summer diary

日記らしきページ

自民党人事改革と統一教会

2022年08月11日 | Weblog
 岸田首相は内閣改造で人事をある程度一新した。一方で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民議員の接点が相次いで発覚し、内閣支持率は急落。早々に幕引きを図りたい思惑だろう。 
自民党と統一教会との癒着が次々と発覚する報道で、自民党の支持率が低下している事を懸念しての改造だと言うことは明らかだ。
旧統一教会の名称変更を容認した経緯もはっきりさせない姿勢はさらに支持低迷の要因となるだろう。 これまでも、安倍内閣では森友加計学園問題の改ざんに関しての詳細も明らかにされていない。 さくらを見る会の経費などの問題もはっきりとされていない。 自民党は正義より党の存続や議員の保身のためにその政治的な権力を振りかざしてきた。 
今回の統一教会との関係も同様に、闇雲に隠蔽する心算だろう。 統一教会との関わりがる閣僚を外して、国会での追及を回避する狙いがあるのは明らかだ。 
これは政治的な圧力を検察、警察にも及ぼし、さらにはメディアにも圧力を掛けている。 安倍元首相が殺害された日、その数日間は選挙であることもあり、山上容疑者の証言である旧統一教会との関わりに関しても、「ある宗教団体」と言う曖昧な報道であった。 選挙に影響があることは明らかで、その報道を止めていたのも予想出来る。 報道メディアにも圧力を掛けていたのだろう。 選挙が終わって、自民党が大勝した後になってから、ようやく旧統一教会によって破綻した怒りや恨みによって安倍元首相の殺害に至った事を明らかにしたのである。 
その後は当然だが、世界平和統一家庭連合の名称は旧統一教会の改名であることや、内容や活動は全く同じであること。 旧統一教会の名称では反社会的な活動であることによって、新規の信者を獲得するには難しさがあることや、霊感商法などの問題も未だに続けられている事なども消すことが出来ないからだろう。 名前を変え、いかにも別の教会であるように思わせる意図は明らかだ。 
これはオウム真理教後のアーレフなどと名称を変更している宗教団体も同様だろう。 これは投資詐欺、マルチ商法の詐欺などでも同様な手口である。 
主犯格は同一人物で、世間に悪いイメージで報道されると、名称を変更して継続する詐欺集団と同じ手口である。 

まっ、いずれにしてもこうした団体や教会などに入信したり、関わったり、ましてや信じるような人間に問題があるのは明らかだ。 
いくら悩みや家庭内の問題やその他の仕事上の問題などなど・・・。 人生にはいろんな悩みや行き詰まるような時、投げ出したい時、死にたくなるほどの苦難に遭遇する事もあるだろう。 
そうした時にはどうしても何かに縋りつきたい、精神的な支えが欲しい、心を救ってくれるものを求めたり、実際に経済的な支援などの含めて、何かに頼りたい気持ちが沸くのは無理もない。 
しかし、少なくとも、精神的な支えや救いは宗教や教団や他人では不可能だ。 
何よりも自分自身を変える事が求められる。 なぜなら、心は自身の中にしかなく、その心を変える事で苦難や悩み、恨み、辛みから解放することが出来る。 これは幸福感、満足感、達成感、優越感、劣等感などなどそうした人間の感情は自分自身の中で起こっている現象だからである。 
その現象を変える事が出来るのは他人ではなく、自分以外にはあり得ない。 
どれほど明日に不安が在ろうと、解決できるのは自分以外には無い。 
苦難を乗り越えるには自分の行動や意思や思想である。 そうした努力なしには何事も自分が思っている人生を作るのは不可能である。 
自分の人生は自分で築くことが全てである。 これは人との関わりなども含めて、自分をどこまでも信じる事、自分の普遍的な真実、正義を確信する事。 
何よりも自己形成を確立することだ。  他人や世間に流されることなく、自分の五感が感じる事を信じる事が出来るかである。
個性とは他人と違っている事ではない。 自分自身を信じることである。 
同じ服を着ていても自分に自信がある人はそれだけで輝く物を発している。 

