北のパラダイス

思いつくままにいろいろな事を発信していきたいと思います。

拝金主義崩壊の流れ...!?

2013年10月14日 | 国際問題
昨日は体調を崩しブログを書くのを休みました。
ここ数ヵ月間、土日祝祭日休みなしで働いているので、疲れがピークに達してます。
思えば、起業してから正月以外ほとんど休みなしで働いているので、身体はもうボロボロかもしれません(笑)
と言いつつ、ライブ演奏やったりしてけっこう遊んでますが...(笑)

昨晩、久々にゆっくりテレビを見ました。
「さんまのスーパーからくりTV」を見て大いに笑った後、NHKスペシャル「中国激動・さまよう心、空前の宗教ブーム到来」を見ました。

何となく中国がそのような状態にあることは知ってましたが、ここまですさまじい状況だとは思いませんでした。

急激な高度経済成長がもたらした負の遺産と言ってしまえばそれまでですが、中国共産党が牛耳る堅牢な社会主義国家が資本主義経済へと舵を切ったことにより、高度経済成長の波に乗り大金を得て上流社会へと上り詰めた人達と、逆に波に乗れないで貧困社会へと落ち込んだ人達が、結局は、どちらも満たされずにさ迷う心を「宗教」に委ねている実態を映し出していました。

そして、驚くべきことは、民衆を「宗教」へと駆り立てているのは国家であり、中国共産党自体が率先して「宗教」による改革を後押ししていることです。

高度経済成長により極端な拝金主義に陥ってしまい、人々の心は常にお金を求め、お金を持っているか、持っていないかで、人の価値が決まってしまう世の中になってしまいました。

日本も同じような経験をして来てますし、多かれ少なかれ何処の国にも当てはまることだと思います。

ただ、その繁栄から没落までのアップダウンの期間があまりにも短かかったことが、中国の人達の心に深~い傷跡を残してしまいました。
お金持ちになった人達も空虚感で心が満たされず、お金を持っていない人達は物心両面で満足が得られませんでした。

その救いの矛先として「儒教」や「キリスト教」に殺到する人達...
「お金」じゃない大事なのは「心」だ、とひたすら孔子の教えを日課とし、キリスト教の洗礼を受ける人達...
それを国家プロジェクト?として後押しする中国共産党...

かつて中国共産党は「無神論」を唱え、文化大革命の最中に宗教をことごとく排斥しました。
それから幾度かの変遷を経て現在の宗教ブーム到来に至りました。

簡単に言うと「無神論」から「お金」へ、そして「お金」から「心」へという流れ。

でも「この心とお金という二者択一では本当の幸せは見い出せないのではないか?」というのが、私の持論です。

「心」も「お金」も同時に満たされる社会、換言すれば、「物心両面で満足できるバランスの取れた生き方」が本当の幸せであると日々思ってます。

昨晩の中国の実態を見て最終的に感じたことは、宗教で「心」を矯正しても、それが直ぐには幸せとは結びつかないということです。

そんな簡単に幸せになれるのなら、キリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教、ヒンズー教等々、宗教を熱心に信じている世界中の何十億人という人達はみな幸せになっているはずです。

話は変わりますが、拝金主義の流れが崩壊に向かっているのを実感します。
何度も述べていますが、「市場原理に基づく競争型社会=資本主義経済」は地球規模で行き詰まりの様相を呈しています。

アメリカ合衆国の「債務上限引き上げ」と「政府機関の公務再開」については、10月17日の期限までに解決するかどうか予断を許さない状況が続いています。

ワシントンで開催されているG20の共同声明でも、この問題が最重要課題として取り上げられ、何とかアメリカがデフォルトに陥ることは阻止しようと躍起になっています。

この問題と、中国の問題は、一見かかわりが無いように思えますが、多分、根っこの部分で繋がっていると思います。

いや、地球上で今起きている様々な問題は、全て一つに繋がっているのではないか?という気がします。

インターネットで瞬時のうちに情報が世界中をかけ巡る国際社会にあって、全ては一つ、即ちワンネスという意識が、これからの地球人には必要不可欠になると思います。

宗教も同じです。全ては一つなんです。
ワンネスとは調和の世界ですから、キリスト教徒とイスラム教徒が争うことはありません。
宗教を色分けすること自体がナンセンスです。
かつての中国のように「無神論」を唱える必要もありません。

