in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

12/22【Sweet trade vol.3】at 高田馬場AREA

2009-12-23 11:54:50 | ライブレポート


最近エリアではライチ酒のソーダ割りばっかり飲んでますすす!というわけで、本日もスーパーライブシアターに行ってまいりました。


DORAGON

>OFFICIALやmixi等からの苦情を受けてメンバーで話し合った結果
この度Vo.SHOWIEが脱退する事になりました。
今回の件でご迷惑を掛けました皆様、
バンド様・関係者様・そして、ファンの方々にはメンバー一同深くお詫び申し上げます。
12月4日からのライブに関しては4人でやる事になりましたので、
5人のライブを望んでいた方に関してはキャンセル・払い戻し等を受け付けておりますのでINFOの方にお問い合わせ下さい。

新しいDRAGONはまだまだ未熟ですが、
今回の件も全て受け入れ
DRAGONという名前はあえて残し、マイナスからのスタートとも考え、必死に頑張っていきますので
これからも応援の方よろしくお願いします。

重ね重ね本当にすいませんでした。



という文がオフィシャルサイトに掲載されているのですが、いったいなにがあったのだー? ちょっと調べたら●関係っぽい雰囲気だーね苦笑

そんなわけで12/4よりギターだったYUSUKEさんがギター・ヴォーカルを務めているようです。荒っぽいヴォーカルと骨太なサウンドがマッチして、最近のヴィジュアル系に失われつつある「ロック」を感じることができました。演奏が巧いのでびっくりしていたら、ギターのRYOSUKEさんは、マシンガンズのサポートも務めたことがある方のようで。なるほど納得。

アンケート(最近また書くのにハマっている)を渡しに行ったら、ドラムの秀さんからボールペンをいただきました。



わたし「すみません、アンケートはこちらのカゴに入れればいいですか?」
秀「ありがとうございますー。ボールペンもらいました?」
わたし「(アンケートを書く用に貸してくれるものだと思って)あ、自分のペンで書いたのでだいじょうぶですよー」
秀「あ、まだもらってないですか?」
わたし「(話通じひん人やなー(失礼)と思いながら)もう記入したのでだいじょう……(物販に大量におかれているボールペンが目に入り、無料配布だと気づく)ああ!こちらいただけるんですね笑」
秀「ええ、どうぞー」

と、とんちんかんなやりとりをしましたが。ありがたくバイトで使おうと思いまーす。





n'DooL

「聴覚より網膜に焼きつく音楽を制作!」といったセリフの入ったSEで登場。コンセプチュアルなバンドさんのようで、オフィシャル・サイトを見ると【story】といったカテゴリが。現在は【■脱獄のススメ■ ~囚われた音楽隊~】というストーリーのようです。そのためメンバーさんは囚人服のような白黒ボーダーを取り入れた衣装でした。アフロだったり、かぶりものしてたりするメンバーさんもいらっしゃいましたが、あえてのスルーでいくわよ。

とりあえずあれです。ヴォーカルの皐明さんの煽り方がおもしろいです。
“まだまだいけるかぁ~
“揺らせぇ~
と、ぜんぶ語尾上がりなの。そればっかりずっと気になっていました。クラスにこういうテンション高い男子いたなあみたいな。

あれ?感想になってないや。





Spiv States

俺たちhideさん大好きっす!といわんばかりのヴィジュアルににびっくりー。ネオンカラーのエナメルの衣装に、カラフルな髪。
特にJUNさんっ。“みなさんのご機嫌をうかがってみようかなと思いまして~”といったMCまでなんか似ているの笑 hideさんってよくこの言い回しつかっていたよね?

でもあれです、こういうのがやりたかったのかあ!と思いました。ファンタスマゴリアとはまたちがった一面を発見できたように思います。2曲目でIORIさんのギターの音がでないというトラブルに見舞われたものの、それすら楽しんでしまうくらいで。おふたりともすごく生き生きした表情をされていたのが印象的でした。

ベースとドラムのサポートの方もしっかりと音の土台を固めているので、ツインギターが映える!「華」って大切だと思います。90年代を彷彿させるようなユニゾンとかたまらんよね。また拝見したいっ!





Art Cube

蛇いなかったーー!(そこかよ)。Zさんが終始美川憲一さんに見えてしまっていたわたくしです。

シンフォニックで耽美な雰囲気。キーボード担当のメンバーさんもいらっしゃるんですね。摩天楼オペラさんよりこちらのほうがすきだなあ。
しかしきょうの出演バンドさんみんな演奏うまいよね。テクニカルなギターソロが目を引きました。

今度ブラジル公演(!)も行なうらしく“お金に余裕のある方はぜひいらしてくださいね♪”とユーモアのあるMCもありました。堅苦しくなりがちなイメージを和らげていたのがよかったです。

Vo. Z(ゼタ)
Gu. Y(ユウ)
Ba. N(エネ)
Dr. S(エッセ)
Key. M(エンメ)

しかしメンバーさんのお名前を覚えられん!





SIZNA Acoustic Insturumental

【SET LIST】
01.即興ソロ
02.Let it be
03.海が見える街(キキ20代ver)
04.世界の車窓から
05.ルパン三世のテーマ
06.戦場のメリークリスマス


↑彼のブログから引用させていただきました。1曲目即興だったのー!? みたいな。ピッキング・ハーモニクスから静かにはじまるも、ボディを叩いたり、ライトハンドも活用したりと、もうしょっぱなからすごいっていう。

ビートルズの名曲「Let it be」を演奏し終えたところでMC(もちろんミッキーボイス)。
“「Let it be」は実は讃美歌なんです。クリスマスも近いということで選曲してみました。クリスマスは本来家族と過ごすものなんですよ。だからイチャイチャしたり、(クラッカー?シャンパン?のジェスチャーをして)パーン!とかダメ!”

