アメリカ合衆国の金融危機がひとまず回避されました。
17日中に「暫定予算案」と「債務上限引き上げ」が議会で可決されなければ、デフォルトという最悪の状態に陥ることが想定されてましたが、ギリギリの土壇場で法案が可決されましたね。
アメリカはもとより、世界各国も、胸をなで下ろしたことと思います。
結局のところ、オバマ大統領が共和党、特に下院強硬派の要求に屈しなかったということになりますが、問題を先送りにしただけで、また同じようなことが繰り返されることになると思います。
ただ、今回は、オバマ大統領が推し進める医療改革「オバマケア」を取り下げろ、という下院共和党の脅しとも言える要求には、何が何でも応じないというオバマ大統領の強い意志、信念を感じました。
オバマ大統領は外交問題より内政問題のほうに重点を置いていると言われています。
アメリカはこれまで、アフガニスタン、イラク、エジプト、シリアなどの中東諸国に対していろいろな形で干渉して来ましたが、もうそんな余裕は無いというのが本当のところだと思います。
国内の様々な問題・課題を1つ1つ改善・改革して行かなければ、アメリカの存続まで危ぶまれる深刻な状況にあると言えるのではないでしょうか。
これは日本だって同じです。
防衛力を増強し、憲法を改正してまで戦争に参加する余裕など日本にだってあるはずないですよ。
このまま行けば、アメリカも日本も増え続ける借金でニッチモサッチモ行かなくなるのは目に見えています。
アメリカも取りあえずは「債務上限引き上げ」によって首が繋がりましたが、それも来年の2月7日までの期限付きです。
それまでに有効な財政再建策を打ち出すことが出来なければ、議会でまた同じことが繰り返されるでしょう。
仮に次もまたしのぐことができたとしても、次の次が待っているという状態ですから...。
そのたびに、世界中が不安や混乱に巻き込まれることになります。
そうなると、いつかは何かを決断しなければならないでしょうね...。
要するに、オバマ大統領の決断にかかっている、ということになると思います。
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17日中に「暫定予算案」と「債務上限引き上げ」が議会で可決されなければ、デフォルトという最悪の状態に陥ることが想定されてましたが、ギリギリの土壇場で法案が可決されましたね。
アメリカはもとより、世界各国も、胸をなで下ろしたことと思います。
結局のところ、オバマ大統領が共和党、特に下院強硬派の要求に屈しなかったということになりますが、問題を先送りにしただけで、また同じようなことが繰り返されることになると思います。
ただ、今回は、オバマ大統領が推し進める医療改革「オバマケア」を取り下げろ、という下院共和党の脅しとも言える要求には、何が何でも応じないというオバマ大統領の強い意志、信念を感じました。
オバマ大統領は外交問題より内政問題のほうに重点を置いていると言われています。
アメリカはこれまで、アフガニスタン、イラク、エジプト、シリアなどの中東諸国に対していろいろな形で干渉して来ましたが、もうそんな余裕は無いというのが本当のところだと思います。
国内の様々な問題・課題を1つ1つ改善・改革して行かなければ、アメリカの存続まで危ぶまれる深刻な状況にあると言えるのではないでしょうか。
これは日本だって同じです。
防衛力を増強し、憲法を改正してまで戦争に参加する余裕など日本にだってあるはずないですよ。
このまま行けば、アメリカも日本も増え続ける借金でニッチモサッチモ行かなくなるのは目に見えています。
アメリカも取りあえずは「債務上限引き上げ」によって首が繋がりましたが、それも来年の2月7日までの期限付きです。
それまでに有効な財政再建策を打ち出すことが出来なければ、議会でまた同じことが繰り返されるでしょう。
仮に次もまたしのぐことができたとしても、次の次が待っているという状態ですから...。
そのたびに、世界中が不安や混乱に巻き込まれることになります。
そうなると、いつかは何かを決断しなければならないでしょうね...。
要するに、オバマ大統領の決断にかかっている、ということになると思います。
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