全ては一つ。
人類1人1人平等に公平に同じ神様が宿っている、というのが大調和の「ワンネスの世界」だと思います。

お金の有る無しで差別される世界、人種や肌の色で差別される世界、学歴の有る無しで差別される世界、等々、そのような差別は本来ワンネスの世界では無縁です。

中国共産党も、中国国民も、いや、日本人も、アメリカ人も、アジアの人々も、アフリカや南アメリカの人達も、ヨーロッパの人々も、この地球上に住む全ての人類が一日も早く「ワンネスの世界」に移行することを願って止みません。

私ですか...?
少なくても「北のパラダイス構想」を公表した17年前には、既に「心はワンネス」の状態でした。
今は、「物心両面でワンネス」になることを目指しています。


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キキ収穫祭

2013年10月12日 | グルメ
札幌市北区屯田のカフェ・ド・キキで収穫祭が行われました。
自家菜園で採れた野菜はあっというまに売り切れました。






自家菜園は300坪ほどで、いろいな野菜を栽培してます。
菜園主のO君は高校の同級生で農家の息子ですが、本業は銀行マンです。





私も「タカシマオリジナルゆめぴりか」の新米を出展しました。
O君の奥さんでキキのオーナーが、みんなで混ぜご飯にして販売してくれました。





その他にも、おでん、豚汁、お汁粉、シフォンケーキ、焼き菓子、小物など、手造りの逸品が出品され、ほとんどが完売しました。









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安心感

2013年10月11日 | 日記
昨日、ワクワク感について述べましたが、今もワクワクしてます。
相変わらず理由は分かりませんが...。(笑い)

このワクワク感、言葉を換えれば「安心感」とも言えるかもしれません。
要するに、不安のあまり無い状態(当たり前ですね)というか、悩みを感じない状態というか...そんな感じです。

悩みが無い訳ではありません。
むしろ、公私ともに様々な問題を抱えていて、心が押し潰されそうになることもしばしばあります。
そのたびに「何とかなる」と自分に強く言い聞かせて、不安や悩みを払拭するようにしてますが...。

ところが最近、不安や悩みが心の中に長く滞留しません。理由は分かりませんが...。
それが「安心感」を生んで何かに「ワクワク」しているのが今の状態です。

これが一過性のものなのか、ある程度の期間続くものなのか、自分のこれまでの60年近い人生経験でも推し量れないものがあります。

若い時は、多少の不安や悩みも「何とかなる」と強引にやり過ごして来ました。
プロセスではいろいろありましたが、結果オーライで何とか無事にやって来れました。

しかし、50歳を過ぎてからの異業種での独立というチャレンジは想像以上に厳しく、いつも崖っぷちを歩いているような心境に囚われ、心が折れそうになることの連続でした。

今も状況は何も変わっていません。
相変わらず公私ともに厳しいです。

変わったのは、自分の気持ちです。
でも、若い時のような「何とかなるさ」という無鉄砲な気持ちではありません。

「安心感」=「ワクワク感」に支えられた「ポジティブな気持ち」とでも言うんでしょうか?
これまでにも似たような心境になったことは幾度もありましたが、そういう時はある程度その理由が分かっていました。

今は、アイスホッケーの試合が終わった時に感じたような気持ちというか、ライブ演奏を終えた時に感じるような気持ちというか...。
うまく表現できませんが、敢えて言うならば「達成感」のようなものでしょうか...。

実際はまだ目標は達成できてないんですが...。(笑い)
でもひょっとしたら、知らず知らずのうちに何かを達成したのかもしれません...。

とにかく、これからどのような進展を見るのか我ながら興味津々です。

ワクワク感に従う

2013年10月10日 | 日記
「人は自分の好きな事をしている時が一番しあわせである」とはよく聞く言葉です。

この時の状態を一言で表すと「心がワクワクしている」状態である、というのもよく聞きます。

私がいま一番ワクワクするのはライブ演奏する時です。
それは、ギターの弾き語りでも、デュオやトリオ、カルテットなどのライブ演奏でも、あるいはバンドや楽団などでのライブ演奏でも、ワクワク感が止まりません。
要するに音楽が好きで、楽器を演奏したり歌ったりすることが好きだからです。