宗教が必要ないとは言わないけど、宗教に溺れる者は自分を持たない者である。 自分を持たない者とは、自己確立が出来て居ていない者である。 
自己確立が出来ていない者は精神的な不安定を常に抱えていて、自分に自信が持てない状態だ。 その状態は常に何かに不安を持ち、その不安や不満は正義や真実を観る心を持てないのである。 
誰かと同じだと安心したり、他人や仲間と同じじゃないと安心できない。
仲間と違っていることに不安や不満を抱く。 そうした精神から生まれるのは他人に対する不満、不服、怒りや恨みや劣等感や不幸だと思い込む心である。 
そもそも、他人の心を覗き見ることなどできないのである。 
誰が何を考えているのかは誰も分からない。 なのに、自分の事をこうだろうとか人が思っているように妄想する。 これは妄想出あって、現実ではない事をしっかりと認識する事だ。 
想像は現実ではない。 妄想は全くの妄想で、現実ではない。 現実は自分が目に見ている物である。 それは、自分の視線であり、自分の思考や思想や意思から成り立つ精神で物事を理解しているのである。 
その自身の精神を健全にすることこそが、現実(目に見える物)が正確にさらには、健全に見る事が出来るのである。 

さて、今日から4連休である。 今の仕事を初めてから、先日にコロナ濃厚接触者で10日間自宅待機だったことを別にすると、連休としては初めてである。 今年の年末で退職することを決めているので、今年の盆ぐらいはのんびりと過ごそうと決めて、休暇を取った。 午前中に仏壇を清掃して、これから墓参りに行き、花を添えて、墓掃除しようと思う。 





中国の野望

2022年08月08日 | Weblog
 中国と言う国家は人口も世界2位で、最近では軍事力も3位、或いは2位と言えるほどに強化している。 人口が2位と言っても、国民が平穏に過ごせる生活レベルにあるのは2億程度と言われていて、その他の人民はほとんどは貧困状態である。 特に北京などの都市から離れるにしたがって、貧困生活を余儀なくしている国民は相当な数である。 
これはインドでも同じで、人口が多ければその分だけ経済的な余裕が必要になるので、13億もの人民が豊かに暮らすにはこの先もほとんど無理が有るだろう。 
中国の人民の思想を考えると、やはり自己優先主義、私利私欲主義が大方だろう。 実際に、昔中国からの研修生などとの会話でも、自分の利益が最優先であり、他の人の事は無視してでも自分の得を優先する性質があると実感している。 
中国人の行動を見ていると、同じ国民同士でも他人を思いやるような行動は全くの皆無。 我先に得を得ることに専念する性質は中国国家と全く同一の性質を持つ。 中国はアジア太平洋地域でも占有権を広げる事に力を注ぎ、身勝手に領土権を広げつつる。 
今回はアメリカのペロシ下院議員の台湾訪問に対して、中国は台湾周辺での軍事演習を過去最大規模で実施した。 日本の排他的経済水域内にも弾道ミサイルを投下するなど、このタイミングをフル活用するような行動をした。 
中国はこの機会をある意味では歓迎しているだろう。 これまで軍事演習の実施をしたくてもその理由がなかなか見つからない事もあり、本当は台湾周辺を包囲するような演習をしたかった。 これで、台湾を中国に取り込む切っ掛けを作る事にある意味では成功した形である。 
アメリカ軍だけではとてもこの地域での軍事的な勝利は不可能だろう。
日本も含めてもすぐ目の前にある中国の軍事施設の数から計算しても、無理であることはアメリカ軍も理解出来ている。
フィリピン沖ぐらいの地域ならまだ勝利する可能性が高いが、台湾周辺では無理があるのだろう。 
中国は今後もこの地域を略奪する為に軍事力を強化していくだろうし、どこかのタイミングで台湾を略奪するとも思える。 その時にアメリカなどがどのような軍事力で台湾を中国から守るのか? 沖縄にあるアメリカ軍基地は早々に攻撃対象になるだろうし、その時には日本も当然だけど領土を攻撃された限りは戦闘する事になる。 
その時に日本の本土や中国本土、さらには北朝鮮も加わり、韓国も当然だろうが、アジア戦争が始まる事になりそうだ。 もちろん、中国もそこまで馬鹿とも思えないけど、ロシア同様に社会主義国家の思考は理解できない事態を招く。 暴走するこうした国家の侵略はどこまで続くのだろうか? 
人間の飽くなき野望や欲望の塊はこれからも続きそうだ。 
仮に、こうした人間が招く世界が人類の滅亡に繋がるとしても、それは人間の愚かさであると理解する以外には無い。

