっと手錠が壊れるトラブルがあったけれど笑)、そのまま左右に揺らしながら歌うという。ひえー! なんじゃこりゃー!!!

お客さんと1対1で絡むのってなかなかないと思うんですよ。シンディケイト(懐)のフィッシュファイトぶりにこういうの観たかも。
しかもタイゾさん作曲なんですね。意外! また観たくなった。


ラストの「artman」では、Chanty 千歳さん、DEZERT 千秋さん、ジン 大蛇さんが乱入。千歳さんと大蛇さんは終演後にイベントがあるので衣装フルメイクのままだったんですが、千秋さんは私服。赤系のグラフィックがプリントされた白いアメカジ系Tシャツに、キャスケットみたいなフォルムのカーキ色のキャップでした。髪型はツインテールのままだったので不審者感ハンパなかったです!

千秋:(千歳を指差して)Chanty! (大蛇を指差して)ジン!

景夕:(千秋を指差して)DEZERT!

と、なぜかバンド名で紹介しあう。
大蛇さんにタブレットで歌詞を表示してもらって、それを覗き込みながら歌う千秋さん。千歳さんはニコニコしながら、手をパタパタさせてファンの振り付けを真似してました。

サビでは千秋さんがセンターにいる景夕さんに近づいていき、肩を抱く。歌いながらタブレットの歌詞を指差して、今ここ歌ってると教えてあげる優しい景夕さん。なのに千秋さんといったら…

千秋:(景夕を見ながら替え歌で)小さいよ~~♪

景夕:うるさいよww

千秋:(サビを替え歌で)初めて会ったときから思ってたよ~♪ あなたは少し小さすぎる~~~♪

失礼すぎ(笑)。
上の歌詞はニュアンスなんですけど、妙に歌メロにハマっていて、一同爆笑でした。

それだけでは収まらず、ジェスチャーしてフロアを二手に割る千秋さん。なぜかKraでWOD。でもこれも妙に曲にハマってるっていう。その後景夕さんも「もう一回分かれて!」とノッてくれてました。

そして結良さんに近づいていく千秋さん。あ、これは…と思ってたら、案の定、ぼくも弾く!ぼくも弾く!という顔でベースを見つめてました。が、結良さんはなぜ千秋さんが来たのか飲み込めていなくて、???といった表情で見つめ返す(笑)。
ようやく伝わったのか、ベースを貸してもらえた千秋さん、意気揚々とラストのジャーン!というおいしいところを持っていっちゃいました。

千秋:Kraもう1曲!

(ぞろぞろと帰っていく他メンバー)

千秋:あ……。ラスト…じゃなかった…。


千歳さんはWODに混ざっていたみたいで、Kra終演後、普通にフロアから帰っていきました(笑)。側を通ったときに、周りで自然と拍手が起こって花道のように千歳さんを送り出したのですが、イェーイ!と手を挙げて応えてくれてかわいかったです。アットホーム郡山。





■■■Mix Speaker's,Inc.PCMOBILE

さいたま新都心から引き続き、NIKAさんが汗ネタを引きずっていた。

NIKA:熱い! 汗でべたべたでしょ?もっとべたべたになろうぜ!

観客:(お、おう…)

NIKA:聞こえてますか!?(怒)


そしてseekさんの人外感。



だんだん曲を覚えてきたので楽しさ倍増。MSIのライブは平和でハッピーな空間だなぁと思います。






■■■DIAURA

トリは郡山出身のyo-kaさん率いるDIAURA。
幕が開くとメンバーがすでに立ち位置についていて、静まり返る客席。「失翼の聖域」のアカペラからスタートしました。

「Beautiful Creature」では喜びを抑えきれない様子で、「郡山、ただいまぁただいま!」と叫ぶyo-kaさん。
いやなんかもう、ハートマークついてそうなくらい嬉しそうな声だったんですよ。この日のDIAURA、yo-kaさんばっかり観てしまった。


アンコール前にはMC。

「僕、郡山の者なんですよ(一同笑)。郡山、ただいま!!(観客:おかえりー!)あ、いっこ忘れてた。来るとき『かんのや』のゆべしの看板見て、「ゆべし買お」(←これ言い方が素っぽくてかわいかった)って思ってたのに、忘れてた。でも今が楽しいから、お前らはゆべし以上だ!」

「最後まで残ってくれたってことは、ここにいる全員、もう愚民だ。俺の、大切な、大切な、愚民だ」

yo-ka:お前たちのマスターは誰だ!