もう少し若い頃であれば、アイスホッケーの練習や試合に行く時もワクワクしました。
特に試合となると、それも大きな大会なんかになると、もう体中の血がたぎって逆流するんじゃないかと思うほど興奮しワクワクしました。
要するにスポーツが好きで、とくに自分でプレーすることに無上の喜びを感じるからです。

何が「自分の好きな事」で、何に「ワクワクする」するのか、というのは人それぞれです。
当たり前ですが。

でも、いつでもかつでも「自分の好きな事」ばかりできる訳ではありません。
これも当たり前ですが。

しかし、幸福感に浸りたいと思えば、「自分の好きな事」に集中する時間を作り、ワクワクしぱなっしになればいいと思います。

ですから、自分は幸せだと実感できない人は、とにかく「自分の好きな事」を沢山やればいいんです。

もし、「自分の好きな事」がよく分からない人がいたら、自分の心がワクワクすることを見つければ自然と分かると思います。
要するに「ワクワク感に従う」ということです。

「ワクワク感に従う」ことはそんなに難しいことではありません。

まず、嫌だなと思うことは無理してやらない。
そして、自分の心に正直になる。
そうすると、自然と自分の心が喜ぶことに集中できるようになります。

私はアイスホッケーの試合で集中し全力を出し切ったあとは、勝っても、負けても、一種の虚脱状態に陥り、それがだんだん醒めて来ると、次第に何とも言えない幸福感を覚えます。
マラソンランナーがよく感じるランナーズハイのような感覚かもしれません。

先月の末、ピアノ、アルトサックス、パーカッション、ギターでライブ演奏をやりましたが、10曲を約1時間かけて演奏し終わったあとは、何とも言えない幸福感に浸りました。
私だけでなく、他のメンバーも同じような感じでした。

最近、理由はよく分かりませんが何かにワクワクしてます。
私が幸せになれる何かが迫っているんでしょうか?(笑い)

とにかく今はその「ワクワク感」に身を任せてます。



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全てが繋がっている!?

2013年10月09日 | 未来構想
昨日のブログで述べたアメリカの問題は、決してアメリカだけの問題ではありません。

いま日本の懸案事項となっている「TPP交渉」も「消費増税」も「集団自衛権行使」も「国家機密保護法案」も、全てアメリカが絡んでいます。

例えば、現在行われている「TPP交渉」会議の結果、年内大筋合意は難しいという結論が出されましたが、当初、アメリカが何が何でも年内に合意させることで各国にハッパをかけたのに、オバマ大統領が深刻な国内問題のため本会議に出席しなかったことから、先導役の日本などはハシゴを外された格好になりました。

TPP交渉は元々モンサント社などのアメリカ多国籍企業の利益を守るために、アメリカ政府がこれらの企業の代弁者となって強硬に自国に有利な交渉を進めて来ました。

ところが、先月の末にアメリカ国民の声により「モンサント保護法の破棄」がアメリカ上院で決定したことにより、遺伝子組換え作物の種子を販売しているモンサント社が窮地に陥っています。

ちなみにモンサント保護法とは、モンサント社などが販売する遺伝子組み換え作物で消費者に健康被害が出ても、因果関係が証明されない限り種子の販売や植栽を法的に停止させることができないという、言うなれば悪法です。

この流れは、明らかにアメリカの国家戦略に変化が現れて来ていることを意味しています。

オバマ大統領が、シリアの化学兵器使用にたいして武力行使を思い止まったことも、この流れの中にあると思います。

日本はこの流れの中にあって、何処までアメリカの、というよりオバマ大統領の真意を汲んで同調しているか分かりませんが、「TPP交渉」も「消費増税」も「集団自衛権行使」も「国家機密保護法案」も、全てアメリカの要求が根底にあるはずですから、結果的に最初の思惑と違う方向に流れてしまったとしても、結局はオバマ大統領の決断に安倍首相も同調せざるを得ないと思います。

そういう意味で、アメリカの行く先も、日本の行く先も、ひいては全世界の行く先も、オバマ大統領の決断しだいということになります。

ですから、全てが一つに繋がっているんです。
言葉を換えればワンネスと言えるかもしれません。

これ以上述べると話が飛躍しそうなので、今日はここまでとします。
続きは、またそのうち...