さて、今日は連休2日目。 昨日も何とか雨は降ることもなかったけど、空には雲も広がる時間もあり、雨が降りそう・・・と言う感じ。
今日も雨の心配はなさそうだけど、夕方から天候は不安定になる予報で、場所によっては激しい雨が降る事も気になる。 
今日は夜6時15分開場、45分開演のギターコンサートに出かける。 
朴 葵姫とバイオリンの三浦文章のヂュオコンサート。 先月行った宗次ホールで開催される。 今回は指定席なので、開場前から行って、早い者から席に就ける番号を貰う必要がないので、開演前に入場すれば良い。 
電車で行こうか? 車で行こうか? どうしようかと思っているけど、コロナの感染も心配だけど、車は渋滞などがあると時間が分からないし、駐車場が満車だと困るし。 帰宅時も車の混雑などもあり、どれぐらいの時間で帰宅出来るのかも分からないので、どうするか?
電車なら予定通りに往復出来るので、時間を気にすることはない。
ただし、自宅から徒歩や電車、地下鉄の乗り継ぎなど、駅から会場なでの徒歩移動なども考えるとどうしようかな?
自宅から電車と地下鉄使用で45分程度。 徒歩などの含めてもこれぐらいなので、車で移動するよりも時間的には早いかも。 それと、夜間に運転することもないし、安全を考えると電車でもいいかもしれない。 
屋外を歩くのはちょっとこの時期だと暑く、汗が出るかもしれないけど、たまには電車でも良いかも知れないかもと思っている。 


核と言う麻薬

2022年08月07日 | Weblog
 昨日は広島に原爆が投下されてから77年目になる。 広島原爆の日には毎年広島の原爆記念館前では日本の首相や閣僚、広島市は当然だが、他県や海外からの参加者も含めて、慰霊祭が行われている。 
昨日も岸田首相の挨拶の後に広島市長の挨拶が放映されていて、首相の挨拶と比較しても核に対して強い廃絶意識を感じた。発言内容も現在の世界情勢に対する危機感なども含めて、訴えかける力を感じた。 特にロシアのウクライナへの戦争に対する問題なども発言内容に盛り込まれていて、納得する事が出来る。 
現在は核融合で得られるエネルギーの恩恵を受けている国はほとんどだ。 
元々、核兵器からの技術を転用した発電装置なのであるが、これは核兵器への転用も容易に出来る事も否めない。 
原爆を搭載して大陸間を飛び、相手国に投下出来る能力を持つことで、相手国に対する脅威を与える事ができ、戦争の抑止力とすることが目的だろうが、しかし、実際にその核爆弾を実践する事も可能である。 
ロシア、中国、北朝鮮などはその核を振り回し、見せびらかすことで他国に脅威を与えている。 アメリカも核兵器の保有数は世界2位、ロシアは1位。
もちろん、この2国は他国と比較するまでもなく、6千5先発と言われているので、あまり差は無いが、この数はなんだろうか?
100発でも恐らく1国が破滅するには多すぎるぐらいだろう。 
両国の原爆を使用した戦争が始まったら、世界は数日しないで破滅する。 
人類の破滅はやはり核爆弾の使用による物になるのだろうか? 地球環境の変化より先に核爆弾戦争による人類の滅亡の方がリアルな気もする。 
第二次世界戦争では日本以外には核爆弾の使用は無かったが、今後はロシアや中国、アメリカも含めた戦争が始まる予感もある。 
ウイルスによる経済的な減退だけではなく、ロシアの戦争、中国の身勝手な侵略、北朝鮮の馬鹿な強気、アルカイダなどのテロ組織など、地球にはまだまだ平和を求めない自己優先、自己満足、私利私欲、終わりのない欲望に固執する人間がその国家の主要な立場に居る限り、この世界には平和が訪れる日は来ないだろう。 
人間がこれまでいろんな技術や知恵を駆使して発展してきたのもある意味では欲望を持ち、その欲望を満たすために努力して来た事も確かな事だ。 
しかし、本来は平和や豊かさを維持、発展する為の欲望を持つことが人間としての理性である。 理性とは、ある力を使って出来る事が、善に対する物に使われることである。 決して悪に使用する事がない、使用しない意思である。 
これは、まさしく、自己の欲望のままに行動する様とは真逆の事だろう。
プーチンのように、本能や感情、欲望、自己満足で満ち溢れている邪悪な人間には理性は存在しないのである。 