観客:\よーか!/

yo-ka:郡山のマスターは誰だ!

観客:(笑)! \よーか!!/

yo-ka:福島のマスターは誰だ!

観客:\よーか!!!!/

と、だんだんヒートアップしていって「MASTER」につなげたのが激アツでした・・・† 純粋に楽しかった。


去り際にも熱い一言が。

yo-ka:郡山、大好きだ! もう一回聞かせてくれ! 郡山のマスターは誰だ!

観客:\よーか!!!!!/

yo-ka:愛してます。Thank you!!

イベントでしかDIAURAを見たことがなかったので、ようやくyo-kaさんの素の部分を感じとれた気がします。かわいかったし、カッコよかったし、熱かった。間違いなく郡山公演のMVP。





2016.05.14 DEZERT“ZEAL LINK TOUR 2016”at HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3

2016-05-23 01:24:43 | ライブレポート


さいたまー!
近場に好きなバンドが来てくれるのは、やっぱりうれしいものである。

スーパーアリーナでのダンスグループのライブやら、けやき広場でのビールまつりやらで、駅前は大混雑でした。
ソールドアウト公演だったのでライブハウス内も大混雑。開演前からスタッフさんが2人がかりで詰めてくださーい!と声かけがありました。

看板は撮り忘れたのでDIAURA 達也さんのTwitterから。





■■■ジン

4/24のAREAで観たときより良くなっていた!ように思いました。

ドラムの沙久さんは顔をあげて客席をよく見ているなぁと思いました。演奏も一生懸命さが伝わってきてかわいい。ベースの大蛇さんは、突飛なパフォーマンスに加え、音の面でもグイグイ前に出ていました。リズム隊がんばっている。

ボーカルRikuさんの「頭フリフリターイム!」には笑った。あとLuyさんの衣装のバックスタイルがスポーツブラ。見どころです。

ラストに演った「偽モラトリアム」は逆ダイ曲なんですが、大蛇さんがフロアに降りて、下手最前でふとんになってました。でも前方4~5列くらいしか盛り上がってなくて、なんとも言えない気持ちになってしまった。Rikuさんの目線もだんだん下がっていって、ああああ~と。

こういうときって、バンド力がものを言うと思うんですよね。初見のお客さんも引き込んでしまうような。それを見たいなー。





■■■Mix Speaker's,Inc.PCMOBILE

28分の持ち時間が表示された電光掲示板がステージに運び込まれ、ライブスタート。

メンバーとファンがつけている丸いサイリュウムブレスがかわいい。メンバーカラーに光るやつ。


今回の衣装を近くで見るのも初だったのですが、seekさんの板前と、Ayaさんの60'sっぽいウエイトレス姿がツボでした。

各楽曲に細かいフリがついていて、やや難しいんですが、やってみたいと思わせるのがMSIのすごいところ。ちょっとやる気なさそうにパフォーマンスするMIKIさんがすごくいい。お立ち台にはあまり登らず、NIKAさんの影のように隣にさりげなくいるっていうのもたまらないですね。

NIKAさんはきれいな顔立ちをしているのに、ちょっと予想のななめ上なMCをするのがおもしろかったです。前日にTwitterでも発言していたけれど、「(汗で)びしょ濡れでしょ?」と観客に問いかけて、ビミョーな空気を作り出していました(笑)。


ラストの「MONSTIME」ではKra 靖乃さんとBORN TOMOさんが乱入したり、seekさんがMIKIさんにベースを預けてフロアを煽ったり、ひっちゃかめっちゃかで楽しかった。


しかし、タイマーが0を指すとパッと演奏を止めて帰っていくメンバー。最後に残ったNIKAさんがこのあとも楽しんで、と挨拶をして終演。
インパクト大な展開で、あちらこちらから「えっ、楽しい…!」という声があがっていました。






■■■Kra

板付で登場したKra。あらためて聴くと、楽曲のちょっぴりダークな部分が感じ取れて引き込まれてしまった。

やっぱりメンバーそれぞれ立ち居振る舞いがプロだ~。結良さんのプレイ、カッコよすぎです。あと、タイゾさんはシンプルで渋いソロを弾くんだなと思いました。

ラストの「ショータイム」では、またもBORNのTOMOさんが盛り上げに乱入!