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オバマ大統領、ついにNESARA宣言か!?

2013年10月08日 | 国際問題
昨日のブログでも述べましたが、アメリカは今たいへん深刻な状況下にあります。

10月17日頃までに債務(国の借金)の上限を引き上げることで民主党と共和党が折り合わないと、アメリカの資金が底を突き、最悪の場合は過去の借金の利払いが停止する、いわゆるデフォルト状態に陥ってしまいます。

本当にこうなった場合には、アメリカ経済ばかりでなく、世界経済もリーマンショックなど比較にならないほどの大混乱、壊滅状態になることが明らかになって来ました。

日本はアメリカの国債を100兆円ほど持っているそうです。
中国も相当な額のアメリカ国債を保有しているようで、中国の習主席がアメリカに対し責任ある行動を取るように抗議しました。

オバマ大統領は「債務上限引き上げ」によって、デフォルトという最悪の状態を何としてでも回避させようとしているようです。
しかし、共和党はオバマ大統領の看板政策である「医療保険改革」に反発しており、「暫定予算案」や「債務上限引き上げ」への同意条件として、この「医療保険改革」の撤回や棚上げを突き付けています。

ちなみに「医療保険改革」の中味は、低所得や病歴のために無保険状態にある約4900万人の人達を含め、全ての国民に医療保険の加入を義務付ける歴史的な改革です。
日本では「国民皆健康保険」は当たり前ですが、アメリカでは国民の約1/6が保険未加入のためにまともな医療を受けられない状況にあります。

オバマ大統領率いる民主党はそれを国民皆保険制度に改革しようとするものですから、政策的には素晴らしいと言えます。
それに対して共和党は飽くまでも反対を唱えており、今のところ終息する様子は見えません。

しかし、仮にどちらかが折れて「債務上限引き上げ」が成立したとしても、アメリカの債務は増え続ける一方ですから、いつかはまた「債務上限引き上げ」を実施しなければならず、そのたびに今回のような対立を生むことは必至です。

8月31日のブログで「NESARA」について述べましたが、海の彼方では以前からオバマ大統領がいつかは「NESARA」宣言をするだろう、と一部で予想されていました。

それがだんだん現実味を帯びて来たような気がします。

10月17日か18日がターニングポイントとなり、それ以降は世界経済が「NESARA」宣言に基づき劇的に変わって行くだろう、と予測している人達が沢山いるようです。

世界経済は既にドンヅマリに陥っているように感じます。
日本だって1000兆円もの借金を抱えている訳ですから。

このまま「市場原理に基づく競争型社会=資本主義経済」を続けて行っても、世界経済は回復するどころか破綻の道をまっしぐらに進んで行くように思えてなりません。

そうなれば、あとは「NESARA」のような抜本的な政治・経済改革と技術革新を行わない限り、地球人類は救われません。

そのためにオバマ大統領が、ロシアのプーチン大統領が、ドイツのメルケル首相が、頑張っているのだと信じています。

そうなれば、日本の安倍首相もそれに同調して動かざるを得ないので、日本も救われると思います。

いずれにしても、残された時間はあと10日間です。
この人類史上類を見ないと言われている大偉業の瞬間が訪れることを、固唾を呑んで見守っていきたいと思います。



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アメリカが日本の集団自衛権を公式支持

2013年10月07日 | 憲法改正問題
 集団的自衛権の行使を推進する日本の安倍晋三政権の構想について、アメリカが支持するという立場を公式に明らかにした。

 アメリカと日本は3日、東京で両国外交・国防長官が参加した中で日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、このような内容を盛り込んだ共同声明を発表した。

