思いがけない成り行きで竜宮伝説の地に行かせて頂いていましたが、約束を果たすために3日に宮城県の金華山に渡りました。金華山には3度目なのですが、女川から行くのは初めてでした。石巻線はまだ全線開通していませんので、少し遠回りで、古川 、小牛田経由で無人駅の浦宿へ。浦宿からタクシーで10分弱で女川港に着きました。
女川港近くは大震災で家々が流された地域です。横倒しのビルがまだそのまま残されていました。運転手さんの説明を聞かないとそこに家が建ち並んでいたと気がつかないと思います。
あれから3年、家の土台も見えない草むらになっていました。地震も津波も草叢もまた大自然の力です。ことばもありません。ただただ頭を下げることしかできませんでした。
金華山は震源地から近かったので震度8以上はあったということで島全体が1,5m沈下したままです。
私達を金華山に運ぶベガ号は大津波を潜り抜けてびくともしなかったという観光船ですが、金華山の目の前の海が、モーゼの海のように二つに割れて、海底に道が出来たそうです。
<黄金山神社と八大龍王社>
金華山の黄金山神社は今年の干支の巳年御縁年ということで、賑わっていました。日本五大弁才天の1社ですが、弁天様のお使いが蛇さんなので、12年に1度のご縁年です。
—明治期に建てられた神社は外見は全く無傷です!! 驚きました。石塔や参集殿の壁や浴場などは相当な被害だったようです。
<おどろき顔の木とお昼寝中の木>
さて金華山の竜宮から招かれた3日は金環日食があったそうですね! 先ほど検索して出会ったひなたさんのブログをご紹介しますね~、美しいです
竜宮の乙姫様も伝説通りお美しい方でした。お父様かもしれませんが、大きく白い珊瑚の柱のような男性と、お供の方が3人ご一緒にお出でになって下さいました!!
青島神社でお会いした方とよく似ておられて・・・髪飾りや華やかな衣装が無ければ同じ方ではないかと思います。
いろいろメッセージを頂きましたが、その場で書かないと風のように消えて、印象だけしか残っていません。よくわかったのは鵜戸神宮や青島でお預かりした竜宮の玉は、その瞬間にこの金華山の竜宮にもたらされ、つながっていたということでした。
人間界を経由するのはそれなりの意味があるのでしょうね。とりあえず何かのお役に立ててよかったです!
<金華山弁財天>
その後、不思議な夢を観ました。
神社の参集殿に泊めて頂いたのですが、当日は始発の新幹線でしたので、すこし疲れてお昼寝をしたのです。2時頃でした。
その寝入りばなに、乙姫様が竜宮の舞いを見せて下さったのです。そのお姿は先ほどと少し様子が変わっている。皆さんのお姿がまるで透けてしまって別人のように見えるのです。
これはどういうことなのか、何か気づかせようとされているような・・・
<ソンブレロ銀河のプレートに似ていました!>
ゆるやかに舞いながらやがて全体が見えて来ると、クリスタルような透明で巨大なプレートの上に乗っておられるのでした。
大勢の舞姫が宴を楽しんでおられるようにフワフワと風のように舞っている、、、かぐや姫のような方や乙姫の竜宮集団と思いますが、その中に大国主命もおられたような印象が残っています。
そのプレートのはるか下に青い地球が見えている・・・
ああ、もしかしたら竜宮のテンプレートが変わるということかな?
そう感じた瞬間、歓びがほとばしるように光が強まり、淡い金色の光に包まれてやがて消えてしまった。