ちなみに靖乃さんは、MSIのブレスレットを赤色にして着けてました。





■■■DEZERT

この日もSORAさんのドラムソロからスタート。ハコ常設の白いTAMAのドラムセットでした。自前の黒いセットと正反対だけど、白も爽やかで似合ってました。

MiyakoさんとSaZさんが現れ、リズムセッションののち千秋さん登場。みんなアー写と同じ衣装。最新アルバムの曲を聴きたかったので、新旧楽曲半々セトリでうれしかったです。

「脳みそくん。」のときに千秋さんがフロアを煽っていたんですが、なんと言っていたのか聞き取れず。「チョロいなーー!」って聞こえた。合っているか謎。

「「おいしい脾臓は笑わない」」は、ワンマンツアーでは観客にサビを歌わせるときもあったけれど、この日は全部千秋さんが歌っていました。が、途中歌わずに縦ヘドバンしていて、イヤモニが吹っ飛んでました。そのあともずっとプラプラさせたまま進行。結んでいた胸元のリボンもゆるゆる。さっちゃんもこのあたりでメガネなしに。

「「秘密」」では、土下座ヘドバンのために観客が座ったタイミングで、千秋さんが「うしろ見てみなよ!(ギュウギュウで座れない観客多数)もっと前に詰めろ! 同じチケットなのに不公平だろーーー!」と一喝。みんな同じ人間だろ!といった流れで「鼻ついてんだろー!」というようなことも叫んでいました。そして真ん中で観客を二手に分かれさせ、しゃがませたまま、メドレー的に「包丁の正しい使い方~終息編~」へ。

「なに座ってんの? バカじゃねーの!!!?」

んな理不尽な(笑)。

その後、千秋さんとSaZさんがパートチェンジ。SaZさんがヴォイ!ヴォイ!とデスボでフロアを煽動し、「さいだま゛ぁぁあ!」と煽る。ステージが高めなので、見下し目線が最高でした(?)。
その後さっちゃんはフロアへ降りて後方へ。通りすぎたときにフルーティーないい匂いが。去年の年末あたりではブルガリかな?と思っていたのですが、この日の香りはインカントチャームやエスカーダ的な。女子力高い・・・。

ところでこの写真かわいい。お肉ちゃん's。


Miyakoさんは下手でフロアを煽る。今日は生き生きとした表情。
SaZさんはいつのまにかステージに戻ってきていて、再びボーカルをとる。千秋さんがSORAさんにマイクを向けて、“君が死んだから僕も死んだ”とラストのサビを歌わせていました。SORAさんの地元だから花をもたせてくれたんですかね? さっちゃんとのツインボーカルでパンキッシュ。

ラストの「「追落」」は、千秋さんが数ヶ所歌詞を変えて歌っていました。
“うまく動かないベロを”“うまく動かない舌(した)を”
“受け入れることに慣れてきた朝に”“受け入れることに慣れてきた夜に”
“時を止めようとした人の背中には”“時を止めようとした君の背中には”

大サビの“最後にはきっと一人きりなのに~”の部分は、声量もあって歌がすごく良かった。それに呼応するようにSORAさんがドラムを強めに叩き始めたので、キターーー!と。千秋さんもノッてきたのか、後半は客席ではなくSORAさんのほうを向いて歌うという(笑)。ライブならではの良さがありました。いいもの観た!