 共同声明は、集団的自衛権行使のための憲法解釈の再検討と国家安全保障会議の設置、防衛予算の増額など安倍政権の安保力強化方案をとり上げた後「アメリカはこうした努力を歓迎し、日本と緊密に協力していく意志を再度表明した」と明らかにした。

 今回の会談には、アメリカ側からジョン・ケリー国務長官とチャック・ヘーゲル国防長官、日本側からは岸田文雄外相と小野寺五典防衛相が参加した。


 以上の内容は、お隣り韓国の新聞が報じていたニュース記事です。

 日本では、参院選挙の争点の一つとして「集団自衛権」とそれに絡む「憲法改正問題」について、3~4か月前まではマスコミも大きく取り上げていました。

 しかし、最近は「消費増税」「TPP交渉」などの経済問題や、福島第一原発の「放射能汚染水の垂れ流し」問題などに注目が集まり、「集団自衛権」の行使問題については日本であまり大きく取り上げられなくなりました。

 「集団的自衛権の行使を推進する安倍晋三政権の構想」というのは、非常に恐ろしい構想です。
要は、同盟国であるアメリカが他の国から攻撃を受けた時には、日本の自衛隊(正しくは国防軍)がアメリカを援護するために攻撃参加できるということです。

 もっと簡潔に言うと、日本は「集団自衛権の行使」という名のもとに合法的に戦争を行える国になれるということです。

 現行の日本国憲法第九条では、自衛隊が戦争に参戦する(交戦権)は認めない、という解釈で集団自衛権の行使に制限がかけられています。

 したがって、集団自衛権を行使するためには、国民投票で過半数の承認を得てから憲法を改正しなければなりません。

 しかし、船田元・自民党憲法改正推進本部長代行は「時間があるなら憲法を改正すべきだ」としながらも、極東アジア情勢が緊張していることを踏まえると憲法を改正する時間的な余裕はないと述べ、憲法解釈の変更に理解を求めています。

 この発言はあきらかに立憲主義に反します。

 アメリカは、いま自国の深刻な経済問題により議会が真っ二つに割れています。オバマ大統領が共和党の要求を呑まなければ、数週間後にはアメリカ経済はもとより世界中の経済がリーマンショック以上の大混乱、壊滅状態に陥ると予想されています。

 ですから、「集団自衛権行使構想」という日本からの申し出は、アメリカにとって渡りに船のようなもので、安倍政権もまた、アメリカのそのような状況を見計らったようにアメリカの喜ぶお土産を手渡したと言えるでしょう。

 安倍政権の恐ろしさはここにあります。

 言うまでも無く、安倍政権はと言うより日本の政権は戦後押し並べてアメリカ追従政権(いわゆるアメポチ政権)です。

 しかし、当のアメリカは与党・民主党と野党・共和党がガチンコで争っており、今後の世界の流れはアメリカ議会の行方如何にかかっていると言っても過言ではありません。

 さて、安倍首相、貴方は民主党派なんですか? それとも共和党派なんですか? それとも...?

 ブエノスアイレスで全世界に言い放った「福島の汚染水はコントロールされている」という東京オリンピック招致メッセージは、大きな後ろ盾が無ければあんなに自信タップリとは吐けませんよね。

 さて、安倍政権がこれからの日本にとって、世界にとって、吉となるのか凶となるのかはまだよく分かりません。

 全てが、ある計画のもとに進んでいるとしか思えませんので、これから起こり得るであろう地球的な大混乱に、日本がどのように立ち向かえるのか、それは全て安倍首相の双肩にかかっていると言っても過言ではありません。

 以前のブログにも書きましたが、安倍首相には「安倍寛」さんと「安倍晋太郎」さんの血が流れていることに、一条の光明を期待しています。



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小泉元首相の発言

2013年10月06日 | 原発問題
10月1日に名古屋市内で行われた講演会で、小泉元首相が「原発のコストほど高いものはない」などと脱原発を主張しました。

小泉氏は首相在任中は原発推進の立場でしたが、東日本大震災以降に脱原発に転向したそうで、今年の夏にエネルギーの地産地消が進むドイツなどを視察し、「放射性廃棄物の最終処分場もないのに原発を進めるのは無責任」という思いを一層強くしたとのことです。

