in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

3/3 【Sweet trade vol.4】at 高場馬場AREA

2010-03-07 14:15:20 | ライブレポート


明かりをつけましょステージに~ お花をあげましょメンバーに~(咲)
というわけで、おひなまつりですけれども今日もきょうとてライブ!スーパーライブシアター様におじゃましてきました。5バンドの出演なので演奏時間が長めでして、お客様の入り具合もほどよい感じ。



ReivieЯ

硬派なサウンドでライブを盛り上げていたにもかかわらず、MCで突然ヴォーカルのJeyさんが“元気ですかー!!”とイノキになったReivieЯさん。リヴァイアサンっていう怪獣いるよね。ドラえもんの映画、南海大冒険にも出てくるよ。この映画すごいすきー。

上手ギターの誠さんがボルドーのシャツに黒いベスト、黒縁メガネ。イケメンである。スタイルがいいのでなんでも似合うのでしょうなー。あの赤いセミアコも彼だから似合うもんなー。そんなことをぼんやり思いながら拝見していたのですが、きょうは途中で機材トラブルが。ぽっかり空く上手。

“おおっと、ここは隼人さんの出番だ!上手にいくんだ!”と念じたのですが動かず。“うわーどうするのー!”と勝手に焦っていたら、琥雨さんがいったー!やったー!GJ!そう、この日は琥雨さんがMVPだったのです。いままで気づかなかったんだけど、彼熱いっすね。汗まみれになりながらガシガシ弾くし、歌詞も口ずさんじゃうし。漢、って感じのギタリストだと思いました。

トータルでは「for my tear」(ちがっていたらすみません)っていう曲がすき!Jeyさん押しの一曲ですね。





Lycaon

“噛み殺されたいヤツはいるか!!!”……さすがは2.5次元悠希さん、おっしゃることが違います。KAMIJO氏の「Shout & Bites」での鎖骨の煽りくらい強烈でした。上手ギターリトさんの衣装も強烈でした。むかしのTMRかよ!っていうくらいの露出っぷり。上半身は裸に近いし、もう少しで尾てい骨見えるで!?ってくらい股上の浅いエナメル・ホットパンツだし。目のやり場に困りました。布より肌の割合のほうが多かったにちがいないわ。

3曲目に演奏されたちょいディスコっぽい曲がいいなーと思いました。ギャー!っていう激しめの曲(どんなだ)よりも、ちょっとヌケ感のあるキャッチーな曲が似合う気がします。

EVEさんの頭にピンクのリボンがついていたのだけれど、あれって自毛でつくっていたのかしら。いまっていろんな盛り方あるよねー。このあいだ友人がagehaに載っていた【東京タワー盛り】っていうのを教えてくれました。





Kaya

お客様のなかに何人か和装の方がいらして、なんでだろう?と思っていたのですが、きょうのKayaさんのコンセプトに合わせていらしたのですねー。

幕が開くと「桜花繚乱」「迦夜」「百鬼夜行」と書かれた障子のセットが(Kaya姫直筆だそそう)。そこにKayaさんの影が浮かび上がり、歌いながら登場という演出でした。“ひなまつりだから妖怪になってみました”と、2007年7月リリースのミニ・アルバム『百鬼夜行』収録曲を披露。衣装のお着物も当時のものだそうで。

“2年ぶりにこの衣装を着ようと思ったのに、なかなか見つからなかったの。だから「もしかして……?」と思ってクリーニング屋さんに電話してみたら「あ、着物の方!?」って言われて(笑)。工場に保管されていたみたい。捨てられていなくてよかったわ~!”

クリーニング屋さんって2年も保管してくれるんだ!(感動)

女の嫉妬を謳ったであろう「般若」で、完全に恨みの化身と化していたKayaさんにゾクッとしました。なにかが乗りうつっているみたいだったわ。





◇TIME SECTION#4◇

【SET LIST】
1.OP SECTITON
2.TIME LOST
3.Life
4.Vibe
5.martini
6.Dust
7.ED


本日のメンバーは、

Vo&Gt.SIZNA(ex.Sugar)
Gt.トシ(トーマス)
Ba.真悟(ex.Sugar)
Dr.篤人(ex.Sugar)

でした。

板付き(幕があがったときにメンバーがいる状態)スタート。最初にトシくんが下唇の下にだらーんと黒い物体をつけていてなんだろう?と思っていたら、つけヒゲだったみたいね。すぐ取れちゃっていたけれど。

去年の3月3日といえば、雪が降っていて、Sugarの解散発表がされたのだけど、こうしてまた3人の姿を観られてよかったです。Lokiさんは次回なにかあったら観に行こう!

やっぱり演奏巧いなあ。勝手に体が動いてしまうほどのグルーヴがビシビシ感じられます。いやーあっくんがすごい。ちがう畑出身のドラマーだからかもしれませんが、基礎をしっかり固めていらっしゃるんだろうなあって感じの音で。スコーン!ときれいに抜けるんです。

SIZNAさんは相変わらずで、きょうはオタマトーン(音のでるおもちゃ)のODODAMAくんを引き連れていました。このオタマトーンを開発した明和電機の社長さん、ちょっぴりSIZNA氏と同じ匂いがする(テンション感とか)







amber gris

【SET LIST】
1.OP
2.Sunny day's seeker
3.Love in the first.
4.sinker
5.lizard skin
6.銀色のコフィン
7.茨の花は罪に咲く

-EN-
8.snoozy and roll


やっぱり彼らは旅人だと思いました。吟遊詩人というか。

“背筋を這う感触……!「lizard skin」”

そう手鞠さんが叫んでバンドがドンって入っていった瞬間になんだかものすごいパワーを感じました。あとは、「銀色のコフィン」で“君の笑顔を~”のフレーズを手鞠さんがアカペラで歌ってから始まったのも素敵でしたね。そういった細かい演出で、曲世界にグッと引き込んでいくのです。

個人的にだいすきだった曲は「茨の花は罪に咲く」というタイトルでした。サビよりメロ部分がとんでもなくすばらしいです。この曲も「lizard skin」みたいに“ふたつあった曲をくっつけてみました”っていうような気がしてならない。実際のところどうなのでしょう。教えておじいさーん。

手鞠さんが“またね”っておっしゃって去っていかれましたが、その“またね”は、おかあさんがベッドのそばでこどもに本を読んであげていて、“きょうはここまで”とパタンと本を閉じるのと同じニュアンスだと思いました。

まあ、その“またね”のあとにすぐさまアンコールがかかってしまったのですが。こどもが“もっとー”と駄々をこねた感じね笑 「snoozy and roll」でつぎの章の冒頭文を読んで、きょうはおやすみ。つづきは21日の“あしたの夜”に。