SIZNAかわいいよSIZ(ry
「海が見える街(キキ20代ver)」となっているのは、ギター1本で表現しようとすると、どうしても重く聴こえてしまうから、ちょっと大人になったキキのイメージで聴いてほしいということでした。

“僕もハイビジョン録画して観ています!”とはじまった「世界の車窓から」と、疾走感のあるアレンジにしたという「ルパン三世のテーマ」は2曲つづけて。「世界の~」は出だしが納得いかなかったらしく2回やり直し笑

SIZNA「ごめんなさい、もう1回!」
客席「いーよー!」(←MCで先生が流行らせたいと発言。上司「コピー20部頼む」 自分「いーよー!」みたいに使うらしい)

ルパンは大変なことになっていましたねえ。ジャカジャカ掻き鳴らしながら、メイン・メロディを弾くという。♪チャッチャラッチャ~の「チャ~」の部分をハンマリングで鳴らすのでつらそうでした笑

ラストは前回のときも披露してくださった「戦場のメリークリスマス」。赤い照明に染められてまったりしたいい雰囲気。どこかのカフェとかジャズバーみたいなところでライブやったらおもしろそうだよね。

そうだ!セッションのTime Section #(タイムセクションナンバー)で音源をリリースするそうです。ドラムに篤人さん(ex.Sugar)、ベースにHISAKIさん(cocklobin)と真悟くん(ex.Sugar)、そしてギターにはケッチさん(KYOKUTOU GIRL FRIEND)とVeloさん(Moran)を迎えて制作されるとのこと。ちなみにゲスト・ギタリストはもうひと方いらっしゃるそうです。

SIZNA「みなさんもよく知っている方だと思います。フゥ~!ってなると思う。あ、aieさんじゃないですよ」

というわけで乞うご期待!





KYOKUTOU GIRL FIRIEND

【SET LIST】
SE_
01_勝手にしやがれ
02_俺の彼女はリストカッター
03_完全犯罪

04_堕落論
05_噛みついて離れない
06_放送禁止のブルース
07_闇を嗤え_警告(instrumental)


予告どおりケッチさんがテレキャスでした。ストラトケッチは繊細だけど、テレキャスケッチはワイルド。なんとなくね!ファンキーでタフで渋い。

で、なんだかきょうは終始ピリピリした雰囲気で怖すぎでした。【堕落論】で倫堕さんがマイクを胸に何度も突き刺していて、ちょっと見ていられないというか……目を背けたくなりました。【闇を嗤え_警告】でも「殺せ!殺せ!殺せ!俺を殺せ!」と叫んでいたし、キレっぷりが半端なかったです。

音が変わったせいなのか、いつもとちょっぴり違うように思いました。鋭利さが増したような。きょう彼らのライブを初めて観たひとにはどう映ったのかなあ。わたしだったら「カッコいい!」より「なんだこのバンドこえぇええ!」ってなりそう笑

そういえば、照明がすごく眩しかった!でも、ドラムのフィルからはじまった【放送禁止のブルース】で、亜門さんのみにスポットが当たったのがカッコよかったです。そうそう、あと【完全犯罪】は哀しい歌かもしれない。





amber gris

【SET LIST】
01.?
02.sinker
03.Love in the first
04.lizard skin
05.smoozy and roll
06.?


セットリストは手鞠さんの曲紹介と、plugさんのサイトに掲載されている写真とを照らし合わせて書きだしてみました。

1曲目は1フレーズしか歌詞がなくて、アルバムの1曲目になっていそうな楽曲でした。イントロが長くてインストナンバーなのかと思っちゃった。お披露目ライブのときの1曲目といっしょかなあ?

前回のライブで、“カリブ海みたいな曲!”と漠然としたイメージを抱いたのは「Love in the first」というタイトルだったみたいです。Ruvieに近い楽曲かなあと。悠真さんと殊さんがアイコンタクトしていたよ。

「lizard skin」はいつ聴いてもヘンな曲!笑 もろ2つくっつけましたって感じで。だけどすきです(ツンデレ)。お客さんがヘドバンしていて、だんだん客席とステージがリンクしてきたように思いました。
薄汚れた異国の街の一角で演奏しているような画が浮かびます。

「smoozy and roll」は物語のプロローグのような曲。歌詞が“ようこそ僕らの庭へ”みたいな感じでかわいらしいの。下手から太陽のようなライトが一筋照らしていたのですが、それがまるで夜明けのようでしたね。

ラストはあの“学者”“フラスコ”“赤い花を染め抜いて”といったワードが出てくる曲。さきほどの「smoozy and roll」がプロローグなら、こちらはページをめくって物語を読み始めるっていう感じ。

この曲のメロの構成が大すきです。前にも書いたけれど、ギターとヴォーカルのみのアコースティック的なはじまりからのバンドインがね、もーんのすごいカッコいいのね。背中を押してもらえるような曲だなあと思いました。前向きな曲なんじゃないかなあと思うのだけれど、そこのところどうなんでしょうね奥さん。

サビよりもメロのほうが印象に残るかもしれません。手鞠さんの声がよく通って、すぐとなりで歌っているように感じるのね。オーディエンスに寄りそうヴォーカリスト手鞠!(なに)。それとwayneさんのギターに艶が出てきたように思います。

あああこの曲のメロが、きのうの帰り道からずっと頭のなかをぐるぐるめぐっております。新しい作品に収録されたらいいなあ。

amberさんはこの日が2009年のライブ納めだったそうで。いやー10月に始動してからというものあっという間でしたね。2010年はさらなる飛躍が期待できそうです!