この理性に従って、核兵器の廃絶は可能になるだろう。 本当に人間に取って必要な物は何か? 逆に人間に取ってあってはならない物は何か?
原発もほとんど同じ性質を持っていて、福島だけではなく、原発事故の悲惨な惨状を見れば、核の恩恵は真逆の悪夢に変化する事も理解できるだろう。
人間がこの先も存続する道を作るためにはこの理性と正義を頑なに死守する高い意識が必須なのである。 
どんな逆行に遭遇しても、正義や理性を置き去りにしては真実の発展はあり得ない。 目先の恩恵だけに目がくらむのは人間の嵯峨だろう。 
統一教会などで洗脳される人も、そのほとんどは人生に対する悩みや不満、未来に対する不安や欲望が源になっている。 そうした心は理性からかけ離れていて、人間の本能や感情に働きかけるマインドコントロールによって束縛する手法なのである。 
こうしたカルト宗教や、反社会的勢力、統一教会などの詐欺集団の目的は最終的にはお金なのである。 この教団の最終目的は膨大な資金を集めて、自分達に欲望を叶える事にある。 
この統一教会がある本拠韓国には巨大な施設が立ち並び、とても本来あるべき宗教の姿とは真逆の様相だ。 
日本の信者から根こそぎ資金を捥ぎ取り、自分達の欲望の限りを満たすことに専念している。 
核も人類の脅威だろうが、こうしたカルト教団なども人類の脅威だろう。

今、自民党議員などのほとんどがこの教団との関係を暴露されている。 
日本の政治がこうした輩達の手による物であることは、先進国国家の中でも稀な恥ずかしい物だ。 
こうした事が世界に発信されることで、日本に対する信頼性は地に落ちる。 
どんなに平和や正義を訴えても、こうした反社集団との関係があるような人間の発言などは全く嘘の塊でしかない。 

今回の件(安倍元首相の殺害事件)の容疑者の山上容疑者の意図はある意味では少しは達成した事になるのだろう。 
今後、この教団が政治家は勿論だが、一般の信者などから信頼を失い、資金が集まることもなく、衰退し、何れは崩壊する日が来るなら、この容疑者の意図は達成できたことになる。 
前にも書いたけど、今回の殺害事件が無ければ、この教会が再びメディアに取り上げられることが無かったし、自民党とのズブズブの関係も表ざたに出来なかっただろう。 
この教会によって人生を狂わされ、この容疑者のように人生を破壊された人間や今後も同様の人生を歩む人間に取っては山上容疑者の行為はそうした人生を変える事が出来るかもしれない要素に成りうる。 
何度も書いているけど、私はこの容疑者を擁護する心算もないし、この犯罪を肯定することはあり得ないけど、ただの個人的な犯罪とは違っている事は確かな事である。 単なる自己満足からの犯罪ではない。 自民党の元総理の殺害から派生する自民党との関係が暴露されることや、信者達の実態やその家族などの苦しみや苦悩なども含めた事が世に出る事も期待していただろう。
そうしたことから、この統一教会が衰退する一因になることを目的としていただろう。
この教会によって容疑者の家庭は崩壊した。 この母親が完全に洗脳されてしまった事は、母親の精神性も問題だろうが、それを逆手に取って、全てを捥ぎ取る手法を続けるこの教会に対する対抗心なんだろう。 