首相在任中にこの事に気付いていれば、日本の原子力政策のあり方は変わっていたかもしれませんね。後の祭りですが...。

この報道を聞いてうちの家内が、「小泉さんって、いい人なんだか悪い人なんだかよく分からないわよね」と言いました。

それに対し私は、「いい人かどうかは分からないけど、まんざら悪い人でもないんじゃないか。と言うより正直な人なんだよ。自分が良いと思ったことは、あと先のことをあまり考えずに言ったり、やったりする人なんじゃないのかな」と答えました。

元首相という肩書きを取っ払い、日本や地球の未来を憂う一市民という立場になって考えた時に、自然と出た言葉なんだろうと思います。
そういう意味で、小さな子供のような真っ正直な人ですね。

本人はどう思われているかは分かりませんが、この発言は非常に重たいものと考えます。
辞められたとは言え元首相であり元自民党総裁ですから、歴代政権や現政権が掲げている原発推進を真っ向から否定した訳です。
私のように原発推進反対派にとっては、非常に強力な助っ人を得たというのが実感です。

今のところ、安倍首相や自民党内からは大きな声は上がらず、平静を装っている感じがします。
変に騒ぎ立てると寝た子を起こすことになる、とでも考えているんでしょうね。

いま現在、日本中の全ての原発が運転ストップしています。
原発ゼロがこれからも長く続くように、いや、これを機に原発稼働が止まるように、小泉元首相には第二弾、第三弾...と脱原発の想いを公の場でドンドン語って戴きたいと思います。

小泉氏は首相在任中に「自民党をぶっ壊す」と宣言して本当にぶっ壊してしまいました。
もっとも、ぶっ壊れた自民党は数年後にはより強力な姿で復権しました。
この強力に復権した自民党がこれからの日本に、世界にとって、吉となるのか凶となるのかはまだ分かりません。

小泉氏の発言はその影響力を考えると、「原発をぶっ壊す」と宣言したのに等しいと思います。
でも、日本の「原子力村」はかなり手ごわい存在です。一筋縄では行きません。

少しの間死んだふりをしても、自民党のようにより強力になって復活するかもしれません。

要は、改革の手を緩めないことです。

そのためには小泉氏に引き続き頑張って戴くとともに、第二、第三の小泉氏が登場する必要があります。

政界に留まらず、財界などの大物、重鎮が、これまでの原発推進から脱原発に方向転換して、それを公の場で正々堂々と宣言することが切に求められます。

そういう意味では、小泉元首相の言動は大きな光を放っていると言えます。



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2010年ノーベル化学賞受賞 鈴木章北海道大学名誉教授の記念講演

2013年10月05日 | 科学技術
昨日、第40回技術士全国大会札幌大会の記念式典があり、その記念講演で2010年度ノーベル化学賞を受賞された鈴木章北海道大学名誉教授の貴重なお話を拝聴することができました。

鈴木先生の生い立ちから、北海道大学の学生及び教官時代、アメリカ留学時代、北海道大学の教授時代、ノーベル化学賞受賞のいきさつ、受賞した時のエピソードなど、1時間という短い時間でしたがとても感動的なご講演でした。

特に私が印象深く感じたのは、学生時代に当時は日本で初めてという英語の化学の教科書を渡され、必死になって和訳し徹夜で読み込んだというお話でした。

そして、その教科書の著者であるアメリカのノーベル化学賞受賞者のブラウン先生のもとに、北海道大学の助教授時代に留学したことが、数十年後にノーベル化学賞受賞へと繋がったそうです。

2001年と2002年にブラウン先生がスウェーデンのノーベル財団に、鈴木先生をノーベル化学賞候補として選考委員会に推薦状を送ったことがきっかけでそうで、その後、ブラウン先生がお亡くなりになって推薦状の送付は途絶えてしまったそうですが、最後の推薦状送付から8年後の2010年10月に突然ノーベル財団から電話があったそうです。

ノーベル化学賞を授与したいのでぜひ受けて戴きたい、と。

予想だにしない、まさに青天のヘキレキだったそうです。

50年以上前の学生時代に出会った化学の教科書を必死に和訳して徹夜で読み込んだことが、半世紀以上を経てノーベル化学賞受賞という栄誉に繋がったという、とても感動的なお話でした。