【SET LIST】
01.「君の子宮を触る」
02.脳みそくん
03.「おいしい脾臓は笑わない」
04.メリーさんの自殺未遂
05.「秘密」※途中まで
06.包丁の正しい使い方~終息編~
07.「追落」





■■■DIAURA

ここからは後方で観ていたのですが、ワンマンライブ並の盛り上がりでした(終盤だけど客席は相変わらずぎゅうぎゅう!)。のまれそうになるくらい。

「赤い虚像」の前には、yo-kaさんが「赤い……虚像……」とウィスパーボイスでタイトルコール。赤い虚像というワードをこんなにセクシーに言えるのはyo-kaさんだけだと思います・・・†
「さいたまー!」ともたくさん煽ってくれてテンション上がりました。





■■■BORN

トリを務めたのは、この日だけツアー参加のBORN。解散発表をした1月のワンマンぶりに観ました。
解散発表後のBORNのライブがスゴイ、と噂では聞いていたのですが、本当にすごかった。完成形に近づいていっている。タイムリミットがあるからこそ光り輝く解散マジックってホントなんなんでしょうね。切ないけれどカッコいい。ぜんぜん泣く曲じゃないのに1曲目の「SUICIDAL MARKET~Doze of Hope~」がグッときすぎてヤバかったです。


例えるならマッドなディスコパーティー。フロア全体が揺れた。猟牙さんが何回か「カモンベイベー!!」と煽っていたんですが、そのちょいダサな雰囲気も妙にハマっていたんですよね。時々背中からフワッと客席にダイブするのも、ファンを信頼しているからこそできるんだろうなぁと思いました。

が、「殉恋歌」のあとに、“目を閉じれば 幾千の星~”と湘南乃風の「純恋歌」をアカペラで歌い出す猟牙さん。フロアも手拍子で悪ノリ。最初なぜだかわからなかったけど、タイトルの読み方が一緒だからか~。本当に突然だったので、TOMOさんはポカーン、Kさんは苦笑、Rayさんは俺は関係ないと言わんばかりにポーカーフェイス(笑)。
ちなみにBORNの「殉恋歌」は“キミを想像 マスターベーション…”とストーカーモチーフの歌詞なので、そのギャップにも笑いました。「殉恋歌」オススメです。

アンコール時のMCでは、「楽屋が狭い! 千秋がウザい!」と猟牙さんが苦言を(笑)。でも、「かわいいヤツだけど」とボソッとつぶやいてました。ツンデレか。
ラストに披露されたのは、「shrive.」。曲中、猟牙さんが袖に引っ込み、Kさんがギターボーカルに。しばらく歌っていたんですが「アイツまじでどこ行ったんだよ!!」とキレる(笑)。
しばらくして猟牙さんが景夕さんを連れて帰還。寝ていたところを起こして引っ張ってきたらしい。景夕さんのデスボイスも迫力ありました!

お決まりの「We are BORN!!」という雄叫びの前には、猟牙さんがTOMOさんのほうを振り向いて「楽しかったよな?」と問いかけてました。「5月26日、Zepp DiverCityでまた遊ぼうぜ!」と言い残し終演。熱気に満ちたライブでした。



2016.05.03 DEZERT “SPEED DISK PRESENTS~森羅万象tour'16#1”at TSUTAYA O-EAST

2016-05-06 02:45:00 | ライブレポート


3/28から行なわれていた森羅万象ツアーのファイナル公演へ。EASTひさびさに行ったかも。

この日、開場時間を勘違いして早く着きすぎてしまいました(笑)。前日にDEZERTのHPのライブスケジュールページを見て確認したら、開場16:00/開演16:30だったんですよ。それなので16:00過ぎに会場に行ったら、まだオープンすらしていなくて。なんでだろ?リハでも押してるのかなー?と思ってたんですが、券面を見たら開場16:30/開演17:00だったという。あぁ~。まぁ早く来るに越したことはないですけどね。
Aチケットは200前後、Bチケットも同じくらいだったので、フロアは結構余裕がありました。



■■■DEZERT

後方でボケーッとしてたら、トップバッターはまさかのDEZERTでした。地方ツアーは参加せずにファイナルだけ出演なので、よくよく考えればまぁそうか。

またもSORAさんの爆音ドラムから幕開けでした。毎回音の大きさにびっくりしてしまう。
きょうもハコ常設のYAMAHAのセット。衣装は新アー写同様、ノースリーブライダース、腕に赤いバンダナ。そういえば4/30のCureフェスのときも、メンバーみんな新衣装だったんですね。