コロナとの付き合い

2022年08月04日 | Weblog
  コロナ感染拡大もすでに7波を迎えて、予想を遥かに超える感染者数が連日報告されている。 この点は以前から指摘されている事情なので、私は少なくとも驚きはない。 このウイルスの性質や変異のサイクル、感染力が変異毎に増している傾向を考えると、7波は6波よりも感染スピードが速くなるのは明白だった。 従って、この感染者数は当然だけど予測は可能範囲だったろう。 
ただし、ワクチン接種などの抑止力もあり、以前よりも重傷者は激減しているし、感染しても軽症が大多数で、特別な治療薬が無くても、解熱剤程度でも完治出来る程度に成ってきた。 
ただし、ある程度の発熱症状があるので、そうした症状が出る人はやはり心配であることも当然で、救急車などの要請をする人が激増していて、救急搬送も出来ないような状況になっている。 こうなると、コロナ以外の症状で、しかも本当に緊急を要するような病気やケガの搬送が滞り、本来の救急搬送の役目が失われている状況はもはや日本の医療崩壊と言えるだろう。 
いまでは、軽症の場合には救急搬送をしないで欲しいと言う発言も出て来て、自己診断に委ねるなんて事を平気で言うのである。 
もちろん、そうした自己診断程度の軽症なら出来そうだが、ある程度の高熱がある場合には果たして医者でもない個人が自己判断できるだろうか?
解熱剤の服用を試みてから判断するなんて事もなかなか難しいだろう。 
特に幼児や高齢者は症状が急変する可能性が高く、救急医療が命の分かれ目になるケースも多々ある。
はたして、この先、このコロナに対する対応がどこまで果たせるのだろうか?
これまでの日本のコロナに対する対応はすでに無に落ちている。 これまでも緊急事態宣言などでの外出規制や飲食店などの営業時間短縮やアルコール提供の制限など、経済に打撃を与える方法論で対処しようとしてきた。 
それはある程度は効果が在っただろうけど、それはこのコロナの感染サイクルによって増減していいるだけで、緊急事態宣言の効果とも言えないだろうと思う。  今後も間違いなく4か月のサイクルは繰り返されるだろう。 そして、その都度、感染力は強く成り、感染スピードもさらに速くなるだろう。 
今年の年末から来年の年始頃が次の8波のピークになることは間違いない。 
この2年半のコロナの変異サイクルを考察すると、これまで何度も書いているけど、4か月がこのウイルスの変異サイクルであり、変異すると当然だけど、それまでの抗体をすり抜ける能力を持って広がる。 
ウイルスは自分の生存の為にそうした抗体に対抗する変異を繰り返すのである。 未だにインフルエンザウイルスすら毎年のように変異を繰り返しているし、未だに未然に感染を抑止するワクチンすら効き目がない人も多々いるのである。 ワクチンはある程度の抑止にはなるだろうが、ウイルスを絶滅させる効果はなく、さらには人間の抗体も時間と共に無くなって行く事も確かだろう。 無くなってと言うよりも、ウイルスはそうした抗体に負けない力を持って変異するのである。 