そして、最後に、沢山の人達に協力して戴き支えられてここまで来れたことを感謝申し上げたい、というお言葉で記念講演を締めくくられました。



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建設業界の異変

2013年10月03日 | 日記
久しぶりに技術士会の集まりに出席して来ました。
今日から札幌で開催されている技術士全国大会における、農業分野の技術士の集まりです。

公共事業の建設コンサルタントやゼネコンに勤務する技術士が、50名ほど出席していました。

本州から来られた技術士の方々以外はほとんど顔見知りの人達なので、挨拶がてらに近況を尋ねたところ、ほとんどの人が「忙しくて手が回らない」と言っていました。

昨年末に自民党が政権与党に復権してから公共事業の予算が大幅に増えましたが、民主党時代の予算縮小で人員などをスリム化した反動で、仕事量が増えても人員不足、機械不足、資材不足などにより業務をこなすことができない深刻な状況に陥っています。

また、東日本大震災の復興事業に人員、機械、資材が流出しているという事情も、事態の深刻さに拍車をかけています。

弊社関連の建設コンサルタント会社も、橋の老朽化調査の公共事業を受注したものの、調査用の機械がどこを探してもレンタルできなくて、まさにお手上げ状態です。

私も35年以上この業界に身を置いてますが、このような状況に業界全体が陥ったというのを経験したことがありません。

まさに異変です。

私が若い頃は、働き手となる20代から30代の若い人達がたくさん建設業界で働いていましたから、行け行けドンドンで公共工事が増えても、何とかこなして行くことができました。
しかし今では、建設業界も若い人達から敬遠される業界になってしまい、働き手が高齢化するとともに、現場の一線で働く技術者の数もどんどん減っています。

いくら、政府が公共工事の予算をつけてもこなすことができません。
来年度も公共工事予算が増えるようですが、完全にミスマッチです。

未だに昔の行け行けドンドンの発想で予算をつけてますが、ダイエットで小さくなった胃袋に無理やり食べ物を押し込むようなもので、健全な姿とは言えません。

公共事業を増やせば景気は回復する、というのはもはや幻想です。
量を増やすのではなく、質を高めるためにもっとお金を使うべきです。

私に投資して下されば、もっと世のため人のためになるようなお金の使い方をするのですが...(笑)

どなたか私に国の公共事業予算の何万分の一でけっこうですから、投資して戴けないでしょうか?

投資額の何倍もの経済効果を発現させますから...



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不可思議な消費増税

2013年10月02日 | 消費税
ついに来年4月から8%にアップすることが決まった消費税。
これから増え続ける社会福祉対策の財源確保として消費増税は避けて通れない、と以前から考えてました。

しかしこのたびのやり方はどう考えても変ですね。
消費税アップで税収が5兆円増える代わりに、法人税の実効税率引き下げなど5兆円規模の経済対策を行なうとのこと。

5兆円の増税収のために対策として5兆円配るという、プラス・マイナス・ゼロの考え方です。

じゃあ、何のためにやるのか?
消費税収は社会保障にしか使わない、と明確に首相会見でも述べているのに...

実態は、国際公約を果たすため。
中味はなんでもいいからとにかくやらなきゃならない、ということでしょうか...?

私のところでも、お米の税込み価格を10月から5kgあたり100円値上げしました。
円安で燃料代や資材費が高騰したこともありますが、消費税アップ分も見込みました。

お米は今まで市販の物に比べ割安だったので、お客様から不満の声はまだ戴いてません。
しかし、他の商品、例えばもともとちょい割高なアイスクリームなどは、どうしようか迷ってしまいます。