続いて登場したMiyakoさん、SaZさんも新衣装。みーちゃんの足元はマーチンっぽい白いブーツでした。SaZさんはスニーカー?かな。あと顎ヒゲを生やしてました。いよいよ本格的にサッカー選手かもしれない。

さっちゃんのスラップから「肋骨少女」が始まり、千秋さんが登場。無造作なウルフっぽいヘアスタイルで、目の下を赤くしたメイク。白のロングシャツにジャケット(ジャケットは1曲めで脱いでいた)、ネクタイ、ハーフパンツにハイソックス、黒ブーツ。

「肋骨少女」演奏後、千秋さんが「前に詰めろ! (観客の1人を指差して)お前だよお前!」「2柵いらない!」「後ろ! 前に来い!」と煽る。そしてステージを降り、観客を前に追いやりながらフロアを闊歩。わたしも前に移動したんですが、通りすがりの千秋さんに背中をドーンと押されました(物理)。

ちらっと後ろを振り返って千秋さんを見てみたら、センターの2柵を引っこ抜こうと、歯を食いしばりながら必死にガッタガタゆすってました。はたから見たら奇行である。
そんな中「ゴシック」へ突入。スタッフさんにジェスチャーしてマイクを手に入れた千秋さん、そのまま柵の足掛け?に登ってそこで歌っていました。この曲ではまるまる2柵にいたように思います。前方ではボーカリスト不在のステージに逆ダイ、そしてモッシュが巻き起こる。

「「殺意」」は赤と緑の照明。Miyakoさんも歌詞を口ずさんでました。この日はニコニコというより終始クールな表情。これまでの衣装はブラウスだったからわからなかったけれど、新衣装は首まわりが開いていて汗が光っているところまで見えるんですよね。ブンブンと縦ヘドバンもしていて男らしい雰囲気。
ステージに戻った千秋さんはセンターで身を乗り出して歌っていました。

「包丁の正しい使い方~終息編~」では、千秋さんがいきなりMiyakoさんの目の前に。真顔で「なに」と口パクするみーちゃん。次の瞬間千秋さんが、片手でMiyakoさんの両ほっぺをむぎゅっとやってました。真顔のままのみーちゃんが、なんやこいつ?みたいな目を千秋さんに向けていたので、上手の住人からは笑いが。

そのままギターを奪った千秋さんが、上手で「東京生きてますかー? (客席:ヴォーイ!) そりゃーよかった。もう少し暴れようか!」と煽る。千秋さんのギターが自由すぎて、ちょっとグダりそうだったんですが、SaZさんが半強制的にベースで曲の流れを仕切っていてさすがでした。

Miyakoさんはセンターで拳を突き上げ、オイ!オイ!とフロアを先導。そのあとフロアにも降りて、たぶんモッシュに混ざってました。
千秋さんはギターに徹していたので、またもやボーカリスト不在(笑)。でも、途中でMiyakoさんにギターを返してちゃんと歌ってましたね。

終息編のあと、わざとすれ違いざまにMiyakoさんの肩にぶつかりに行っていた千秋さん。Miyakoさんのこと好きすぎでしょ…!
そして未音源化のストレートなロックナンバー「ghost」。Miyakoさんのイントロのピッキングが、1音1音気持ちがこもっているように感じました。千秋さんもこの曲はセンターでマイクスタンドを立てて、しっかりと言葉を噛みしめるように歌う。この曲のストーリー調の歌詞、やっぱり好きだなー。SaZさんとSORAさんはアイコンタクトをよくしていて、ラストのキメも息を合わせてました。SORAさんはステージを去るときに、左胸をトントンと叩いていて最後まで男前。


5曲やっているのに感覚的にはすごく短く感じました。
複数対バンのトップバッターだと、やっぱり会場の空気もどことなーくぎこちなくて、客席乱入はなかなかのギャンブルだったと思います。空回り一歩手前な感じもありましたね。それにしても、短いイベントだと最新アルバムの曲はやらないのかなぁ。やらないと聴きたくなってしまう。