この先もまだまだコロナと付き合うことになるだろうが、果たして、それがどこまでどのようになるのだろうか? 
7波を遥かに超える感染者になるだろうが、そうなると、もう、感染対策とか、濃厚接触者の定義や、感染者の定義すら見直して、ほとんど風邪同様の扱いにする事を事前に用意する必要もある。 
だれもが掛かる風邪程度の病気だと言う意識も必要だろう。 もちろん、症状が重い人などは適切な治療が必要になる。 それは単なる風邪でも同じだし、インフルでも同じだろう。 インフルでも毎年死亡する人も居るし、特にアメリカなどではコロナ以上の死亡数があるほどだ。 
しかし、インフルでも一般の診療所、病院でも一般の人と同様に診断を受けることが出来ているし、ある程度の熱があっても救急搬送までの要請をする事も少ない。 コロナもそうした段階になったのだと認識した方が良いだろう。 
これほどの感染者が居るのであるから、当然だけど、重症者もいるだろうし、死亡する人も居るだろう。 しかし、一般的な病気でも恐らく同程度かそれ以上の死亡があるだろう。 特に癌などで死亡する確率はコロナの比ではない。 
さらに言えば、交通事故や自殺は死亡原因の1位、2位を占めている。 
まっ、人間はどんな死に方をするのかは想像すらできない。 
少なくとも、何時でも死ねる覚悟は持っておくことだろう。
後悔の無い人生を生きる姿勢が大切になる。 あのAppleの創業者、スティーブ・ジョブス氏は常に今日が最後の日だと言う覚悟を持って生きていた。
なので、自分が今現在最もやりたい事、信頼できる物、自分自身の想像と理想の為に今を生きる事を忘れる事が無かった。 
人間は明日を考え、未来を考え、将来を考える。 もちろん、未来に夢を持ち、成りたい自分を想像するのだ。 
しかし、そのために実は本来の自分を見失う事が多々あるのだ。 未来の為に今を裏切る事や、本来自分の意思ではない事を選択する。 
今の状態から明日の自分を妄想する。 明日の為に今を裏切るのである。 
しかし、それは最も最悪のループになる。 今が自分の正直な時間でなければ、永遠にその時間から逃れる事が出来なくなる。 
常に自分の意思に素直な行動や思考、努力を重ねる事がまだ見えない明日の自分が自分の意思通りの自分に成れる要なのだ。 
これは、明日の為に自分を意思を歪めることではない。 今やりたい事、今やるべきこと。 次の瞬間に自分が死亡すると言う意識があると、間違いなく、今を純粋に自分の為に生きるだろう。 
それは自己満足ではなく、自己中心でもない。 本当の自分の意識を考察し、考慮し、熟慮することである。 


