summer diary

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ギターいろいろ

2021年03月01日 | Weblog
 クラシックギターの練習にはどのような曲を段階的に練習することが望ましいのか? これは意外と難しい疑問である。
私は初心者用の練習曲を中心としている教本を2冊、ソロギターの初心者から始める本を1冊と、12カ月間で取得するカリキュラムの本を持っているけど、
今は12か月のカリキュラムで進むソロギターを中心に進めている。
この他に、クラシックギターの初心者向けのストレッチ系の練習曲の本、カルカッシの本を同時進行として練習しているけど、こうした練習は良いのか?悪いのか? もちろん、カルカッシの練習曲は初心者とは言え、かなりレベルが高いので、なかなか進まないけど、それでも、ハイポジションの曲は初心者向けには無いので、ある意味では初心者には優しいのだろうと思う。
クラシックも、ソロギターも初心者とは言え、ある程度ギターの基礎が弾ける人向けに曲は選曲されているので、本当にギターを始めて弾く人には弾けるようになるにはかなりの時間が必要となるだろう。
実際に、ある程度の経験のある私でも、カルカッシもそうだけど、ソロギタークラシックの音階を中心としている練習曲でもかなり難しいと思うのである。
コードを覚えて、ストロークで爪弾くような弾き語り的にギターを弾くなら、半年ぐらいである程度の形は出来る。
しかし、クラシックやソロギターのように、曲と伴奏を同時に弾くことはそれなりにかなりの努力は必要となるだろう。
私も去年の夏ぐらいから真剣に弾き始めてからすでに半年が経過している。
それでも、今でなかなか簡単には練習曲を弾き熟せていない。
今はソロギターの練習曲を中心に進めて居るけど、運指の練習として、その他にクラシックギターの初心者向けの教則本も練習している。 さらに、カルカッシギター教則本も進めている。
こうして、ある意味ではいろんな曲を同時に進行させる練習スタイルはいいのか?? ギターはいろんな技術を総合的に必要な楽器で、右手と左手が自由に思うように動くことが前提で、曲によってはかなり難しい押えも出てくる。
ラグリマはF.tarega の有名なクラシックの初心者向けの曲だけど、これもハイポジションでの押えが必要になるし、ハイからローへの移動時もスムーズに指の擦れる音を出さないように移動させるのも難しい。
さらに、セーハして音を綺麗に出すことも必要であるので、この曲は初心者向けと言いながら、かなりいろんなテクニックが盛り込まれている。
こうして、本当に遅々としてでるが、本当に薄皮を重ねて行く作業だと実感する。 楽器はこうしてどんなに才能があっても、相当な時間を要するのだろうと思う。
さて、そんな楽器だけど、それでも継続することで、少しづつ曲を弾けるようになると、やはりこれは楽しいに違いない。
こうした積み重ねがこの先の未来がもっと楽しい時間に変ると信じる事にしたい。 実際に、練習している時は楽しいが半分、なかなかできない事に対するジレンマもあり、それなりのストレスも有るだろう。
しかし、このストレスは楽しいと言う事の裏返しとも言える。
本当にストレスでしかないなら、継続することは出来ないだろうし、数時間もギターを弾くことも無いだろう。

まっ、今はギターが私の唯一の人生の楽しみであることは間違いない。