【SET LIST】
01.肋骨少女
02.ゴシック
03.「殺意」
04.包丁の正しい使い方~終息編~
05.ghost








■■■THE MICRO HEAD 4'NS

昨年10月にex.A(エース)のNimoさんがボーカリストとして加入したTMH4'NS。前半はEDMっぽい曲、後半はバンドサウンドに重きをおいた楽曲、というようなセットリストでした。
TSUKASAさんって、もはや最上川の印象が強いような気がしていたんですが、やっぱりドラムカッコいいわ。ツインペダル!
みんなキャリアがあるので、どのプレイヤーを観ていても楽しい。

MCでは、SHUN.さんの話し方が学校の先生みたいだとツッコむNimoさん。それに対しSHUN.さんは「こんな頭(ブレイズ)の先生おらんて!」とツッコミ返していました。
あと、観客に目をつむらせて、「THE MICRO HEAD 4'NS知らない!って人~?」と自虐的なアンケートも開催。意外と多く手が挙がっていて、「あっもう(下ろして)いいです。心が痛くなる…」とSHUN.さん(笑)。

ツアーの思い出や感謝の言葉もNimoさんが述べていました。ちなみにこのあとに続くバンドも、ツアーファイナルを迎えて感慨深いというMCをしていたんですが、ポンとファイナルにだけ出たDEZERTはホントになんだったんだろう?とちょっとジワジワきました…。





■■■Anli Pollicino

4/30をもってベースの将寿さんが突如脱退し、話題になっていたアンリ。サポートは入れず4人でのライブでした。

が、ライブ開始早々機材トラブル。上手ギターの琢磨さんが引っ込んだので、ギタートラブルかと思ったのですが、同期のトラブルだったみたいです。琢磨さんとドラムの清澄さんで調整していて、ボーカルのShindyさんと下手ギター&DJのYo-1さんがMCでつなげる。結果的に15分くらい中断していたような。

4人になりました、とは言っていたけれど、メンバー脱退の理由などについては特に言及せず。
Shindyさんは(眠っているときのほうの)夢の話をしてました。最近は空を飛ぶ夢を見たそうで、なぜかブロッコリーを持って飛んでいたそうな。

Shindy:僕は、夢の中だと好きだった人に好きって言えたり、キライな人に死ねよ!って言えたりもするんです。

Yo-1:こらこら、お口が悪いよ~!

なんてやりとりも。
トラブルが長引いていて、Shindyさんはもう少し待ってね?とフロアを気にしつつ、自身も焦っているように見えました。Yo-1さんはずっとニコニコしていて、常に明るい声で、完全にプラスオーラの人だなぁと。安心感ハンパない。

ラストに披露された「白百合ヴァネッサ」、サビがキャッチーで印象的でした。いい曲。

最後にShindyさんが「この4人で再出発するのでよろしくお願いします!」と力強く挨拶。4人全員で前に出て、深々と一礼していました。





■■■ギガマウス

スロットマシーンの擬人化みたいなヴィジュアル!! カラフル。あとから知ったのですが、ボーカルはex.Ap(r)ilのヒナタさんなんですね。変わりすぎていて全然気がつかなかった。素のままというより、「式」というボーカルになりきっているような感じでした。

幕が閉じたままの状態で、式さんが会場を煽り、「監獄ロックメン」からライブスタート。“Cutしたい”→右手をチョキにする、“Fxxk off 期待”→左手の中指を立てる、“Bad 未来”→その両手をクロスする、という振りがあって、ツカミばっちりでした。その場で駆け足とかもあって。

が、歌、演奏ともにあまりメリハリがないように感じられて、自分はちょっとニガテなタイプのバンドでした…。YouTubeも観てみたんですが、MVではよくても、ライブ映像になるとあれ?ってなる(苦笑)。結成2年半なので、もう少し経ったころにまた観たいです。








■■■ベル

ex.AYABIEの夢人さんや、ex.PLUNKLOCKのハロさんらによるバンド。ほんのりレトロで歌謡曲チックな楽曲がハロさんの声にばっちりハマっていて、聴けば聴くほど引き込まれていくライブでした。1曲1曲の個性が立っているというか。
「涙傘」という曲でベースの明弥さんのスラップが炸裂していて、見入ってしまった。

TMH4'NSのMCに引っ張られたのか、ハロさんが先生風の煽りをしていて、夢人さんにツッコまれる場面もありましたー。






フェストとSCAPEGOATは見送り…すみません。