コロナと猛暑

2022年08月03日 | Weblog
 コロナの感染者の激増と熱中症の増加で医療施設は限界を通り過ぎている。 
救急搬送も毎日95%以上の稼働状態。 病院の発熱外来は長蛇の列が出来ている。 この発熱外来へ訪れる人達はこの猛烈な暑さの中でも意外と平気に待てる程度の症状なんだと思うと、果たして、こうした外来へ行く必要性はなんだろうか? 当然、発熱があるので、コロナの検査を要望するのだろうが、特に熱程度の症状なら家で解熱剤などを飲んで安静にしていても良いだろう。 もちろん、こうした検査は会社などからの検査要請に応じての行動かもしれないが、会社なども今の状況からして、特に発熱などがあっても、風邪程度の症状なら特に問題する必要も無いだろうと思うのである。 
実際に、私の職場でも家族や友人などとの濃厚接触者が出ていて、会社は自宅待機などの要請をするが、私も待機していた経験もあるが、特に熱が2,3日でなければ、コロナ感染の疑いはほぼ0に等しい。 
仮に陽性でも症状がないなら、仕事をしても何も問題もない。 他の人への感染を懸念する事も必要だろうが、それ以上に感染者が負担する仕事を残された人で熟すのは無理が有る。 さらには、濃厚接触者だからと言っても軽症なら特に検査を必要だとは思わない。 1週間程度で症状はなくなるので、解熱剤程度が処方される程度で、特に治療薬などもないので、病院で診療する必要もないだろう。 医療機関の負担軽減を含めて、自分である程度の診断をして、病院に行かなければならないかどうかは自己判断できそうだ。 
熱中症なども日中に屋外で作業したりする人は適切な休養などを取り、しっかりと対策をしている限りはそんなに熱中症なども起きない。 
凡その熱中症患者は無理をして暑い中での作業や運動、エアコンなども付けずに部屋に長時間過ごすとか、水分を取る回数や数量が足りないとか、そうした自己管理出来ていない人がほとんどだ。 
自分の体調は自分が一番わかるので、自分自身の体調管理をしっかりとする必要がある。 誰かが助けてくれる・・・なんて甘い考えは捨てた方が良い。 
我が家はエアコンはほぼ24時間稼働している。 私の部屋も仕事に行く時以外は外出する時でもエアコンは稼働している。 リビングもほとんど24時間稼働している。 息子の部屋も帰宅から翌日の仕事に行く時まではエアコンを切る事はない。 
電気料金などを心配する人もいるだろうが、熱中症などで入院したり、その他の病気になる事を考えると、電気料金なんてどうでもいい。 
自分の体調管理を最優先する事が大切だし、健康以外に何が大切だろう?
どれほどお金が有っても、身体が思うように動かない事や、病気を抱えて生活する事と比較すると、必要以上のお金よりも、自分の身体の健康を選ぶだろう。 健康である限りは何でも好きな事をする事も可能だし、必要なお金を稼ぐ事も可能だし、そもそも、体調が良いことは精神的にも健康な状態を維持できる。 健全な精神は健全な身体無くしてはあり得ない。 
精神(心)は肉体が無ければ存在しないし、その肉体が弱っていたり、何かの病気に侵されていては精神は健全な状態を保てないだろう。 

その健康な身体の話だけど、私は24時間の連続勤務の仕事をしている。 基本的には朝仕事に出かけて行き、翌朝帰宅する勤務体制である。 
休憩が4時間、仮眠時間が4時間の8時間は稼働時間にならないので、1勤務24時間だが、実働時間は16時間なので、1勤務で2日稼働と言うことだ。 
しかし、実際には4時間の仮眠時間で本当に寝る事が出来ているのは1,2時間程度なので、睡眠不足であるのは当然である。 さらには、休憩時間と言いながら、職場での休憩だし、自分の家でくつろぐのとは全く違う。 
勤務明けの朝に帰宅して、食事を取り(ビールを飲んで寝る)睡眠を取るが、実際には日中に睡眠を取るのは難しい。 2,3時間寝るのがせいぜいで、当然だけど、その夜にしっかりと寝ても、翌朝でもまだ体調は万全とは言えない。  なので、実際には1勤務に対して最低でも2日間の休養は必須だろう。 しかし、今の体制や就業規則で決められている稼働時間、休日時間は完全に足りていない状態である。 
なので、この仕事をしている限りは有給休暇などで公休との組み合わせで3日程度の休養を取る日ぐらいが体調が良いと言う日は少ない。 
なので、今は特に体調管理に関しては用心しているし、出来る限り無理をしないで過ごすことが大切になる。 少なくとも、この仕事をしている間は、無理をする必要は無いし、するべきではないと思うのである。 
なので、私は筋トレもライフワークにしているが、昨日も明けの日でまだ筋肉も少し疲労感があったので、無理をする事もなく休養日とした。
今日は午後から仕事で夜は遅く帰宅するので、本来なら筋トレ日だけど、もちろん、帰宅したら風呂に入り、食事をして即寝るのである。 
明日は休みなので筋トレ日とするが、こうして、自己管理は自分でしっかりと計画をして、体力維持や体調管理を優先する生活が必要だろう。 特に高齢になるとより体調管理や体力維持に対する意識を高く持つことが大切だろう。 
自分の身体の健康に対する意識が高い人は、コロナに対する抵抗力も強くなるし、そもそも、普段から運動や健康維持に良い習慣を持っている人は、大きな病気もしないし、風邪やコロナなどの感染にも対抗できる身体を持てる。