アップ分は価格に転嫁しようか、税込み価格はそのままにして3%分は自分で持つかどうか...難しい判断です。

消費増税のデメリットを法人税率引き下げでカバーできるのは大企業だけで、うちのような零細企業には恩恵はほとんどないと考えられます。

価格に転嫁すれば売り上げは落ちるかもしれないし、転嫁しないで自分で負担すると利益は3%落ちることになります。

消費者は、当然、安価な商品に目が向く訳ですから、税込み価格はそのままにして売り上げ確保を目指すほうが良いのかもしれません。

しかし、もしかしたら税込み価格が上がっても売り上げは落ちないかもしれません。

私でさえこんなふうに悩む訳ですから、売り上げ高が十億円を超えるような中堅企業であれば、3%アップで3,000万円以上の消費税を今より余計に納めなければならない訳ですから、消費増税はまさに企業の死活問題といえるでしょう。

話は変わりますが、ヨーロッパ諸国の消費税が押し並べて高い(20%~25%)ことは以前のブログの中でも紹介しました。

全ての国が成功しているとはいえないでしょうが、デンマークのようにある程度成功している国では、国民が高い消費税を支払っても、それが最終的に国民に還元されているという実感があるので、国民はある程度納得しているのかもしれません。

国民が商品をたくさん買って、消費税をたくさん納める。
その結果、国民は無料で医療や教育、福祉を受けられる、そういう社会システムがある程度出来あがっている。
これが幸福度の高い国々の実態ではないでしょうか。

もし、日本にもこのようなシステムを構築することができれば、たくさん消費税を納めて、その結果、無料の医療・教育・福祉などを国民全体が享受することができます。

しかし、今の日本の考え方、やり方ではこのような社会システムを構築することは難しいでしょうね。
少しでも税金の支払いを少なくして、他の消費に向けようというのが、一般的な日本人の姿でしょうから...

でも、たくさん消費税を支払ったらその見返りも大きい、消費税をたくさん支払ったほうが得になる、ということになったら話は変わってくると思いませんか?

これを機に、日本が少しでもそのような社会になって行くことを願ってやみません。


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その後のTPP

2013年10月01日 | TPP問題
早いもので今日から10月です。
札幌は朝晩めっきり寒くなりました。

政府が消費増税8%を正式に表明しました。
これからいろいろな問題が噴出してくると思います。

さて今日は、TPP交渉について取り上げたいと思いますが、交渉内容はすっかり秘密主義のベールに覆われ、政府説明やマスコミ報道からは何が何処まで進んでいるのかよく分りません。

交渉内容を秘密にすること自体、もうTPP交渉というものが何か怪しいシロモノのように思えてなりません。

以前から述べてますが、TPPの本質は、アメリカが環太平洋という枠組みでアジアの成長の果実を享受するために進めている経済協定であり、アメリカ型の貿易ルールをを広げ、交渉参加国の制度をアメリカ化することが目的です。

例えば農業分野で言えば、日本では使用が制限されている「遺伝子組み換え作物」を、世界最大の種子企業であるアメリカのモンサント社などが中心になって日本に売り付けようしています。

もし、TPP交渉によって「遺伝子組み換え作物」が大量にアメリカから日本に流れ込んで来たら、安心・安全な食品を求めることは非常に困難なことになります。

TPPは世界支配を目指すアメリカ多国籍企業の利益追求の場と化しており、医療、郵貯・簡保、公共事業などの他の分野でも、アメリカ多国籍企業の利益追求をアメリカ政府が代弁してTPP交渉を進めているのが実態です。

その中で日本はどのような姿勢を取っているかというと、断片的にしか得られない情報を繋ぎ合せていくと、どうも日本はアメリカの言いなりになって、アメリカの要求通りに合意する道を進んでいるらしいです。

当初、「守るべき国益は必ず守る、もし守れなければ交渉から離脱する。」とまで言っていた日本政府ですが、その言葉はいったい何処に行ってしまったんでしょう??

秘密主義をいいことに、結果がどうなってもどうにでも言い訳できると思っているのか、何なのか?

いつものパターン、と言ってしまったら身も蓋もありません。

いつまでアメリカ追従を続ける気なのか?

アメリカの目的は「日本潰し」であることは明白です!!

交渉内容が秘密にされているので、手も足も出ません!!

そこには民主主義も立憲主義も存在していません!!

あるのは弱肉強食の支配主義だけです!!

日本国民はこの実態に怒りを表明しなくてはなりません!!

私はこのブログでこれからも怒りを表明し続けます。



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